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グリーン・ノウの子どもたち の商品レビュー

4.3

25件のお客様レビュー

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2026/04/19

翻訳ものの児童小説っぽくない感じ。わりと最近、改訂されたから?昔の子供向けの話って、言葉づかいがおかしくてなんか違和感あったな。昔の子供たちとトーリーの交流がなんとも不思議。はっきり現れるわけじゃなく、幽霊みたいなわけでもなくて。ひいおばあさんにも話がわかるのも面白い。大抵、こう...

翻訳ものの児童小説っぽくない感じ。わりと最近、改訂されたから?昔の子供向けの話って、言葉づかいがおかしくてなんか違和感あったな。昔の子供たちとトーリーの交流がなんとも不思議。はっきり現れるわけじゃなく、幽霊みたいなわけでもなくて。ひいおばあさんにも話がわかるのも面白い。大抵、こういう話は大人は入れてもらえないのにね。

Posted byブクログ

2026/01/14

7歳のトーリーは、学校の休暇を過ごすためにひいおばあちゃんオールドノウ夫人の住むグリーン・ノア屋敷に向かっていた。トーリーのお母さんは亡くなり、お父さんの新しい奥さんとはうまく行っていない。 着いた日は大雨だった。屋敷の近くの川は溢れて屋敷へはボートで向かう。ボートから見た塔のあ...

7歳のトーリーは、学校の休暇を過ごすためにひいおばあちゃんオールドノウ夫人の住むグリーン・ノア屋敷に向かっていた。トーリーのお母さんは亡くなり、お父さんの新しい奥さんとはうまく行っていない。 着いた日は大雨だった。屋敷の近くの川は溢れて屋敷へはボートで向かう。ボートから見た塔のある屋敷はまるでノアの箱舟のようだった。 オールドノウ夫人は初対面のトーリーに「お帰りなさい」と言う。屋敷に飾られる木彫りの天使、花瓶の花、揺れる木馬、屋敷のミニチュア、部屋に入ってくる小鳥、腰の曲がったおばあちゃん。トーリーもここが自分の家のようだと感じる。 そしてトーリーは屋敷に自分たち以外の子供たちの気配を感じる。夜中に遊んでいるような木彫りのネズミ、植木で創られた動物たち、無くなっている餌、なにかを告げるように鳴く孔雀、勝手に揺れる木馬、笑い声、鏡の端に映る少年少女…。 オールドノウおばあちゃんはトーリーに、昔のグリーン・ノア屋敷のこと、そして四百年前に住んでいた三人の子供のことを話す。トーリーより年上の兄弟トービーとアレクサンダー、6歳のリネット。彼らはまだいるのだ。そしてグリーン・ノア屋敷には、当時の馬泥棒のかけた呪いが残っていたのだ。 === 教育出版国語教科書 6年生紹介本。かなり良い。 主人公トーリー少年は孤独なんだけど、屋敷に来たときから自分の居場所のように感じて、その安心感が読んでいてもホッとした。トーリーが暖炉の炎を気に入って「これ、ぼくたちのほのおですか?つまり、ぼくたちふたりの?」と聞いておばあちゃんから肯定されると「ここは、ぼくの家ですか?いくらかでも?」と一歩ずつ自分の居場所を確証していくこの距離の縮まった感じも良い。トーリーだけでなくオールドノウおばあちゃんも待ち望んでいた出会いだとわかる。 そこからは、屋敷のすべてが心地よい。屋敷周りの様子や過去の人々のエピソードではイングランドの地方の様子が浮かびます。 四百年前の子供たちは…まあつまり、その年齢で死んでいるわけですが、キリスト教考えというか「普段は天国にいて、たまに屋敷に遊びに来る」ってシステムのようです。 挿絵は作者の息子によるものだそうです。ちょっと堅い感じの絵ですがお話に合っていてこれも良い。良いものを読んだ。

Posted byブクログ

2024/09/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ずっと昔親に勧められて、なんとなく読まずに来た。 もう死んでしまった子供たちとの交流。しかしなかなかエンカウントには時間がかかるのであった。 おばあさんの温かさ、存在の頼もしさが、家族愛に飢えたトーリーにとって拠り所になっていくのがよかった。 ジプシーが悪人なところは正直時代を感じる。

Posted byブクログ

2024/01/30

図書館福袋その3。これは英国版座敷わらし?(゜゜;)ド派手なファンタジーではなく、どこか懐かしいファンタジー(*^-^*)このシリーズ、知ってはいたけれど読んだ事はなかった(--;)しかも図書館に全巻揃っていたとは…(;´д`)1巻を読んでしまったら、もう全巻を読まねばなるまい(...

図書館福袋その3。これは英国版座敷わらし?(゜゜;)ド派手なファンタジーではなく、どこか懐かしいファンタジー(*^-^*)このシリーズ、知ってはいたけれど読んだ事はなかった(--;)しかも図書館に全巻揃っていたとは…(;´д`)1巻を読んでしまったら、もう全巻を読まねばなるまい(^^;)実際にグリーン・ノウへ行けなくても、トーリーと一緒に物語の中へ(^^)

Posted byブクログ

2023/10/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

寄宿舎でさみしく暮らしていたトーリーが、田舎のお屋敷でひいおばあさんと暮らす。そこには代々庭師のボギスさんがいて、300年前にペストで亡くなった子どもたちの幽霊がいて… 少し冗長なところはあるけれど、魅力的な設定と、細やかで生き生きとした描写で、トーリーに自分を重ねて読むとワクワクする。

Posted byブクログ

2023/07/22

7歳の少年トーリーは、冬休みに、「グリーン・ノウ」という古い屋敷に暮らすひいおばあさんを訪ねる。孤独なトーリーは、不思議に満ちたグリーン・ノウを探検し、心優しいおばあさんや300年前にグリーン・ノウで生きた子どもたちと心を通わしていくうちに、次第に生きることの楽しさを感じていく。...

7歳の少年トーリーは、冬休みに、「グリーン・ノウ」という古い屋敷に暮らすひいおばあさんを訪ねる。孤独なトーリーは、不思議に満ちたグリーン・ノウを探検し、心優しいおばあさんや300年前にグリーン・ノウで生きた子どもたちと心を通わしていくうちに、次第に生きることの楽しさを感じていく。 グリーン・ノウを探検して、不思議なことに次々と出会っていくのが、子どもの心をくすぐるんだろうなあ。でも、ただ楽しいだけでなく、生きていくことの悲しみに、7歳ながらもふと気づいていくトーリーの姿を描いているところに、深みを感じさせられた。 例えばボギズが戦争で息子や孫を亡くしたことをポツリと語る場面や、「幽霊」であるグリーン・ノウの子どもたちが「死んだ」存在であることをトーリーが認識させられる場面など。 「もちろんトーリーでも、あの子たちが年もとらずに何世紀も生きているはずのないことは、知っていたにちがいない。だがトーリーは、そんなことは考えたことがなかったのだ。少年にとって、あの子たちは、とてもみぢかで、真実みがあり、この世にかけがえのないじぶんの家族だった。いまトーリーは、世界がおわってしまったような気がした。」(P121) だからこそ、トーリーの悲しみや寂しい気持ちをさりげなく受け止めてくれて、不思議も楽しさも分かち合ってくれるひいおばあちゃんが、トーリーにとってすごく大切な存在で、読んでいるうちに大好きになっていった。 「トーリーはなにもいわずに、おばあさんによりかかった。とてもいい気持ちだった。おばあさんはほんもので、たしかにそこにいて、トーリーの気持ちがよくわかってくれた。」(P150) 「幽霊の子どもたち」との交流や「グリーン・ノウ伝説」の逸話など、一見不思議で満ちた物語だけど、同時に人生の真実を描いていた素敵な作品だった。

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2023/02/05

ルーシー・M・ボストンさんの作品、小さい頃から題名は知っていたのにきちんと読んでいなくて読書会のテーマ本でようやく読むことが出来ました。ひいおばあさんの家(イギリスのいちばん古いお屋敷のひとつグリーン・ノウ)で冬休みを過ごすことになったトーリー。ひいおばあさんとトーリー、二人だけ...

ルーシー・M・ボストンさんの作品、小さい頃から題名は知っていたのにきちんと読んでいなくて読書会のテーマ本でようやく読むことが出来ました。ひいおばあさんの家(イギリスのいちばん古いお屋敷のひとつグリーン・ノウ)で冬休みを過ごすことになったトーリー。ひいおばあさんとトーリー、二人だけ。暖炉の上には、三人の子どもとふたりの女の人の家族の油絵がかかっている。それは、ずっとまえのオールドノウ家の人たちだった。トーリーがグリーン・ノウに住み慣れていくうちに次から次へと不思議な事が。もう、実際、存在しない人たちだけど、きっとおやしき中、家具とか、場所とか、至るところに魂が吹き込まれていて、その存在を信じる人だけが感じる事ができるんだろうなぁー。自分の中にもオールドノウ家の血が流れていることがトーリーの支えにもなっているんだなぁーと思いました。非現実だけど物語りにどんどん引き込まれていきました。続きも読んでみたいです。

Posted byブクログ

2025/05/22

寄宿学校冬休み、少年トーリーが曾祖母の屋敷で300年前の子供3人と友達になる。冒頭、洪水で先に進めずにタクシーからボートに乗換え屋敷に向かう描写が、非日常体験。何かが始まる予感でワクワクする。

Posted byブクログ

2021/07/15

大人になって読むといい。 イギリス、ヘミングフォードグレーの作者が住んでいたマナーハウスが舞台 子供のときに持てた創造力と自然がここまで伝わる本も珍しい。 美しく、哀しく、寂しさと温かさが感じられる物語の始まりになっている 2巻もまた期待!

Posted byブクログ

2021/01/11

この本は、私が小学生の頃に読みました。 昔のイギリスの田舎の様子が、当時の私にはうらやましくて、よくこの物語の様子を思い出しては素敵な国だなぁって空想にふけったものです。 お話もとても素敵で、テレビや映画のなかのファンタジーの世界とはまた違う、素朴なファンタジーの世界へといざなわ...

この本は、私が小学生の頃に読みました。 昔のイギリスの田舎の様子が、当時の私にはうらやましくて、よくこの物語の様子を思い出しては素敵な国だなぁって空想にふけったものです。 お話もとても素敵で、テレビや映画のなかのファンタジーの世界とはまた違う、素朴なファンタジーの世界へといざなわれたような感じがします。

Posted byブクログ