街場の現代思想 の商品レビュー
メディア論ほどすんなり納得という訳にはいかなかったが、やはり著者の独自の切り口は面白い。 文化資本については、「一億総プチ文化資本家」には賛成。 私もそのために本を読んでいるのかも ■この本を知ったきっかけ 『街場のメディア論』で他にも街場シリーズがあると知って ■読もうと...
メディア論ほどすんなり納得という訳にはいかなかったが、やはり著者の独自の切り口は面白い。 文化資本については、「一億総プチ文化資本家」には賛成。 私もそのために本を読んでいるのかも ■この本を知ったきっかけ 『街場のメディア論』で他にも街場シリーズがあると知って ■読もうと思ったわけ 『街場のメディア論』がよかったので、読んでみた。 同時に『街場のアメリカ論』も購入。
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ホームズや明智小五郎は暇を持て余しているから殺人事件の犯人を推理したりする、って部分に笑った。 確かにそうだ。高等遊民だもんね。それに引き換え現代の推理小説の探偵役は、たいてい他の仕事との兼務だから大変ですね。 内田さんの本は勉強になるのは勿論、クスリとさせられるところがあるの...
ホームズや明智小五郎は暇を持て余しているから殺人事件の犯人を推理したりする、って部分に笑った。 確かにそうだ。高等遊民だもんね。それに引き換え現代の推理小説の探偵役は、たいてい他の仕事との兼務だから大変ですね。 内田さんの本は勉強になるのは勿論、クスリとさせられるところがあるのが良い。
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とてもすばらしい本です。 悩める現代人への処方箋のような。 分からなかったことってこれだったのか、とか、知りたかったんだよねそういえば、と思うようなことばかりです。 贈与について敬語について、をはじめとしてとっても面白い。人との関わり方についてが主となっているのかも思った。
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内田先生独特の切り口による人生相談。どこか力が抜けているのに、はっとさせられる新しい知見を提供してくれる。こんな風にリラックスして思考してみたい。
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教養とはどのような知識であるか。 それは、「自分の持っている知識」は「どのような知識であり、どのような知識ではないか」についての認識、自分自身の「知っていること」と「知らないこと」をざっと一望俯瞰する視点、ひとことで言えば、「自分の知識についての知識」である。 「教養」というの...
教養とはどのような知識であるか。 それは、「自分の持っている知識」は「どのような知識であり、どのような知識ではないか」についての認識、自分自身の「知っていること」と「知らないこと」をざっと一望俯瞰する視点、ひとことで言えば、「自分の知識についての知識」である。 「教養」というのは、「生」の知識や情報のことではない。そうではなくて、知識や情報を整序したり、統御したり、操作したりする「仕方」のことである。 内田樹かく語りき。
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思わず「うんうん」とうなってしまう内容でした。この著者の文章は大学入試にも結構使われているそうです。テンポや説明も明解で面白かったです。何より思わず「うんうん」とうならせる内容にスッキリ抜群です。時々出てくる大阪弁やツッコミもグイグイと引き込まれました。 http://mongy...
思わず「うんうん」とうなってしまう内容でした。この著者の文章は大学入試にも結構使われているそうです。テンポや説明も明解で面白かったです。何より思わず「うんうん」とうならせる内容にスッキリ抜群です。時々出てくる大阪弁やツッコミもグイグイと引き込まれました。 http://mongy60.blog14.fc2.com/blog-entry-20.html
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身につまされすぎる(笑) で、これの解説を読んでなるほどと思ったのですが、内田さんの著書を読む人は女子(アラサーあたりの)が多いんだろうなぁと。
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おもしろ!! 普段わたしたちが疑問に思うこと よく女性の話のネタになるくだらないこと 理論的に説明してくれてます。
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同じ人が集まる場所で、ふと他人に対する疎外感を感じたことはありませんか? 原因は多様でしょう。しかし文化の目線を向けると、意外にもわかることがあったりするのです。 文化資本。キーワードです。
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仕事で本についての討論があるので、 「内田樹さんの本にしよう」 ということだけ決めて、 「ひとりでは生きられないのも芸のうち」 を読んだ後に、これを読んでいる。 「文化資本」 これをキーワードに調べを進めたいと思っている。
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