とっても不幸な幸運 の商品レビュー
畠中氏の本は「しゃばけ」シリーズだけしか読んでいなかったが、現代版摩訶不思議話もやっぱりほんわかとしていていいな、と思う。 この本を開くのは「とっても不幸な幸福」が詰まった缶を開けるのと同じだ。 その先が果たして幸福なのか、開けてみないことには判らない。 私の目の前にそれが...
畠中氏の本は「しゃばけ」シリーズだけしか読んでいなかったが、現代版摩訶不思議話もやっぱりほんわかとしていていいな、と思う。 この本を開くのは「とっても不幸な幸福」が詰まった缶を開けるのと同じだ。 その先が果たして幸福なのか、開けてみないことには判らない。 私の目の前にそれがあったのなら… さて、幸せについて少し語ってみるか。 大きな不幸を体感したことのない人は 大きな幸福を感じることがない。 しかし不幸の大きさというは 人によって全く違う。 自分にとって大きな不幸でも他者からはそう見えなかったり、自分ではたいしたことのないことと思っていても、人からものすごく同情されたり… 幸福も同じ。
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前記録、「タルト・タタンの夢/近藤史恵著」で思い出したこの本! 新宿駅東口近くにひっそりとある「酒場」には謎多きひねくれ者の店長がいて、一見さん御免。 でも実は料理自慢で、世話好きな店。 そんなある日、不思議な缶が持ち込まれ、店長や常連客にとんでもない事を巻き起こします。 本当...
前記録、「タルト・タタンの夢/近藤史恵著」で思い出したこの本! 新宿駅東口近くにひっそりとある「酒場」には謎多きひねくれ者の店長がいて、一見さん御免。 でも実は料理自慢で、世話好きな店。 そんなある日、不思議な缶が持ち込まれ、店長や常連客にとんでもない事を巻き起こします。 本当に「不幸」なのか、本当は「幸運」なのか、、、でもちょっとイイ、ファンタジック・ミステリー。
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新宿にある「酒場」という名前の酒場を舞台に、常連の客達が繰り広げる6話。 最後の話以外は、「とっても不幸な幸運」という名の缶を開けてしまうところから始まり、缶を開けた人物に災いと幸せがもたらされます。 読み始めでは、連作としての面白さはあるものの、単調になってしまうのでは...
新宿にある「酒場」という名前の酒場を舞台に、常連の客達が繰り広げる6話。 最後の話以外は、「とっても不幸な幸運」という名の缶を開けてしまうところから始まり、缶を開けた人物に災いと幸せがもたらされます。 読み始めでは、連作としての面白さはあるものの、単調になってしまうのでは・・・?という危惧がありましたが、その缶を開けた人物の人生と重ね合わせて展開していく物語は、決して単調になることはなく、また、登場する常連客達が一筋縄ではいかない曲者揃いなところも、面白さを倍増しています。 畠中さんというと「しゃばけ」シリーズが有名ですが、現代ものにも注目です!
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新宿に古くからある、「酒場」。「とっても不幸な幸運」という缶を開けると、幻影が見えて、それがいつも予想外の展開を巻き起こす。 畠中恵さんの現代小説は初めて読みましたが、時代小説と同じく、「なぞが解明された後の、ほんのりとキモチが温まるような感じ」は健在です。
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しゃばけシリーズにすっかりはまって、文庫化されているものは読んでしまい、早く他のもおりてこないかなぁ〜と思っていたら、たまたま本屋さんでみかけたこちら・・ 畠中作品で、私が読む初めての現代モノです。 しゃばけシリーズの主人公、身体の弱い若旦那とあやかしの物語もそーとー面白かったけ...
しゃばけシリーズにすっかりはまって、文庫化されているものは読んでしまい、早く他のもおりてこないかなぁ〜と思っていたら、たまたま本屋さんでみかけたこちら・・ 畠中作品で、私が読む初めての現代モノです。 しゃばけシリーズの主人公、身体の弱い若旦那とあやかしの物語もそーとー面白かったけど、こちらの屈強で喧嘩っ早い”酒場”と云う名の酒場の店長もそーとー魅力的です。 病弱も、あやかしも出てきません^_^; 物語は、100均で買った奇妙な缶:とっても不幸な幸運をもたらす缶を空けることによってもたらせられる奇妙なお話の連作です。 この不運な幸運ってのがなかなか、代価のようで面白い・・ みんな不運に辟易としている筈なのに、何故かまた持ち込まれる缶・・・ 私も見つけたら買うかな? 私の幸運への代価となる不運ってどんなものだろう・・もたらせられる幸運より興味があるのは何故だろう(笑)
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しゃばけシリーズの著者による現代物。とっても不幸な幸運という缶を開けることによって起こる短編集です。 「酒場」のお酒や料理がとにかく美味しそう!常連になれる女性は少ないというのが残念だけれども、ぜひ賭けに参加しながらつまみたいものです。登場人物もクセある人ばかりで飽きずに読めまし...
しゃばけシリーズの著者による現代物。とっても不幸な幸運という缶を開けることによって起こる短編集です。 「酒場」のお酒や料理がとにかく美味しそう!常連になれる女性は少ないというのが残念だけれども、ぜひ賭けに参加しながらつまみたいものです。登場人物もクセある人ばかりで飽きずに読めました。
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