地球の長い午後 の商品レビュー
地球は巨大植物が支配…
地球は巨大植物が支配する世界になってしまった。得たいの知れない凶暴な植物、いきいきと世界観を描写している。知識欲が旺盛なキノコに寄生された主人公が段々無知蒙昧から脱却するにしたがって、横暴になっていくような気がした。
文庫OFF
話が壮大すぎてよくわからなくて挫折しかけたけどなんとか読み切った。 途中で別れた同年代グループはどうなったのか、伏線が回収されないようなモヤモヤした読了感。
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私が読んだのは表紙変更後(2015年刊行)のハヤカワ文庫。植物が繁茂している美しいカバーで、勝手に静謐さを感じて穏やか〜な気分になっていました。(ホントに素敵な表紙) 読んでみたら大間違い。これは変わり果てた恐ろしい地球の姿だったらしい。 何億年も先の未来。自転が止まった地球は...
私が読んだのは表紙変更後(2015年刊行)のハヤカワ文庫。植物が繁茂している美しいカバーで、勝手に静謐さを感じて穏やか〜な気分になっていました。(ホントに素敵な表紙) 読んでみたら大間違い。これは変わり果てた恐ろしい地球の姿だったらしい。 何億年も先の未来。自転が止まった地球は、半分はずっと昼/半分はずっと夜の世界に。温室のように植物が蔓延る中で、人類はひっそりと隠れるように生き延びています。 存在している何種類かの人間はいずれも知能が退化しているのに対し、植物ときたら昆虫や獣のように進化して凶暴に暴れ回り、人間や他の生物を襲います。とにかく凄まじい状況。 なんといってもこの植物たち。伊藤典夫氏はその名前を訳すのに苦労したそうですが、名前・姿や特徴を想像するだけでも頭が痺れてくる。ここは読んでて楽しくて仕方なかったところ! そして、知性という強みが退化した人間の非力さ頼りなさったら。もうずーっと心細い。ずっと「この先どうなるんだろう…」が続きます。 私的に、こりゃー後半絶対盛り上がるっしょ!と期待してた部分がスルーでずっこけましたが、その分ラストの余韻は半端なかった。 どこだって、スキあらば芽を出し茂り覆い尽くす雑草なんて、これから見かけたらちょっと引いてしまいそうです。 岡田斗司夫氏は「本作はナウシカの元ネタの一つ」と語ってましたよ。へー!
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- ネタバレ
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地球の自転が止まり巨大な植物や人を襲う植物、動物が徘徊する世界。凄い想像力だな〜。本当にナウシカの世界のモトネタなのだろうか?SFとは言え世界があまりに違ってるし登場してくるキャラクターも独特で凄いですね(笑)主人公のグレンがもう少し素直だと読みやすかったかな〜。でもこの世界だとあの感じの方が良いのかな(笑)好きか嫌いかは別にして凄い作品ですね(笑)
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同じような話を読んだことのない話だった。 すごい話ではあったけど、登場人物に愛着を持てず、入り込めなかった。 人に支配されず、自分の意思で進みたいところだけ共感した。
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1962年刊行。 オールディスの長篇SF小説。 ヒューゴー賞受賞作。 舞台は現代から20億年後の地球。太陽の寿命が近づき、地球の自転は停止して地上は永遠の昼と夜に分かれた。 熱帯と化した昼の世界では、巨大な植物が地上を支配し、自走する肉食植物たちが跋扈する。人間たちは知能が退...
1962年刊行。 オールディスの長篇SF小説。 ヒューゴー賞受賞作。 舞台は現代から20億年後の地球。太陽の寿命が近づき、地球の自転は停止して地上は永遠の昼と夜に分かれた。 熱帯と化した昼の世界では、巨大な植物が地上を支配し、自走する肉食植物たちが跋扈する。人間たちは知能が退化し、少数の群れ(部族)を作って、植物たちに怯えながら細々と暮らしていた。 ある日、部族の大人たちは掟に従って、皆んな「頂点」からツナワタリ(蜘蛛のような巨大な植物)によって月に旅立つ。 部族は世代がわりし、10歳の少女であるトイが長となる。 部族の異端児である9歳の少年グレンは、トイに幾度も反抗したことで、部族を追放される。 故に、グレンは付いてきたポイリーと共に、植物に支配された世界をあてもなく放浪することになる。 ある場所で、グレンは高い知能を持つキノコ「アミガサダケ」に出会う。 アミガサダケはグレンに寄生する代償として、知恵を貸してくれるようになるのだが、、 上記が中盤までのあらすじ。 世界中で読まれる名作SFと称されるだけあり、その重厚な世界観、綿密な描写は素晴らしいと感じた。 ただ、人物の心景描写の癖が強く、状況が分かりにくい。主人公たちに感情移入するのが難しく、個人的には入り込めない作品だった。 はっきり言ってあまり面白くはなかった。 また、月に行ったリリヨーたちが、前半でかなり丁寧に振った割に、本筋とほとんど絡んでこず、そこは物足りなく感じた。 設定や世界観は素晴らしいが、あまり肌が合わない作品だった。
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植物が支配する未来の地球において細々とサバイブする人類たち。植物に寄生されて支配されていた方がそこから解き放たれた生物よりも理知的に見えるような行動をとる。それは自由意志の本当の意味とは何かや、知性の形態を考えさせられた。宇宙はエントロピーの増大によってより曖昧で区別がない世界に...
植物が支配する未来の地球において細々とサバイブする人類たち。植物に寄生されて支配されていた方がそこから解き放たれた生物よりも理知的に見えるような行動をとる。それは自由意志の本当の意味とは何かや、知性の形態を考えさせられた。宇宙はエントロピーの増大によってより曖昧で区別がない世界に向かうのと同じように、植物世界の生態系の分類も絡み合って区別がなくなってゆく様も印象的だった。
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奇怪な生物が蔓延る植物の王国と化した地球。終末世界で生き延びる人間達。 虚空に張った蜘蛛の巣は巨木を伝い、月へと伸びている。命を掴みとるには月を目指すしかない- 哲学的な表現や造語が速射砲のように襲いかかってくるので少々読みづらいが面白かった。
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太陽が膨張して、地球の自転も止まり 昼と夜が固定された未来の地球の話 殆どの生物が死滅し、文明も崩壊し、 植物が食物連鎖の頂点に立つ世界 いくつかの植物は、食虫植物ならぬ食肉生物 容赦なく獲物を襲ってきたり、 コウモリのように飛び回ったり、 うさぎのようにぴょんぴょんはね回る植...
太陽が膨張して、地球の自転も止まり 昼と夜が固定された未来の地球の話 殆どの生物が死滅し、文明も崩壊し、 植物が食物連鎖の頂点に立つ世界 いくつかの植物は、食虫植物ならぬ食肉生物 容赦なく獲物を襲ってきたり、 コウモリのように飛び回ったり、 うさぎのようにぴょんぴょんはね回る植物もいる 一番驚くのが、激しい宇宙線をものともせず 月まで飛んでいく植物もいる そんな世界で、僅かに残った人間の男子の冒険譚 色んな場所に行ったり、色んな種族と会ったり、 乱気流のような話だったけど、 着地地点は、すっーと纏まって終わった 色んな植物や生物をイメージ出来るかが この話を楽しめるかの一番の鍵かな
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初めて読むと思っていたが、読み進めるうちに2度目だと気づいた。 読みながら展開を思い出していたが、現代からは想像もつかない設定がやはり面白い。
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