論理と感性は相反しない の商品レビュー
自分のこと、なのよね? フィクションにしてたってさ。 自分を模索してるんだなってのはよく分かる。 でもそれをただ書けばいいってものじゃない。 って思っちゃう。 読んでてつまんなかったな。
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京都で手に入れたサイン本。 山崎ナオコーラの世界。 人間らしいようで人間らしくない。 もっと人間臭さが欲しい。
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山崎ナオコーラさんの小説は文章がストレートにはっきり 書かれているところがいいと思います。 かつら美容室別室も面白い作品だと思いました。 これからも期待しています。
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作品を読んでいて、「ちょっと苦手かもしれない」という感覚はあったのですが、あとがきでダメ押し。 う、うあ〜… 「文学」を書く人は、できれば自分語りをしないでほしい。 その語りすら文学なのであれば否定はしませんが、今回のはちょっと…、いや大分、文学からは離れたところにある...
作品を読んでいて、「ちょっと苦手かもしれない」という感覚はあったのですが、あとがきでダメ押し。 う、うあ〜… 「文学」を書く人は、できれば自分語りをしないでほしい。 その語りすら文学なのであれば否定はしませんが、今回のはちょっと…、いや大分、文学からは離れたところにあるように思います。 痛々しさがなくなれば、作者の求める「純粋な文学」に近づけるんじゃないでしょうか。
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初のナオコーラさん。 なかなか面白かったです。 話、話の結末がロマンチックだったりして。 アンチポデス。 初めて知ったこと、 自分の反対側の存在。 想像してみた、自分の裏側のこと。 ドキドキした。 あたしの反対側の人どんな人なんだろう?
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まず、ジャケットがいいよね。そしてタイトルもいいよね。コーラが好きだからナオコーラっていう名前もいいよね。 小説家のまゆみずさんは、きっとナオコーラさんの投影。松本さんとのお話が好きだった。 ときおりはさまれる、人の出てこないお話。これがなんか、寺山修司の詩のようだった。 ...
まず、ジャケットがいいよね。そしてタイトルもいいよね。コーラが好きだからナオコーラっていう名前もいいよね。 小説家のまゆみずさんは、きっとナオコーラさんの投影。松本さんとのお話が好きだった。 ときおりはさまれる、人の出てこないお話。これがなんか、寺山修司の詩のようだった。 なんか、あとがきもよかった。若さゆえのこの本への思い入れがぎっしりつまってる。 『私は自分のことを芸術家だと思っている。アーティストだと。 知識人になんてなるもんか。 論文書かない、小説書く。 でも、読む分には、説明文でも、なんでも読む。 どんなことだって、感じ取られる。 「論理と感性は相反しない」と本当に思っています。』
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ちょびっと納得。ちょびっと首をかしげる。 潔い言葉の飛び出し方はすき。しゅぱっって飛び出してくる。炭酸水みたい。 かんちゃんに似ているとこも感じる。 でもやっぱり疑い深くなっている。 自分の反対側にいる人とは一生会えない。おもしろい仕組み!とうなった。
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長い終わりが始まる から少しずつ読み始めた山崎さん。 この本は短編集みたいな感じ。 読みやすいから数時間で読めた。 彼女の作品を読んでて思うけど どこか偏った見方をするなーていつも思う。 小説だから自分のことを書いてるわけではもちろんないのだけれど 彼女の思いや考え方がストレ...
長い終わりが始まる から少しずつ読み始めた山崎さん。 この本は短編集みたいな感じ。 読みやすいから数時間で読めた。 彼女の作品を読んでて思うけど どこか偏った見方をするなーていつも思う。 小説だから自分のことを書いてるわけではもちろんないのだけれど 彼女の思いや考え方がストレートに伝わってくるのが 山崎さんの特徴だと思う。 ときどき表れる 登場人物の何気ない一言が けっこう好きだったりする。 いったんはまるとその人の作品ばっか読んでしまうので しばらく山崎さんの作品は読み続けると思う。
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書き下ろし。短編が収録されているのですが、あとがきも含めて、ああナオコーラさん、好きだなあってなります。あまり私は女性の作家さん読まないのです。でも彼女は好きです。「読んでくださるあなたが大好きです。」なんて書けちゃうのすごくね?すごいよね。大好きと言われて、読者としてイヤな気は...
書き下ろし。短編が収録されているのですが、あとがきも含めて、ああナオコーラさん、好きだなあってなります。あまり私は女性の作家さん読まないのです。でも彼女は好きです。「読んでくださるあなたが大好きです。」なんて書けちゃうのすごくね?すごいよね。大好きと言われて、読者としてイヤな気はしません。わたしも素直な人間なので。ひとつひとつの物語が、単純なハッピーエンドではないんだけど、だからと言って、終わりに希望がないわけじゃないのが、生きてるって感じがして、なんか好きだわ。読んでて気持ちいいわ。あと会話の自然なんだけど、不自然なリズムがたまんないわあ。
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「人のセックスを笑うな」をDVDで見て、活字でも読みたいって思って、わざわざ夜本屋に出かけたのに、売ってなかった…。あー!田舎は嫌だ。 だから、同じ作者の本が2冊あったので、惹かれた題名の方を買った。 すぅ、って読めちゃう本だった。短編集(と言っていいのかな?)だった...
「人のセックスを笑うな」をDVDで見て、活字でも読みたいって思って、わざわざ夜本屋に出かけたのに、売ってなかった…。あー!田舎は嫌だ。 だから、同じ作者の本が2冊あったので、惹かれた題名の方を買った。 すぅ、って読めちゃう本だった。短編集(と言っていいのかな?)だったので。 言葉は、自分の投げかけた意図とは、違うように受け取られることを、とりわけ肯定的にはとらえていない(というように私は受け取ったw)件について。 わたしは、だからいいのにって思っちゃうのは、感性の人間だからかと思った。 でもなんで「だからいい」のかって言ったら、自分の感覚なんて自分にしか理解できないんだから、言葉を介して、相手が似た感覚を感じて、それを心地よいものだって思ってくれたら、それは私の感覚とは違くても、わたしは嬉しいと思うからだ、っていう理由から来るもなのは「論理と感性は相反しない」意味合いに近しいものがあるんじゃないかって思った。勝手にw
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