論理と感性は相反しない の商品レビュー
図書館で借りて読了。 どこか繋がっている短編集。 現実から徐々に宙へとスライドしていく語り口が不思議。 文章は細切れで私にはうまく呼吸がつかめないのだけど、言いたいことは分かる。そういう表現がうまいと思う。 なるほど、論理と感性は相反しない。 小説家であること、というのが強く...
図書館で借りて読了。 どこか繋がっている短編集。 現実から徐々に宙へとスライドしていく語り口が不思議。 文章は細切れで私にはうまく呼吸がつかめないのだけど、言いたいことは分かる。そういう表現がうまいと思う。 なるほど、論理と感性は相反しない。 小説家であること、というのが強く出ている作品だと思った。 たまプラーザの描写ににやりとしつつ。
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論理と感性は相反しない、のかどうか、しばらく考えてみたけど、「相反しない」ことと「相容れる」ことが同義ではない、という結論に至った。
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なんかこの人の考えって斬新。 だって。個人で傘をさすのではなく県全土をまるごと覆うでかい傘があったなら、なんて考える? 日常に散りばめられた何かから芽が出て膨らんだ妄想、という印象を受ける文章がちらほら。 ナオコーラ&マユミズ方式でいけば、世の○○子さんは皆コーラ、××美さんは...
なんかこの人の考えって斬新。 だって。個人で傘をさすのではなく県全土をまるごと覆うでかい傘があったなら、なんて考える? 日常に散りばめられた何かから芽が出て膨らんだ妄想、という印象を受ける文章がちらほら。 ナオコーラ&マユミズ方式でいけば、世の○○子さんは皆コーラ、××美さんは皆ミズになるね 2010.04.20
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交錯してるものもの。 そこが味があった。 書き下ろし、この作者がでてるんだなあ。 と感じました。 やっぱり好きです。
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ほおー。ってかんじです。 ほんとにナオコーラさんが、自分の書きたいものを書いて 好きなように詰めてみました、というかんじ。 山崎ナオコーラさんの作品では、いつも科白の 言い回しが良いなと思います。 会話とか、メールとか、手紙とか、 それって結局屁理屈だよね?っていうことも、 素敵...
ほおー。ってかんじです。 ほんとにナオコーラさんが、自分の書きたいものを書いて 好きなように詰めてみました、というかんじ。 山崎ナオコーラさんの作品では、いつも科白の 言い回しが良いなと思います。 会話とか、メールとか、手紙とか、 それって結局屁理屈だよね?っていうことも、 素敵に言い切るのです。 神田川と真野の話が好きだなあ。 真野が、博識のくせに魚とか花の名前に疎くて なんでもかんでも「サワラ、サワラ」って言う ところ、ツボ(・ω・) 短編集なんだけど繋がっているようで 繋がってなかったり、あれ、これとこれは繋がってる? って思ったり、まあ、さらさら読めます。 ナオコーラさんを知るのに良い本と思います。
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これが私の代表作です、 なんて帯つけられちゃったら、 読まずにはいられないじゃない。 ナオコーラさんを想像しがら読みました。
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山崎ナオコーラさんの本は 友達と話している感覚になる。 言葉使いが身近で読みやすい。 蒲生さんが切ない。すごく切ない。 私もジャルジャル面白いと思います。
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現実っぽいのと非現実なのが入り混じってて、おもしろかった。 マユミズの一生が書かれている章がなぜか、暖かくて印象深い。
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リンクし合っている短編集。小説で遊ぶ、というそんな感じ。 山崎ナオコーラさん初めて読みました。言葉の選び方が潔くてかっこいい。感性をそのまま言葉にしている的な。 アンチポデスの話が印象的でした。自分のアンチポデスにちょっと思いを馳せてしまった。 もっとほかの作品も読んでみたいと感...
リンクし合っている短編集。小説で遊ぶ、というそんな感じ。 山崎ナオコーラさん初めて読みました。言葉の選び方が潔くてかっこいい。感性をそのまま言葉にしている的な。 アンチポデスの話が印象的でした。自分のアンチポデスにちょっと思いを馳せてしまった。 もっとほかの作品も読んでみたいと感じましたね。
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いろいろな視点で書かれている短編集 ふとした表現が独特なのだけれど、はっとする。 気持ちの表現が面白く、なぜか共感したりする これを読んで、只今ナオコーラさんの本を読み始めています
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