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インディゴの夜 の商品レビュー

3.5

148件のお客様レビュー

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2023/12/24

続刊同様に (読む順番間違えた) 気軽に読める雰囲気と内容。ホスト達のスタイルやらスタンスやらが、ズレているのかスレているのか私には解からないのだけど。

Posted byブクログ

2023/04/26

軽〜く読める推理小説。 平成感が強くて、懐かしい気持ちになりました。 一人一人のキャラクターが濃いし、登場人物の源氏名が個性的だから、名前を覚えるのが苦手が私でも楽しめました笑

Posted byブクログ

2022/08/28

とあるホストクラブを舞台にした事件もの。 文体もすっきりしており、話に飽きがこない。 今現在、底抜けに暗い気分なので正しいレビューではないかもしれないが

Posted byブクログ

2022/05/21

久しぶりの再読。 初読は単行本で読んだが今回は文庫の方で。 単行本の初版が2005年なので15年も前の作品なので時折時代を感じる部分もあるが内容は変わらず面白い。 私にとっての初加藤作品は確かこの作品だった。 『クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれる...

久しぶりの再読。 初読は単行本で読んだが今回は文庫の方で。 単行本の初版が2005年なので15年も前の作品なので時折時代を感じる部分もあるが内容は変わらず面白い。 私にとっての初加藤作品は確かこの作品だった。 『クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれるホストクラブがあればいいのに』 という、主人公・高原晶の何気ない一言から相棒・塩谷馨と経営することになった<club indigo>は、ホストもスタッフも個性派揃い。 そのindligoのメンバーたちが様々な事件に遭遇したり応援を頼まれる度にホスト探偵団を結成し奔走し解決へと導く内容だ。 こう書くととてもコミカルでユーモア満載のドタバタミステリーっぽいが、改めて読み返してみると結構ハードボイルドしている。 文体は軽快だし時折挟まれるユーモアも楽しいのでテンポよく読めるのだが、苦い結末の話も混ざっていた。 当時はあまり注目されていなかった『多様性』という言葉ぴったりな作品だなと思う。 何しろ『客の顔と名前を覚えられない』というホストとして致命的な欠陥を持っているジョン太が店ナンバーワンになれるくらいだし、他にも2メートルの巨漢キックボクサーだの元ナンパ師だのお笑い芸人風の見た目だの様々なホストがいる。 源氏名も犬マンとかDJ本気(マジ)とか山田ハンサムとかふざけた名前がずらりと並ぶ。 だが晶も塩谷も、表向きオーナーで教育係の憂夜も彼らのことを否定しない。 憂夜に至っては全くの謎の人物(塩谷は知っているらしい)がなぜか晶は素性や過去について突っ込むことが出来ず、それはそれで受け入れている。 晶や塩谷はindigoの繁盛により十分すぎる収入を得ているにも関わらず、表稼業である出版業だったりライターとしての仕事は辞められない。 一方で歌舞伎町のトップホスト・空也のような王道ホストや50過ぎた男で柔道技が得意ななぎさママのようないかにもな人たちもいる。 人間の数だけ様々な考え方や価値観、生き方があって、それを否定されることなく堂々と生きている姿が描かれている。 だがそれは別の誰かを否定したり傷つけたりしないということが大前提であって、それが起きた時は晶は容赦しない。でも助けを求められれば『話を聞いてやってもいい』と言いつつ必死で奔走する。 日頃上から目線でガラの悪い塩谷ですらそうなのだ。 小5の生意気でおませすぎる女の子も裏を返せば必死に闘っていたし、ホスト達も出版業界の人たちもそうだった。懸命に頑張っている人たちを応援するのがホスト探偵団という位置づけだろうか。

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2021/09/27

各話ハラハラする練られたストーリーで、没入感が凄い。気がついたら最後のページという感じ。個人的に大満足な作品でした!

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2021/05/25

読み終わった率直な感想は、「まあまあかなぁ」だったんだけど、巻末の荻原さんの書評を読むと「あ、やっぱりこの小説好きだったかも」と思ってしまった。単純ですみません。私が読み流していた魅力に気づかせてくれたというか。他の作品も読んでみようと思います

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2021/03/19

4つの短編からなる渋谷青春ストーリー。 世界観としては石田衣良さんのIWGPシリーズに似ています。 夜の渋谷事情。 4つのストーリーは全てお金がらみの事件。 金が絡むと人間ダメになる。 うまい話なんてこの世にないんですよね... ライトで読みやすかったです。

Posted byブクログ

2020/08/04

舞台がホストクラブっていうのは新しく、出てくるキャラが個性的でおもしろい。 でも商売柄どうしても夜の街関連の出来事が多くて、ナンパ、風俗、お酒、暴力・・・みたいなのが苦手な私にはちょっと辛いものがあり、後半ななめ読み。 (区長の娘の話にはげんなり) ミステリーといえども本格的なも...

舞台がホストクラブっていうのは新しく、出てくるキャラが個性的でおもしろい。 でも商売柄どうしても夜の街関連の出来事が多くて、ナンパ、風俗、お酒、暴力・・・みたいなのが苦手な私にはちょっと辛いものがあり、後半ななめ読み。 (区長の娘の話にはげんなり) ミステリーといえども本格的なものではないので、お気楽な感じで読める。 昼ドラになったようで、うなづける。

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2019/06/14

キャラがとても魅力的。某謎解き小説より私は断然好き。でもやっぱり軽いのでミステリーよりライトノベル感覚かな。以前ドラマになっていたけれど、確かに短編集なので一話完結の連続ドラマには合いそうだと思った。キャラを楽しめれば勝ちなのか、人間ドラマとしては残念ながら私は彼らの生き方に共感...

キャラがとても魅力的。某謎解き小説より私は断然好き。でもやっぱり軽いのでミステリーよりライトノベル感覚かな。以前ドラマになっていたけれど、確かに短編集なので一話完結の連続ドラマには合いそうだと思った。キャラを楽しめれば勝ちなのか、人間ドラマとしては残念ながら私は彼らの生き方に共感できない分のめり込みにくかった。購入して読んでいたら続きを買ってはいないだろう。図書館で借りることができたのでもう1~2冊は読んでみようかと思っている。

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2018/10/11

ちょっと変わったホストクラブ「club indigo」のオーナー晶と同じくオーナーの塩谷、マネージャーの憂夜、ホストクラブの面々にオカマのママやら、正統派ホストやらが加わり、事件を解決するため街を駆ける。10年以上前に読んだことがあるが、流石に覚えていなかった。ただ、ドラマが面白...

ちょっと変わったホストクラブ「club indigo」のオーナー晶と同じくオーナーの塩谷、マネージャーの憂夜、ホストクラブの面々にオカマのママやら、正統派ホストやらが加わり、事件を解決するため街を駆ける。10年以上前に読んだことがあるが、流石に覚えていなかった。ただ、ドラマが面白かったので、憂夜さんは覚えていたという。今思えば再現度高かったかも。 晶の、こざっぱりとして切れるのに、天然なところが素敵である。憂夜さん、何でカンフー?そして伝説って?次巻を楽しみに待つ。

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