地球の長い午後 の商品レビュー
太陽が膨張しあらゆる環境が変化した未来。地球は巨大な植物や植物性の生き物に支配されている。 あらゆる動物達は絶滅し、人類も少数グループで原始的な生活を送っている。アミガサダケが人間の大脳だったという説に笑えた。 とても興味深い、変わった生き物(植物)がたくさん出てくる。
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#植物版モンハン。うわそれやりてー。とはいえ、ハンする人間の命はとても安く身長も1/5、装備はアミガサダケのキャップかイルカのマスクの2択ですけど! #ヒツボ、ツチスイドリ、ナマケニレ……魅力的なモンスターは枚挙に暇がないが、とくに火口の歌う怪物を中心とした食物連鎖とアシタカの...
#植物版モンハン。うわそれやりてー。とはいえ、ハンする人間の命はとても安く身長も1/5、装備はアミガサダケのキャップかイルカのマスクの2択ですけど! #ヒツボ、ツチスイドリ、ナマケニレ……魅力的なモンスターは枚挙に暇がないが、とくに火口の歌う怪物を中心とした食物連鎖とアシタカの渡り、あやとりのように月と地球をケーブルで結び往還する、ツナワタリのビジュアルイメージにはひたすら圧倒(蜘蛛と雲のダブルミーニングなのね)。中盤でぞんざいに明かされる人類進化の秘密もステキ。『暁星記』読もう! (2009/09/11)
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文明が崩壊し、巨大な動植物が支配する未来の地球。そこで生き延びている人類の子孫たちの摩訶不思議な放浪記。 目まぐるしく現れては消える登場人物や奇妙な動植物たちに混乱もするが、極彩色の地獄絵図を見ているような感覚に浸れる。
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地球が自転を止めた後の植物が支配した遥かな未来世界。イマジネーションの奔流で、細部は理解しづらく読み進むのも難解だけど、読後感は充実の名作。もっと早く読んでおけば良かった。確かにナウシカの原点の一つと言える。
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キャラがホイホイと死んで話からフェードアウトしていくので序盤は誰が主人公なのか見当がつかず斬新だった。完成された世界観で、新植物の性質にワクワクした。ピクミンに出てくる虫のように新しい生物が好きな人にとっては面白いと思う。ポンポン族の話し方が不快すぎてすべて読み飛ばした。
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何万年後かの地球。描かれてる動植物を想像すると、公園で飛び交う虫だったり、風に揺れる木の葉だったりが薄気味悪く思えてくる。そんな世界。アミガサなんかは画像見てから読むと胸が悪くなるくらいにリアル。ハイライトはポンポン達。ユーモアに満ちた名言多し。それも魅力。ジョークが理解できない...
何万年後かの地球。描かれてる動植物を想像すると、公園で飛び交う虫だったり、風に揺れる木の葉だったりが薄気味悪く思えてくる。そんな世界。アミガサなんかは画像見てから読むと胸が悪くなるくらいにリアル。ハイライトはポンポン達。ユーモアに満ちた名言多し。それも魅力。ジョークが理解できない人は面白くないと思います。
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20億年後の地球をめぐるSF。 植物が生態系の勝者になっていたり、地球の自転が止まったりと、とても作りこまれた世界観は凄い。 ただ物語は主人公(序盤の登場人物か主人公かと思いきや違ったし)様々な出来事に巻き込まれつつ地球を巡るので、わりと退屈。
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植物が地球を支配し、人間が絶滅寸前の世界。力が完全に逆転してるSFな世界観に興味があり読みましたが、残念ながら、私にはすこーし合わなかったようで、ストーリー全体としては、あまり楽しめませんでした。 ただ、地球の支配者として進化した植物&昆虫と人間の戦いは、迫力ある描写で読み応えのある場面だったので、この部分は躍動感があると感じました。
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おもしろい。本当に、ただほとばしる想像力を中心にぶるんぶるんと振り回されるような快感。ちょっと酔ったもの。 火山のなかで歌う謎の生物なんて、まるで映像のように浮かんでくるしその恐怖ったらなかったな。 アミガサダケも本当にきもい。
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難しかった! 生き延びることにエネルギーのほとんどを費やす生活だと、こんなにも知能が退化してしまうものなのか。 でもその退化も植物化(または植物の動物化)も、新しい進化への過程なのだと言う。太陽と地球が死にゆく今、地球に未来はないわけで、別の星へ飛び立つモノを生み出すための、進化...
難しかった! 生き延びることにエネルギーのほとんどを費やす生活だと、こんなにも知能が退化してしまうものなのか。 でもその退化も植物化(または植物の動物化)も、新しい進化への過程なのだと言う。太陽と地球が死にゆく今、地球に未来はないわけで、別の星へ飛び立つモノを生み出すための、進化。
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