水滸伝(十九) の商品レビュー
脱力。 本当。それの一言。 走り切った。 梁山泊。 やりきった。梁山泊。 皆のものを讃えよ。 もう。なにも言うまい。 駆けろ!駆けろ!楊令!!!! あぁ、、、童貫まであと一歩、、、 あと一歩だった、、、、 19巻駆け抜けた。 いい男選手権。 ぶっちぎりの19冊...
脱力。 本当。それの一言。 走り切った。 梁山泊。 やりきった。梁山泊。 皆のものを讃えよ。 もう。なにも言うまい。 駆けろ!駆けろ!楊令!!!! あぁ、、、童貫まであと一歩、、、 あと一歩だった、、、、 19巻駆け抜けた。 いい男選手権。 ぶっちぎりの19冊でした。 最後の最後までみんないい男だった、、、、 あぁ。 虚無。 #水滸伝 #最終巻 #とうとう終わった #だめだ #もう #ギリギリまで読まないでとっておいた #とうとう読んだ #読み終わった #楊令伝に続くのが救い #楊令 #漢気を受け継いで走れ
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全19巻の最終巻。その全体の感想。 やっと読み終えました。 いや〜、長かったです。一年近くかかりました。 途中、他に寄り道したり、そもそも記憶力のない私にとって、余りにも人が多すぎ覚えられな為、何度も読み直してもわからず、最後はノートに記録を取りながら進めました。 しかしなが...
全19巻の最終巻。その全体の感想。 やっと読み終えました。 いや〜、長かったです。一年近くかかりました。 途中、他に寄り道したり、そもそも記憶力のない私にとって、余りにも人が多すぎ覚えられな為、何度も読み直してもわからず、最後はノートに記録を取りながら進めました。 しかしながら著者の北方さんの素晴らしさはその多くの人物一人一人にドラマを持たせ魅力的に描いている所です。 個人的には戦いより、戦いの合間などで発したふとした言葉が北方流でそれが楽しみでした。 ただ、男女のまぐわいに関してはこれも哲学的に述べていますが、ただのエロだろ?とツッコんでしまいますが。。。 この後、話は楊令伝、岳飛伝と引き継がれ楽しみは尽きません。
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「志」とはなんなのか? 「替天行道」とはなんなのか? 宋江は言った、それは「光」だと そして楊令はそれを信じて前に進むと決めた どが〜ん!!!(急な爆発音) これでもかと死にまくる『水滸伝』最終巻! 読みたくなかった! 「志」なんか捨てて生きてて欲しかった! 『楊...
「志」とはなんなのか? 「替天行道」とはなんなのか? 宋江は言った、それは「光」だと そして楊令はそれを信じて前に進むと決めた どが〜ん!!!(急な爆発音) これでもかと死にまくる『水滸伝』最終巻! 読みたくなかった! 「志」なんか捨てて生きてて欲しかった! 『楊令伝』なんていらんねん! 宋江から楊令への魂の受け渡しなんていらんいらん! 梁山泊大勝利!!でええやんか! ええやんか〜。゚(゚´Д`゚)゚。 ええやんか〜〜。゚(゚´Д`゚)゚。 はい、最後の一〇八星ぜんぜん違うじゃん!はもちろんこの人!! 梁山泊の好漢百八人中の序列第一位の好漢 天魁星の呼保義(こほうぎ)宋江です! 保義はあまり位の高くない役職で、呼保義は「あっしのことは小役人って呼んでくだせえ」って意味です まぁ謙遜してるってことなんだけど、自分で言うとなんかいやらしいw オリジナルでは見た目的にはかなり貧相ですが、義に厚く誰彼かまわず助けちゃうので、なんやかんやでみんなに好かれちゃいます そこに葛藤みたいなんもあって、なんで自分こんな人気者なの?って思い続けていて、オリジナルでもなかなか頭領になろうとしません もうぐだぐだ言うなや!と思います ここまではオリジナルも『北方水滸伝』も一緒なんです 最大の違いは、オリジナルの宋江はあくまでも「反乱」を起こしてるんですよ 世の中が乱れてるのは役人が好き勝手やってるのが悪い!そいつらを片っ端からやっつけて宋という国を立て直そう!というのがオリジナル宋江の掲げる「替天行道」なんですよね 加えてオリジナルの「替天行道」には「忠義双全」という言葉もくっついていて これは宋の皇帝に忠義を尽しますということで、実際オリジナルでは梁山泊は官軍に取り立てられて地方の反乱を討伐にいったりすんですよ 対して『北方水滸伝』は宋という国そのものを打ち倒して新しい国家を作ろうとしているわけです これはそう「革命」ですよね なので『北方水滸伝』には「忠義双全」って一切登場しません 「替天行道」ってまぁめちゃくちゃわかりやすくいうと「天に代わっておしおきよ!」ってことなんだけどオリジナル宋江と北方宋江では「天」の捉え方がぜんぜん違うのです よーし『楊令伝』だ! あ、王英さんの散り様…かなりかっこよかったです ありがとう北方謙三アニキ(´Д⊂ヽ
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ついに終わってしまった。 んが。これだけ頑張って読んで、最後があからさまにseason2に続く、みたいになってると、ちょっとヘコむんだよなぁ。個人的にはピシっと終わってほしかった。余韻がないのよなぁ。 と言ってもラストが全てって物語でもないので、最後まで熱くて良かったのよ。 戦争...
ついに終わってしまった。 んが。これだけ頑張って読んで、最後があからさまにseason2に続く、みたいになってると、ちょっとヘコむんだよなぁ。個人的にはピシっと終わってほしかった。余韻がないのよなぁ。 と言ってもラストが全てって物語でもないので、最後まで熱くて良かったのよ。 戦争で一番面倒な兵糧とか物資の問題を闇塩で片付けてるので、太平洋戦争みたいに飢えやら諸々不足して大変てのがなくて、ちゃんと戦えてたのが、戦争ものには大事なんかね。 とりあえず今回も登場の王英さんが光ってたよ!さらば青春。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1ヶ月強で水滸伝19巻を完走。我ながら暴走族。面白かった、小説を読んでこんなに泣いたのは初めてでした。 今回は最初に解説コーナー 読みながら憤りしか生まれてこない解説だった。最終巻なのに。この感想の最後に怒るのは嫌だったのでここで成仏させておく。イイオトコばかりの北方水滸伝は女の桃源郷だと。笑わせんな。よし。怒るのはこれでおわります! 感想 「呉用殿を好きでも、嫌いでもない。それは他の人でも同じです。そういうことは、考えないようにしているのですよ」と言う燕青に、好きだ、と思われたい。(ここにきてリアコ発動) 王家で育った史進と楊令の兄弟弟子の戦場でのやり取りが良かった。負けた楊令に喝を入れる史進。これでこそ漢よ!!! 恐怖を抑えて眠る童貫と星を見る宋江という対比に震えた。二人に性格診断してみてほしい。 「宋江は、星を見ていた。」この一文だけで胸がぎゅっとなる。星の下で自分の存在意義を、死んで行った同志たちを想う宋江。空のように高いその心がみんなには必要なのだから。 ここまではメモとりながら読めてたんですよ。 でももう居た堪れなくなって、静かな場所を求めて近所の公園へ。星が綺麗だった。 流花寨。 趙安まで惜しかった。流花寨はできた時からずっと苦しかったよね花栄。防壁が破られて、もう無理だと判断した花栄が出す「散れ」という合図。方々に散るっていう令ではあるけど、花栄が流花寨と共に散ることを決意した場面。流花寨を奪われるということは、命を奪われることと同じ。絶対にそうするって分かってた。秦明と同じことをするって。最期に弓を使う手を切り落とされても流れなかった花栄の執念。花は栄えど枯れなかった。 童貫との戦い、苦しかったね。どうしても呼吸を止めて読んでしまった。休む間も無く童貫がしつこく攻めてくるのが本当にしんどかった。将校たちも数多く死んで行ったけど、それぞれが戦い抜いたのを見届けられて良かった。王英!最期かっこよかったで!!! 梁山泊。 職人達が死んでいくのが本当に悲しかった。凌振、かっこよかったよぉぉ。泣 李雲も湯隆も戦わんと逃げてほしかった。 大大大好きな安道全も弟子達に託して…薛永とは絶対に良いペアになるって一巻で私確信してたの!その通りやったね。。。薛永が剣を振るう姿、かっこよかったよぉ。李逵。李逵。李逵が死ぬはずないと思ってた。武松と一緒に生き延びるって。泳がれへん水の中で怖かったやろうな。李逵。李逵が料理するところも人と上手くやれないところも石を割るところもずっとずっと見たかったよ。悲しすぎる。 呉用と宋江は梁山泊の一部だったから、もう死ぬしかないとは思っていた。 すぐに顔に出ちゃう呉用の嘘。ずっとずっとずーーーっと、文句を言われようが全てに目を配って戦い続けた呉用。裏で嫌われる呉用を見るのが辛くて目を背けてしまっていたなぁ。 そして、最期まで自分の弱さと向き合った宋江。それが強いんやけど。替天行道という志を楊令に受け継いで死んで行った宋江。 楊令と宋江の会話、何度でも読み直したい。最期まで宋江が宋江らしくて救われた。 二人の存在の素晴らしさは讃えきれない。 二人だけじゃない、百八人の豪傑たちが見せてくれた生き様と死に様がこの物語にはある。自分の中にも志を。豪傑のような生き方を。全う出来ずともその姿勢であり続けたい。 推しの生存率が高めで嬉しかった。 楊令伝、いくぞー!!!!!!!!
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続編ありきの終わり方。救いがあると言えばあるけれど、気になる伏線の回収がなくモヤモヤ感も。できれば楊令と直接関係ないエピソードはいったん完結してほしかったが…。まあそれはともかく、読む方も力が入りまくる最終決戦は、まるで壇ノ浦の戦いのよう。好漢たちの壮絶な死に様と、梁山泊岩山のラ...
続編ありきの終わり方。救いがあると言えばあるけれど、気になる伏線の回収がなくモヤモヤ感も。できれば楊令と直接関係ないエピソードはいったん完結してほしかったが…。まあそれはともかく、読む方も力が入りまくる最終決戦は、まるで壇ノ浦の戦いのよう。好漢たちの壮絶な死に様と、梁山泊岩山のラストシーンが頭から離れない。それまでの水滸伝のイメージを覆す、ハードボイルドな北方版も悪くなかった。いやむしろ本家を超える面白さと言ってもいいくらい。もっと早く読み終えていれば、今頃はチンギス・カンを追っていただろうに。
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2021.12.30 そうなったか〜。童貫の首は取れると思ってたのに…残念。。 梁山泊後、宋がどうなったのか気になるなぁ。 少しはマシになっていて欲しい。 北方謙三先生は生き様もだけど、死に様も描くのが上手かった。みんなそうだよなぁという死に様で、魯智深も李逵もとても印象に残った...
2021.12.30 そうなったか〜。童貫の首は取れると思ってたのに…残念。。 梁山泊後、宋がどうなったのか気になるなぁ。 少しはマシになっていて欲しい。 北方謙三先生は生き様もだけど、死に様も描くのが上手かった。みんなそうだよなぁという死に様で、魯智深も李逵もとても印象に残った。 ここまで熱く生きれるなら最高だなぁと思わせてくれる小説でした。 この長いストーリーは作家さんの腹の底の底まで見せる事になると思います。尊敬です。 ありがとうございました。
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4.3 ちょうど4ヶ月。活字初心者が仕事をしながら読み切った。今後の人生で、これほどまでに読みたくて仕方がなくなる作品に出会えるのだろうか。 俺が宗の民だったら、俺が梁山泊の兵士だったら、どんな感情だったのだろう。 実際に体験しているわけではなく、ただ連なる文字を読んでいるだ...
4.3 ちょうど4ヶ月。活字初心者が仕事をしながら読み切った。今後の人生で、これほどまでに読みたくて仕方がなくなる作品に出会えるのだろうか。 俺が宗の民だったら、俺が梁山泊の兵士だったら、どんな感情だったのだろう。 実際に体験しているわけではなく、ただ連なる文字を読んでいるだけなのにここまで心が動くとは、4ヶ月前の俺は全く想像していなかっただろう。
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遂に読み終えた。全19巻。 何が心を照らす光となるのか。 志、友、絆、伴侶、子ども、、、 そうやって言葉にしてしまえるほど 単純ではないのだが 自分にとっての光となるものを見つけ、 それを守り貫くために 懸命に生きた漢たちがいた。 梁山泊の中には、抜きん出て強い者もいるが、 泳...
遂に読み終えた。全19巻。 何が心を照らす光となるのか。 志、友、絆、伴侶、子ども、、、 そうやって言葉にしてしまえるほど 単純ではないのだが 自分にとっての光となるものを見つけ、 それを守り貫くために 懸命に生きた漢たちがいた。 梁山泊の中には、抜きん出て強い者もいるが、 泳ぎの得意な者、 筆跡を真似るのに長けた者、 名医、薬剤師、馬泥棒、 大砲作りに魅せられた者など 実に多様な人材が揃っていた。 梁山泊は如何なる者をも活かす場所であり それは私達の社会においても 参考にされるべき点だろう。 王進の住む子午山では、 自分たちは生かされているという意識のもと 晴耕雨読の丁寧な暮らしが為されていた。 時間に追われて生きる現代の私達にも こういったゆったりした一時が必要ではないか。 いろいろな場面で、こんなにも大きく心が揺さぶられる作品を読み終えることができて幸せだ。 物語は楊令伝へと続くが、今後ますます成長するであろう楊令を見る前に、自分自身を成長させたい。今よりも成長できたと思えたときに、楊令伝を読み始めることにしよう。
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もう15年も前になるだろうか、 わくわくしながら図書館で次の予約をしていた「水滸伝」を 借りて読むことが大きな愉しみのひとつだった それから数年前に 文庫で北方判「水滸伝」が出ていたので 全巻を揃えて、本棚に並べていた 二年ほど前から、ジムに行くようになって そのジムに自転車漕...
もう15年も前になるだろうか、 わくわくしながら図書館で次の予約をしていた「水滸伝」を 借りて読むことが大きな愉しみのひとつだった それから数年前に 文庫で北方判「水滸伝」が出ていたので 全巻を揃えて、本棚に並べていた 二年ほど前から、ジムに行くようになって そのジムに自転車漕ぎ(エアロバイクというそうな)が あった 背もたれがついている優れもので その背もたれのお陰で「読書」ができる。 そうです! 自転車を漕ぎながら、北方「水滸伝」を読む これは なかなかの爽快な時間です 数年前に買っていたこの「水滸伝」を こんな形で再読できるとは… はい 次は もちろん「楊令伝」が エアロバイクの御伴になります
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