九つの、物語 の商品レビュー
短編集かと思っていたら、つながっていました。こういう本があるから、お兄ちゃんがいるっていうといいなあって言われるんだよな〜笑 でもいい話でした。
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橋本 紡さんの作品はこれが初めてでした。 私はとても好きになりました。 主人公、ゆきなの人に対する冷静な観察力が少しうらやましい。 お兄ちゃんの料理にも注目したいところ。 話の内容はもちろん、とても良かったです。
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久々に「見つけたぞ!!」と思ったぞ。ラノベ出身ってことで敬遠してましたけどね。いや、すんません。いいです、はい。大学生のゆきなのところへ二年前に死んだはずの兄が戻ってくる。そして兄とゆきなの不思議な生活が始まる。ゆきなも兄も恋をする。不器用な恋と哀しい恋。けれど、そんな不思議だけ...
久々に「見つけたぞ!!」と思ったぞ。ラノベ出身ってことで敬遠してましたけどね。いや、すんません。いいです、はい。大学生のゆきなのところへ二年前に死んだはずの兄が戻ってくる。そして兄とゆきなの不思議な生活が始まる。ゆきなも兄も恋をする。不器用な恋と哀しい恋。けれど、そんな不思議だけれど居心地のいい生活も長くは続かない。その理由は…九つの物語は、兄が集めていた古い九つの小説とともに語られる。ゆっくりとゆっくりと読んだ。読み終わるのがもったいなくて。ゆきなはどうなるんだろう、兄はどうなるんだろう。幸せになってほしい。そう心から祈った。橋本紡 他の本も読まねばなるまいの。
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◇キーワード 舞台:現代 人物:兄妹 他:幽霊?、絆、文学、料理 読み進めていくうちに、日本文学と料理に興味が湧きます。 「お兄ちゃん」の作る料理は本当においしそう。 そして、幽霊感が変わります。
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すごく すごく よかったです。 お兄ちゃんが 幽霊になって 戻ってくるお話。 九つの 文学小説とおいしそうな料理。 ストーリーもしっかりしていて、 登場人物も とっても 魅力的。 お兄ちゃんの 最後の言葉が 大好きです。 涙が出ました。 図書館で借りた本だけど、買おうと思いま...
すごく すごく よかったです。 お兄ちゃんが 幽霊になって 戻ってくるお話。 九つの 文学小説とおいしそうな料理。 ストーリーもしっかりしていて、 登場人物も とっても 魅力的。 お兄ちゃんの 最後の言葉が 大好きです。 涙が出ました。 図書館で借りた本だけど、買おうと思いました。 なんどでも 読みたくなるくらい 好きになってしまいました。
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2008.10.26 おもしろかったです〜〜〜 お兄ちゃんのトマトスパゲティ、作ってみようっと!! お話の中に出てくる本、読んでみたいです。 泉鏡花「縷紅新草」 太宰治「待つ」 田山花袋「蒲団」 永井荷風「あぢさゐ」 内田百?「ノラや」 井伏鱒二「山椒魚」(改変前)と(改変後) ...
2008.10.26 おもしろかったです〜〜〜 お兄ちゃんのトマトスパゲティ、作ってみようっと!! お話の中に出てくる本、読んでみたいです。 泉鏡花「縷紅新草」 太宰治「待つ」 田山花袋「蒲団」 永井荷風「あぢさゐ」 内田百?「ノラや」 井伏鱒二「山椒魚」(改変前)と(改変後) 樋口一葉「わかれ道」 サリンジャー「コネティカットのひょこひょこおじさん」
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9の短編を集めた、連作短編集。死んだはずの兄が突然帰ってきた。大学生のあきなは、とまどいながらも兄と一緒に共同生活をおくることに・・・不思議な生活を送るあきなのそばには、兄が残した沢山の本があり、過去の名著が物語とリンクします。また、登場する数々の料理がとってもおいしそうです。過...
9の短編を集めた、連作短編集。死んだはずの兄が突然帰ってきた。大学生のあきなは、とまどいながらも兄と一緒に共同生活をおくることに・・・不思議な生活を送るあきなのそばには、兄が残した沢山の本があり、過去の名著が物語とリンクします。また、登場する数々の料理がとってもおいしそうです。過去の名著を読み返したくなって、おいしい料理を食べたくなり、兄弟の大切さを再認識させてくれる素敵なお話です。(2008.4.12)
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ある日、妹が兄の部屋で本を読んでいたら、兄が部屋に入ってきた。 料理が得意な兄。 この日も妹のために料理の腕をふるったりと、正に「日常」 でも、こんな日常は存在しないはずなんだ。 なぜなら、兄は2年前に死んでいるのだから−−− 九つの名著と重ねて、兄・妹・妹の恋人との生活...
ある日、妹が兄の部屋で本を読んでいたら、兄が部屋に入ってきた。 料理が得意な兄。 この日も妹のために料理の腕をふるったりと、正に「日常」 でも、こんな日常は存在しないはずなんだ。 なぜなら、兄は2年前に死んでいるのだから−−− 九つの名著と重ねて、兄・妹・妹の恋人との生活を綴る短編集。 最後には大きな謎が隠されていたけれど、ミステリーとはまた違う。 ほのぼの、とも違うような。 とにかく名著は、時代を超えていろんな日常とリンクすることができるんだね。 スバラシイ!
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なかなかよかったのでこの作者さんの他の本も読んでみようかと思います お兄ちゃんの「ばれたか」というところがすき。この兄妹可愛い 家族が食卓を囲むシーンって好きなのかもしれません。(「幸福な食卓」とか) 装丁:大久保伸子さん 装画:中島梨絵さん
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懐かしくて切ないお話し。 お話しの中にでてくる本の内容に惹かれつつ、このお話にもどっぷりつかって読み進みました。 余韻が残った。また読んでみたい作品。
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