水滸伝(十九) の商品レビュー
水滸伝遂に完結。 シリーズものは、つまらなくても読み出したらよっぽどのことがない限りは最後まで読むタイプなので、水滸伝に手を出すまで相当迷ったけれど読んでよかった。本当に面白かった。 とりあえず108人が作り上げた梁山泊は敗戦という形で幕を降ろす。 そしてその志は楊令の手にたくさ...
水滸伝遂に完結。 シリーズものは、つまらなくても読み出したらよっぽどのことがない限りは最後まで読むタイプなので、水滸伝に手を出すまで相当迷ったけれど読んでよかった。本当に面白かった。 とりあえず108人が作り上げた梁山泊は敗戦という形で幕を降ろす。 そしてその志は楊令の手にたくされる。 生き残ったもの達の行く末を楊令伝を通して最後まで見届けたい。
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- ネタバレ
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ついに水滸伝完結しました!最後は梁山泊が官軍の軍門にくだり、頭領の宋江や呉用も自決してしまいましたが、志は楊令や生き残った者へとしっかり受け継がれましたね。確かに楊令伝への布石はしっかりと描かれてました。早く楊令伝での楊令と童貫との対峙の続きを読みたくなってきました。 それにしても李逵が死んでしまったのが本当に残念です。
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いやー面白かった。主要登場人物がみんな敵も含めて、男くさくてカッコよくて。これをもって中国四大奇書『水滸伝』を読んだことには絶対ならないだろうけど(108星が一堂に会することはないし、妖しげな道術は一切出てこないし、宋江が本当にリーダーの器だし)、原典と北方水滸とどっちが素直に...
いやー面白かった。主要登場人物がみんな敵も含めて、男くさくてカッコよくて。これをもって中国四大奇書『水滸伝』を読んだことには絶対ならないだろうけど(108星が一堂に会することはないし、妖しげな道術は一切出てこないし、宋江が本当にリーダーの器だし)、原典と北方水滸とどっちが素直に楽しめるかと言えば、どうしても北方水滸を推さざるを得ません。
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北方水滸伝、遂に完結。 とは言っても、次に楊令伝があるのは既知なので きっかりこれで終わりとも思えませんが。 評価は19巻通して、星4かなと。 やはり北方さんの歴史大作というと三国志が立ちはだかります。 水滸伝は登場人物が多くなる分、淡白になるのは しょうがないのかなという気持...
北方水滸伝、遂に完結。 とは言っても、次に楊令伝があるのは既知なので きっかりこれで終わりとも思えませんが。 評価は19巻通して、星4かなと。 やはり北方さんの歴史大作というと三国志が立ちはだかります。 水滸伝は登場人物が多くなる分、淡白になるのは しょうがないのかなという気持ちはあります。 しかし、だからと言って星5つは違うな、と。 それでも十分に楽しませて頂きました。 楊令伝も続けて読みます。
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最後まで飽きさせない筆力! 北方さんは凄い。それどころか、「楊令伝」を読まずにはいられない気持ちにさせられている。 敗北は見たくないと思ってたけど、それぞれのキャラクターの死にざまを描くことで、それはあまり感じられないんだ。これが、北方作品を語る時の、滅びの美学ってやつかー、と納...
最後まで飽きさせない筆力! 北方さんは凄い。それどころか、「楊令伝」を読まずにはいられない気持ちにさせられている。 敗北は見たくないと思ってたけど、それぞれのキャラクターの死にざまを描くことで、それはあまり感じられないんだ。これが、北方作品を語る時の、滅びの美学ってやつかー、と納得でした。
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ついに読み終わってしまいました。 次は楊令伝ですが、その前に、もう一回1巻から読み返そうかな。 解説が、最終巻にしては軽いというか、品がない方で残念でした。
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長い長い漢達の物語ここに完結! 戦いもクライマックスで手に汗を握りした。またどこか惹かれ合っている燕靑と李師師が印象的でした。漸くしっかりとした輪郭が掴めた宋江と楊令に全てを持っていかれた感じがします。
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全19巻、足掛け6か月・電子書籍で読了。途中から原典を離れて(最初からか)完全な北方ワールドですが流石に読ませるものです。これだけ長いと単調な繰り返し、似たような思考パターンのキャラクターになりそうなところですが、飽きさせない。とはいえ登場人物紹介へのリンク機能は必須。
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1巻で「えっ!?」とのけぞってからこの最終巻まで、ずーっと魂を揺さぶられ続けました。 読み終えたのは4年前でそろそろ『楊令伝』を読むにあたり、また読み返したいなぁと思っているのですがなぜか躊躇してしまう自分がいます。 粗筋が分かっていながらも、またぐわんぐわんと魂を揺さぶられるの...
1巻で「えっ!?」とのけぞってからこの最終巻まで、ずーっと魂を揺さぶられ続けました。 読み終えたのは4年前でそろそろ『楊令伝』を読むにあたり、また読み返したいなぁと思っているのですがなぜか躊躇してしまう自分がいます。 粗筋が分かっていながらも、またぐわんぐわんと魂を揺さぶられるのが怖いのかもしれません。 2020.9.20再々読 『岳飛伝』を読むにあたって読み返しました。 梁山泊そのものと言える存在でありながら、今まで茫洋として掴み所のなかった宋江が強い光を放つ最終巻。 誰よりも弱いけど強いその姿に心を揺さぶられつつ、ここまで楽しませてもらった水滸伝の幕引きに例えようのない寂しさを感じました。
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やっと終わった。終わりではないが。。楊家将からはまってしまい、まだまだ続く。。。生涯のまっとうの仕方に憧れる。
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