こうふく みどりの の商品レビュー
2日で読み終える娯楽本。 海と女はよく例えられ、使われるモチーフであり面白さはない。女3世代パターンもよくある。 うーん。この人の本をもう何冊かよくべきか判断に困る。ストーリーを追いかけて読んでしまったのは、読みやすかったからか、面白かったからか、自分でもイマイチよく理解できてい...
2日で読み終える娯楽本。 海と女はよく例えられ、使われるモチーフであり面白さはない。女3世代パターンもよくある。 うーん。この人の本をもう何冊かよくべきか判断に困る。ストーリーを追いかけて読んでしまったのは、読みやすかったからか、面白かったからか、自分でもイマイチよく理解できていない。 もう一度読むことはない。
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クリスマスが近いという事で(嘘) 西加奈子の「こうふくみどりの」と「こうふくあかの」の2冊を一気読みw 赤と緑の装丁がクリスマスカラーぽく(内容はクリスマスは全然関係ないけどw)、また村上春樹の「ノルウェイの森」の装丁ソックリ(笑) これ絶対パクリじゃろw みどりのは中学...
クリスマスが近いという事で(嘘) 西加奈子の「こうふくみどりの」と「こうふくあかの」の2冊を一気読みw 赤と緑の装丁がクリスマスカラーぽく(内容はクリスマスは全然関係ないけどw)、また村上春樹の「ノルウェイの森」の装丁ソックリ(笑) これ絶対パクリじゃろw みどりのは中学生の女の子の変わった家庭環境と切ない恋心に関西弁丸出しの文面w あかのは仕事も人間関係もそつにこなす旦那の箱入り娘の阿呆な奥さんが……!!! それからの旦那はw 全く違う内容の話じゃが、何故かアントニオ猪木が共通項に成ってて、ちょっぴりリンクする所もあったりして。 西加奈子の織り成す人間模様が何とも言えず♪
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緑という中学3年生の女のことその家族の女たちの大阪暮らしのお話。 それと並行して流れる男と女の悲しいストーリー。 あとがきの筆者の そこに人間がいて、太陽があって、月があって、地球がある限り、つながっているのだ! っていう言葉というより感覚に読んでいて痺れてしまった。 昔も未来...
緑という中学3年生の女のことその家族の女たちの大阪暮らしのお話。 それと並行して流れる男と女の悲しいストーリー。 あとがきの筆者の そこに人間がいて、太陽があって、月があって、地球がある限り、つながっているのだ! っていう言葉というより感覚に読んでいて痺れてしまった。 昔も未来も今も、どこかで誰かと繋がっている。 この本を通じてであったり、飲んでるお茶やこの触っているスマホでも。 つながりと幸福。 西加奈子さんの独特な世界観の中に広がる暖かさやメッセージが好きだ。 そう思い出した一冊。
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赤はとても良かったけど、こちらは掴みどころが分からず手こずった。 頭の中に残るのは、犬と書いてケンと読む同級生と、藍ちゃんの作る料理はきっと美味しいのだろう、そのふたつ。
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祖母と母と従姉妹と、女性ばかりで暮らす中学生の緑の目線で日常を描きつつ、周りの女性たちの必ずしも恵まれているとは言い難い環境にもかかわらず、どこか温かいものを感じさせてくれるストーリー。 大阪の下町のごちゃごちゃした感じとそこで人を惹き付ける祖母の存在も、個人的には新鮮だった。
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面白かったです!わたしは関西人なので関西弁がすっと入ってくる。緑のどこか懐かしいような中学生の日常に挟まる、周りの女性の人生やら日記みたいなのやら。 女だらけの日常ってめんどくさいけど、いいなーっと本当に思った。
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赤より色んなことを考えさせられた。 小学生よりひどい感想だなーー(笑) モノ書きさんは体験した?したであろうことも記憶としてのこしているのだろうか?
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十四歳の緑と女系の家族やクラスメイトや商店街の人たちとの淡々とした日常に、いつの間にかのめり込んでいた。わかり易い親切さはないけれど、子持ちのいとことクラスメイト男子の恋や、殺し殺されの事件やその加害者の妻等、影がありつつでも仄かで、何となく安定感があって、和む。「うちの名前は、...
十四歳の緑と女系の家族やクラスメイトや商店街の人たちとの淡々とした日常に、いつの間にかのめり込んでいた。わかり易い親切さはないけれど、子持ちのいとことクラスメイト男子の恋や、殺し殺されの事件やその加害者の妻等、影がありつつでも仄かで、何となく安定感があって、和む。「うちの名前は、ええ名前やねんで。」
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112:この人の関西弁は読んでて気持ちがいい。物語的にも、「あかの」よりキレイ。両方読み終わって、つながることについて考えてみたり、この構成でよかったんだとしみじみしたり。話し言葉、藍ちゃんの作るごはんの匂い、そんな日常的なものに囲まれて、辰巳家の不思議さが際立ってる感じです。
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中学生の緑の日常と、数名の女性のモノローグが交互に出てくる。 読みすすめるにつれて全貌が見えてくる感じ。 緑の笑える日々、中学生らしい初々しさがあり、とても読みやすい。 でもただ面白いだけではない、人間の深みに触れられるような一冊。 緑の明るさはすごく感じたけど、身近にこんな子い...
中学生の緑の日常と、数名の女性のモノローグが交互に出てくる。 読みすすめるにつれて全貌が見えてくる感じ。 緑の笑える日々、中学生らしい初々しさがあり、とても読みやすい。 でもただ面白いだけではない、人間の深みに触れられるような一冊。 緑の明るさはすごく感じたけど、身近にこんな子いたらちょっと将来が心配になってしまうかも…という。 周りの大人たちが、人柄は良くてもなんだか危ない人ばかり。 まぁ小説の中なら楽しいんですが。 こうふく あかのを先に読んだけど、みどりののほうが好きでした。
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