論理と感性は相反しない の商品レビュー
やーおもろかたー みーにとっては、なんか新しい感じで サクサクしてた。 ゆるいかんじやねんけど なんか深くて。 こーゆー感じ好きやわぁ
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今まで読んだナオコーラさんで一番好きかも。 あ、『人のセックスを笑うな』の次に好きかも。 短編ちっくなのが良かったのかなー。 楽しめました。 ちょっと私小説っぽかったですけど。
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作家の矢野マユミズの話。 フィクションであってノンフィクションのような感覚 アンチポデス(自分の反対側の存在)の話がおもしろかった。 日本のアンチポデスはブエノスアイレス。 ひとりが旅に出れば、もうひとりはその反対側へ用事ができる。 二人が出会うことは、永遠にない。 わたしのアン...
作家の矢野マユミズの話。 フィクションであってノンフィクションのような感覚 アンチポデス(自分の反対側の存在)の話がおもしろかった。 日本のアンチポデスはブエノスアイレス。 ひとりが旅に出れば、もうひとりはその反対側へ用事ができる。 二人が出会うことは、永遠にない。 わたしのアンチポデスは? ナオコーラ作品の中でも読みやすかった。
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山崎ナオコーラさんの作品読破したいな、の3冊目文体が、雰囲気が、登場人物が、すきではまってしまう。どの本も思うのは、出てくる女の子が「かわいい」というより「キュート」っていうのが合う感じだということ。短編のつながりも、それぞれのながさも、内容も、すごくいいなと思うのにそれをうまく...
山崎ナオコーラさんの作品読破したいな、の3冊目文体が、雰囲気が、登場人物が、すきではまってしまう。どの本も思うのは、出てくる女の子が「かわいい」というより「キュート」っていうのが合う感じだということ。短編のつながりも、それぞれのながさも、内容も、すごくいいなと思うのにそれをうまく書けないけど、「うまく伝えられないどうしよう」、「うまく伝えられない→すれちがう」っていうのを感じられる話だから、うまくよさを書けなくてもいいかなー 笑1番、ではないけどますますはまる1冊
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6/18 短編集だと思ったら、なんか全部なんだかんだ繋がっちゃってて一冊になってました。見たいな本。 あとがきで書き下ろしでやりたいようにやったとあるだけあって、お話の長さもかなり幅があるし、自由だった。 でも妙にひきつけられてしまった。 あとがきまで面白い。
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短編がたくさん でも物語の登場人物は作者の知っている人々なんじゃないかと思う 彼女が小説家としての意識をとても強くもっていることに驚く というか、小説家の内面をここまで素直に書いてあるのを見たことがなかったので驚きです これを読むと、ナオコーラさんの小説に対しての思いが...
短編がたくさん でも物語の登場人物は作者の知っている人々なんじゃないかと思う 彼女が小説家としての意識をとても強くもっていることに驚く というか、小説家の内面をここまで素直に書いてあるのを見たことがなかったので驚きです これを読むと、ナオコーラさんの小説に対しての思いが分かる 売れて欲しい。読んでくれる人大好き その姿勢素直すぎて、よい
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不思議な短編の詰まった一冊。書き下ろし。 何話か読んでそれぞれにリンクする部分があることに気が付いた。 山崎さんは人間を下の名前で書かない。 苗字で書く。 でも、不思議「神田川は思った」って書かれると、その人は男の人なような気がする。 小説家としての苦しみのような者がはしばし...
不思議な短編の詰まった一冊。書き下ろし。 何話か読んでそれぞれにリンクする部分があることに気が付いた。 山崎さんは人間を下の名前で書かない。 苗字で書く。 でも、不思議「神田川は思った」って書かれると、その人は男の人なような気がする。 小説家としての苦しみのような者がはしばしに感じられて、なんだか目の前が真っ暗になった。 あとがきを読んで、苦しい感じがさらに濃ゆーくなって「ううううう…」と思った。 お金のこと。 学歴のこと。 狭量なこと。 受験のこと。 でも、書きたい。 読んで欲しい、これは芸術だ。 そして、読んでくれる人が好き。 という、ポンと投げ出されたみたいな(多分)本音が、キラキラしながら小さく転がっていました。 こんな風に読んだら嫌いになんかなれません! 批判なんかできません! 頭のいいことは書けませんが、年齢の近い作家の方の本音から抽出して希釈したみたいな、のを読んでしまった! と思った。 切実すぎる。 胸が痛い。気のせいだ。 ずっとずっと書き続けられる場所にいられるといいなーと、すごく遠くから思いました。
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2009 5 6 初めて山崎ナオコーラさんの本を読んだ。 とっても独特な雰囲気のある文で、特に進化した傘の話で、 ずっと前から日常品の中で特に使う傘がずっと昔から形を変えずに進化をしてないのはなんでなんだろう・・・ 進化したらどうなるんだろうと思っていた分こんな進化もあるのか...
2009 5 6 初めて山崎ナオコーラさんの本を読んだ。 とっても独特な雰囲気のある文で、特に進化した傘の話で、 ずっと前から日常品の中で特に使う傘がずっと昔から形を変えずに進化をしてないのはなんでなんだろう・・・ 進化したらどうなるんだろうと思っていた分こんな進化もあるのかと感動した。
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豊島ミホさんの書評を読んで購入しました。 確かに、良い文章。 話の内容というよりも、一文一文がすごく良いです。 装丁もとてもスタイリッシュ!
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“山崎ナオコーラ”という著者名 代表作の“人のセックスを笑うな” とにかくパンチの効いたネーミングをするな〜という印象しかなかったで、とりあえず読んで見ようと思って手にした 短編集だがそれぞれ繋がっている部分も多い 作中に出てくる作家“矢野マユミズ”は水依存症の矢野真由美が...
“山崎ナオコーラ”という著者名 代表作の“人のセックスを笑うな” とにかくパンチの効いたネーミングをするな〜という印象しかなかったで、とりあえず読んで見ようと思って手にした 短編集だがそれぞれ繋がっている部分も多い 作中に出てくる作家“矢野マユミズ”は水依存症の矢野真由美がペンネームにミズを取り入れているのだが これそのままナオコーラさんを投影させているのではと思わせるキャラで (あとがきの冒頭に確信犯的にフィクションと明記してある点をみても)全体として私小説かエッセイに感じるような作品 小説でノビノビ遊んでるな〜という部分が読んでいて楽しめ あとがきも少しいじれば本編の一つに入れてもおかしくないと思えるほど徹底していた それゆえ自意識が出まくっていて、受けつけない読者もいるのかもしれない どれも良かったが、なかでも6ページの超短編「架空のバンドバイオグラフィー」で一番笑った
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