とっても不幸な幸運 の商品レビュー
最近まで、長時間を電車で過ごすことが多かったので この短編集はちょうどよかった。 新宿のとあるマニアックな酒場を舞台に、 いろんな人が持ちこむトラブルを、店長が解決する話。 設定はちょっとマンガチックで、 とりたてて難しいことも何にもなく。 「しゃばけ」の畠中さんの作品は知って...
最近まで、長時間を電車で過ごすことが多かったので この短編集はちょうどよかった。 新宿のとあるマニアックな酒場を舞台に、 いろんな人が持ちこむトラブルを、店長が解決する話。 設定はちょっとマンガチックで、 とりたてて難しいことも何にもなく。 「しゃばけ」の畠中さんの作品は知っていて その方の現代小説ということで期待していたのですが 可もなく不可もなく、というところでしょうか。 こういう短編集って、たくさんありますが みんな、似たような設定→展開になるのはどうしてか。 でも読みやすいから、つい読んでしまいます。
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100均で売られている「とっても不幸な幸運」という名の缶詰をめぐる連作短編集。 舞台は新宿の酒場、ちょっとひねくれものだけど愛情あふれるマスターと、常連客たちが推理していく。 こころあたたまる展開。
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こういう酒場の馴染み客になりたい!畠中恵な時代小説しか読んだことはなかったけど、現代ものでも面白かったです。
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不思議な缶を中心にした連作短編集。どきどきはらはら最後にキュン!みたいなかんじですごく好きでした。畠中さんの小説初めて読んだけど読ませ方すごくうまいな~~って感動します。
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「不幸」も「幸運」もどちらもすぐそばにあって、 片方だけ転がってるんじゃないんだ。 http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-212.html
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酒場のお客さんたちの仲の良さが素敵。でも落ちはだいたい予想できたかな。いろんな人間、いろんな人生、ぜんぶぜんぶ楽しそう。
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『しゃばけ』シリーズの現代版はちょっとおかしな解釈かもしれませんが・・・。ストーリーの組立は同じ?って思いました。脇を固める登場人物の存在感、洞察力。最後にストンと気持ちよくおちる結末。それなりのスピード感で楽しめる1冊でした。
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不思議ー!なんか自分が観客席にいて、『酒場』のお芝居を見ている感覚だった。 これ、まんま舞台に出来そう。 バーの内装とか、配置とか、この役はあの俳優さんが合うかもとか、勝手に自分でイメージしながら読んでいた。 知ってる場所が多く出てきたので、この作品に入りやすかった。 サラッと...
不思議ー!なんか自分が観客席にいて、『酒場』のお芝居を見ている感覚だった。 これ、まんま舞台に出来そう。 バーの内装とか、配置とか、この役はあの俳優さんが合うかもとか、勝手に自分でイメージしながら読んでいた。 知ってる場所が多く出てきたので、この作品に入りやすかった。 サラッと読めて、最後に ほんわか温かくなる。 ************************************************************ 【内容情報】(「BOOK」データベースより) ちょっとひねくれているけれど、料理自慢で世界好き店長のいる酒場。クセモノ常連客が集うこの店に、いわくつきの「とっても不幸な幸運」という名の缶が持ち込まれた。缶の中から現れたのは、不思議な幻影やベートーベンの曲や、昔の知り合いの姿…。いったいどんな意味が?そして缶を開けた人間にもたらされたのは「災い」?それとも「幸せ」?じんわり温かく、そしてほんのり切ないファンタジーミステリー。
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これまで続けて読んでいる畠中さん作品の初の「現代物(?)」です。 100円ショップで売っている「とっても不幸な幸運」という名の缶。 中に何が入っているのかは、本人にも開けてみるまでわかりません。 その缶の噂を知りつつも、不安と期待が入り混じった気持ちで買わずにはいられない「酒場」...
これまで続けて読んでいる畠中さん作品の初の「現代物(?)」です。 100円ショップで売っている「とっても不幸な幸運」という名の缶。 中に何が入っているのかは、本人にも開けてみるまでわかりません。 その缶の噂を知りつつも、不安と期待が入り混じった気持ちで買わずにはいられない「酒場」の常連たち。 私もいつか「酒場」の常連になりたいな。
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・人生に疲れたひねくれものの少年 が ・偶然出会う儚げな女の子 となんやかんやするお話かと思った。 背表紙はちゃんと読もうと思った。すんません。 大人達の青春。彼らくらい人生語れるようになりたいものです。
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