街場の現代思想 の商品レビュー
日常のモヤモヤがスッキリ。でも、見ないようにしていたことを突きつけられてハッとすることも。 社会の荒波を生きる大人にオススメの本です。
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目鱗とはいかないが、ごもっともと言えるところが多々あり面白い。 文化資本、教養、結婚についての考え方は大いに同感できる。 また、仲間として、許容できる人間として、「ウチダが何を考えてるか知らないけど、まぁ、好きにしろよ」という人間についても、激しく同意できる。 最近、ものすご...
目鱗とはいかないが、ごもっともと言えるところが多々あり面白い。 文化資本、教養、結婚についての考え方は大いに同感できる。 また、仲間として、許容できる人間として、「ウチダが何を考えてるか知らないけど、まぁ、好きにしろよ」という人間についても、激しく同意できる。 最近、ものすごい勢いで本を出されてるみたいで、読むのに追いつかないが、楽しみがたくさん残ってると思って楽しみたい。
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全般:庶民的な悩みにたいして、学術的観点をいれつつ回答しているのが面白い。 本の前半:ブルデューの文化資本に関して。
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街場シリーズはアメリカ論がよかったのですが、これは△。 いろいろな所に載った文章をまとめた本。
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若い世代に向けて書かれたメッセージ。解説本のようである。第3章、街場の常識から現代、日本社会の常識を若者に向けに語っている。常識を説明するのは難しいと思うのだが、本書の内容はよくわかった。 ・敬語とは、素の自分をさらさないために、相手をかわすためにある。自分を守るために。 ・人...
若い世代に向けて書かれたメッセージ。解説本のようである。第3章、街場の常識から現代、日本社会の常識を若者に向けに語っている。常識を説明するのは難しいと思うのだが、本書の内容はよくわかった。 ・敬語とは、素の自分をさらさないために、相手をかわすためにある。自分を守るために。 ・人間が他の動物とのちがいには、墓を作ることだという。新しい見方である。 ・結婚という終わり無き不快。考えてしまう。 ・大学について、何のためにあるのか?必要ないかと考えてしまう。社会から求められているものを作らずに、存在意義はあるのか?学生に対するサービスというもの。 ・文化資本について考えること。持つものと、持たざるもの。階層が決まっている。それが、金がないためではなく、教養がないことに因を発し。気付いていないとは痛烈。 ・随分聞きなれない言い回しが出てくる。一昔前の教養人は、このような表現、常套句を用いたのだろう、自分の不勉強を感じるとともに、良書に触れなければならないことを感じた。 ・著者特有の言い回しがあるが受け継がれた思想の表現を変えたものである。 マジョリティ⇔マイノリティ
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相変わらずの筆致。今作に関しては、人生の色々な岐路に際しての悩み相談って感じで纏められてて、とっつきやすい内容になってた。平素から鍛えてるからこそ、こういう考え方が次々に浮かぶんだろうけど、なかなか望んで得られる能力じゃない。少しでも自分の血肉として吸収出来たらと思いながら、真摯...
相変わらずの筆致。今作に関しては、人生の色々な岐路に際しての悩み相談って感じで纏められてて、とっつきやすい内容になってた。平素から鍛えてるからこそ、こういう考え方が次々に浮かぶんだろうけど、なかなか望んで得られる能力じゃない。少しでも自分の血肉として吸収出来たらと思いながら、真摯な態度で向き合うのみす。
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全体にまとまりに欠ける。おそらく、引っ張りだこで、大学の仕事も忙しくて一定の質が保てなくなっていた時期にやっつけで出してしまったものでしょう。こちらより、街場の文体論を薦めます。
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http://staygold1979.blog.fc2.com/blog-entry-339.html
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これは面白いっ! いま最もホットな論客、 内田樹が 「お金って必要?」 「転職ってした方がいいの?」 「結婚できないワタシは負け組?」 等々の人生相談に 現代思想的(哲学的?)アプローチで迫っていく。 現在の幸福は未来の喪失感に担保される云々 哲学者独特...
これは面白いっ! いま最もホットな論客、 内田樹が 「お金って必要?」 「転職ってした方がいいの?」 「結婚できないワタシは負け組?」 等々の人生相談に 現代思想的(哲学的?)アプローチで迫っていく。 現在の幸福は未来の喪失感に担保される云々 哲学者独特の小難しい言い回しも、彼が用いると 鋭く華麗に、ストンと頭に入ってくる。 久々にたくさん折り目がついた本。 読後早速、彼の本をたくさん注文しちまったい。 文句なし!の星5つ。
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冒頭の、文化資本の獲得のお話で「ガーン!」と思ってしまった人間の一人です。内田先生のおっしゃることに対して、「むむ、たしかに‥」「そうなのかな?」などなど、色々なことを考えさせてくれる、頭をぐるぐる回転させてくれる一冊です。勝ち負けはわからないけれど、自分を馬鹿と自覚して、私は生...
冒頭の、文化資本の獲得のお話で「ガーン!」と思ってしまった人間の一人です。内田先生のおっしゃることに対して、「むむ、たしかに‥」「そうなのかな?」などなど、色々なことを考えさせてくれる、頭をぐるぐる回転させてくれる一冊です。勝ち負けはわからないけれど、自分を馬鹿と自覚して、私は生きていきます!
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