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水滸伝(十九) 旌旗の章 集英社文庫
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水滸伝(十九) 旌旗の章 集英社文庫

北方謙三(著者)

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水滸伝(十九) 旌旗の章 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2008/04/17
JAN 9784087462821

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水滸伝(十九)

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商品レビュー

4.4

93件のお客様レビュー

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2026/09/01

終わった。 旅だったと思う。読書ではなく。 宋江と武松、それに李逵。彼らの旅路に同行していた。いろんな人との出会いと別れがあった。みんなそれぞれ事情を抱えていた。それでも生きたいと願っていた。宋江はそんな暗闇から抜け出せないでいる彼らの足元を照らす小さな光だったのではないか。 旅...

終わった。 旅だったと思う。読書ではなく。 宋江と武松、それに李逵。彼らの旅路に同行していた。いろんな人との出会いと別れがあった。みんなそれぞれ事情を抱えていた。それでも生きたいと願っていた。宋江はそんな暗闇から抜け出せないでいる彼らの足元を照らす小さな光だったのではないか。 旅は終わりを迎えた。『楊令伝』という次の旅が待っているけれど、一旦一休みしようと思う。 宋江と李逵を失った武松の気持ちが落ち着くまでは。

Posted by ブクログ

2026/08/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

童貫とのめまぐるしい最終決戦が面白い。 皆、よく戦った。最終的に負けることは薄々わかっていたが、希望を繋げたのはよかった。 全巻を通した感想 先にチンギス紀を読んでいたので比べてしまうが甲乙つけがたい。戦のスケールは小さいわりに多くの登場人物がいて複雑に絡み合い面白い反面、どこで仲間になっていつ死んだか分からなくなることもあり読むのは大変だった。 宋軍は圧倒的に強いが、政治が腐敗しており隙が多いこと、童貫があえて終盤まで動かなかったことで接戦に持ち込めた印象がある。 やはり楊礼伝も読むしかないな。 北方謙三作品を読むと活力が沸いてくる自分がいる。

Posted by ブクログ

2026/08/06

全19巻という長さに少し身構えていましたが、読み始めると梁山泊の男たちと一緒に戦っているような感覚になり、気付けば最後まで夢中で読み進めていました。 梁山泊に集う108人は決して正義の英雄ではなく、それぞれが過去や信念を背負いながら、自分なりの理想を貫こうともがいています。 だか...

全19巻という長さに少し身構えていましたが、読み始めると梁山泊の男たちと一緒に戦っているような感覚になり、気付けば最後まで夢中で読み進めていました。 梁山泊に集う108人は決して正義の英雄ではなく、それぞれが過去や信念を背負いながら、自分なりの理想を貫こうともがいています。 だからこそ、一人ひとりに感情移入してしまい、誰かが散るたびに、本当に仲間を失ったような喪失感がありました。 戦いや軍略の描写は圧巻ですが、それ以上に印象に残ったのは、人を信じることの難しさと、志を次の世代へ託していく姿でした。 登場人物が非常に多く、前半は人物関係を整理しながら読む必要があり、戦が続く巻では少し冗長に感じる場面もありましたが、読み終えて振り返ると、一番心に残っているのは戦いではなく、人が何のために生き、何を後世へ残そうとしたのかという生き様でした。 歴史小説というより、一人ひとりの人生を描いた群像劇として、これほど心を揺さぶられた作品はそう多くありません。 正義とは何か、志は誰のために受け継がれるのかを考えさせられる、圧倒的な熱量を持った大河小説でした。

Posted by ブクログ

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