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荒野 の商品レビュー

3.9

223件のお客様レビュー

  1. 5つ

    53

  2. 4つ

    85

  3. 3つ

    56

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    1

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2019/01/24

正慶さんも蓉子さんも、出てくる人みんな謎で、スッキリしない。 蓉子さんの息子はかっこよさそうだけど。 荒野のよさもイマイチわからなかった。

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2018/09/02

★2008年8月31日 65冊目 『荒野』桜庭一樹 読了 評価A 今日一日で、桜庭一樹の『荒野』は読み終わりそう。なかなか甘酸っぱい青春期を上手に描き出していて秀作だと思う。

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2017/12/30

こちらは、桜庭一樹さんの他の小説に比べるとたいへんきちんとして読みやすい、まっとうな小説。 だから、ちょっと物足りないかも…? 実は、荒野の目を通してみた、義母という女性のすさまじい「オンナ」の執念の小説ともいえますね。 私なら、息子をあそこで留学させないよな… というかそ...

こちらは、桜庭一樹さんの他の小説に比べるとたいへんきちんとして読みやすい、まっとうな小説。 だから、ちょっと物足りないかも…? 実は、荒野の目を通してみた、義母という女性のすさまじい「オンナ」の執念の小説ともいえますね。 私なら、息子をあそこで留学させないよな… というかそもそも再婚もしないな… その辺も、女の業を感じますね。

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2017/10/20

読了日2016/10 外は好天だけど、ひんやりした静か過ぎる我が家に閉じこもり 干しイチジク食べながら「荒野」完読 桜庭一樹さん、やっぱり好き。 13歳の少女が16歳の大人の女になる前までのお話。 あぁ〜こういう気持ちあったなとか、そっかあの頃私はそういう心境だったのかとか。 「...

読了日2016/10 外は好天だけど、ひんやりした静か過ぎる我が家に閉じこもり 干しイチジク食べながら「荒野」完読 桜庭一樹さん、やっぱり好き。 13歳の少女が16歳の大人の女になる前までのお話。 あぁ〜こういう気持ちあったなとか、そっかあの頃私はそういう心境だったのかとか。 「あぁ、もう2年生、3年生」と大人になるのを拒むように抵抗しながら1年1年過ごした時間。 懐かしく、心があったかくなりました。 いつの間にか社会人になって、 いつの間にか40歳(笑) 大人の時間の流れは、早すぎる。 私には、娘がいないので共感したり、娘を見て自分の少女時代を思い返したり出来ないのが残念。 桜庭一樹さんに少年側から見た男子バージョンも書いて欲しいなぁ〜 未知の世界。 息子にも思春期の数年、大事に大切に過ごしてもらいたいな。

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2017/07/12

自分の思春期を思い出してしまった。 全部が初めてだったあの新鮮な気持ちはもう人生で味わえないんだと思うと切なくなる。 あと主人公があの家庭環境であんなに純粋に育つってすごいと思う。根本的に周りの人から愛されててそれを素直に感じられる荒野の性格のせいなのかな、どうかこのまま荒野と...

自分の思春期を思い出してしまった。 全部が初めてだったあの新鮮な気持ちはもう人生で味わえないんだと思うと切なくなる。 あと主人公があの家庭環境であんなに純粋に育つってすごいと思う。根本的に周りの人から愛されててそれを素直に感じられる荒野の性格のせいなのかな、どうかこのまま荒野と悠也の関係は変わらずにいてほしい。

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2016/12/10

確か、中1の頃に1度読んだので、三年ぶりにこの本を今一度、と手に取りました。 私の身の回りに本を読む人がなかなかいないのですが、こうやって何年かぶりに同じ本を読み、初めて読んだ時と今との心境の変化、私の成長(退化かもしれない)を感じることができるのはとても貴重なことだよな、読まな...

確か、中1の頃に1度読んだので、三年ぶりにこの本を今一度、と手に取りました。 私の身の回りに本を読む人がなかなかいないのですが、こうやって何年かぶりに同じ本を読み、初めて読んだ時と今との心境の変化、私の成長(退化かもしれない)を感じることができるのはとても貴重なことだよな、読まない人たちは勿体無いな、と私はつくづく思います。そして、それが感じられるのは、桜庭一樹ならではの、今の私くらいの年頃の子達の、その過程を過ごさないと理解しがたい感情の揺れ、その小さな一つ一つがあるからこそなんじゃないかなあ…と、乳臭い小娘が思った次第です…。ようするに、最高なのです。よ!

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2016/10/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中学生の時のあの子供寄りの大人みたいななんとも言えない時期が詰まってた。荒野のまだよくわからないとちゃんと言えるところ素敵。淡く懐かしい気持ちになった。

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2016/02/21

ストーリー  ★★★★★ 甘酸っぱい度 ★★★★★ 青春の苦悩度 ★★★★★ 山野内荒野、12才、女の子。 完全なる子供でもなく、大人でもない。 恋、友情、大人になることとは? 大人への道程を歩き始めた少女の、思春期特有のもどかしさと悩ましさを、移り行く鎌倉の四季と共に、鮮や...

ストーリー  ★★★★★ 甘酸っぱい度 ★★★★★ 青春の苦悩度 ★★★★★ 山野内荒野、12才、女の子。 完全なる子供でもなく、大人でもない。 恋、友情、大人になることとは? 大人への道程を歩き始めた少女の、思春期特有のもどかしさと悩ましさを、移り行く鎌倉の四季と共に、鮮やかに描き出しています。 大人になってしまったら忘れてしまう、あの頃の葛藤や悩みを、少しだけ思い出させてくれる、青春小説でした。

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2015/12/23

世の元女の子達は共感できることが多い本ではないかと思う。原作そのままマンガに起こしたいくらい描写が映像的。コマ割りまで浮かんできそうだ。 おとなになりかけの頃のいたたまれなさのようなものが、言葉になっていてかつての自分と重ね合わせながら読んだ。 特に重大な事件が起こるわけでもな...

世の元女の子達は共感できることが多い本ではないかと思う。原作そのままマンガに起こしたいくらい描写が映像的。コマ割りまで浮かんできそうだ。 おとなになりかけの頃のいたたまれなさのようなものが、言葉になっていてかつての自分と重ね合わせながら読んだ。 特に重大な事件が起こるわけでもないが、鎌倉の主人公を取り巻く女たちの情念がひとつのテーマになっている気はする。 とりあえず、とてもいい読書の時間を過ごせた。 荒野ほどもてなかったけど、私は荒野に自分を重ね合わせた。人によって違うかも。 高校の頃、ひとりで友情を静かに読んでいた男子を思い出した。

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2015/12/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

青春です。さまざまなものが交差していき、だんだんと複雑になっていく少女の人生を生き生きと描かれています。個人的には第一章目の吊り橋効果のお話が好きです。

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