こうふく みどりの の商品レビュー
読み始めてしばらくした時に、この本を待っていたんだ!と思った。 西作品の中で『きいろいゾウ』が一番好きな私。 それと同じ系統の本。 行間から立ち上ってくるものが温かい。 それもじんわりと温かい。 今作から地の文も大阪弁で書いているのも影響しているのかな。 素朴な温かさが伝わってく...
読み始めてしばらくした時に、この本を待っていたんだ!と思った。 西作品の中で『きいろいゾウ』が一番好きな私。 それと同じ系統の本。 行間から立ち上ってくるものが温かい。 それもじんわりと温かい。 今作から地の文も大阪弁で書いているのも影響しているのかな。 素朴な温かさが伝わってくる。 時々ストーリーと関係なく唐突にはさまれる語りや日記、手紙。 始めはとまどったけど、それがだんだん登場人物の誰のことか分かってきて、 そうするとストーリーに奥行きが出てきていろんな感情が渦巻いてきた。 きっと読みかえすたびにいろんな感情に気付く作品なんだと思う。
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『こうふく あかの』との二部作。とりあえずこちらから読んでみた。 緑と赤の装丁なんて、講談社の『ノルウェイの森』みたい。他にも赤と緑のクリスマスカラーの装丁の上下巻の本ってあるんかな? あと、この二部作のプルーフ版も持ってんですけど、プルーフ版の装丁は新潮社の雑誌『yom yom...
『こうふく あかの』との二部作。とりあえずこちらから読んでみた。 緑と赤の装丁なんて、講談社の『ノルウェイの森』みたい。他にも赤と緑のクリスマスカラーの装丁の上下巻の本ってあるんかな? あと、この二部作のプルーフ版も持ってんですけど、プルーフ版の装丁は新潮社の雑誌『yom yom』に似せています。面白いですね。 内容とはぜんぜん関係ないコメント書いてますけど・・だって・・中身そんなに印象に残らなくて・・笑 うちの読み方が浅かったせいもあるけれど、なんか途中からいろんな人の独白がまざって、頭がこんがらがってきてしまった。 話が一本に繋がるまではバラバラの話を読まされてる気分なんで、血縁関係とか、年代とか、意識して読まないと混乱しそう。
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