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はじめての課長の教科書 の商品レビュー

3.9

115件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    51

  3. 3つ

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  4. 2つ

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  5. 1つ

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2011/04/07

課長のテキストとしてよく出来ていると思う。課長として仕事をしていれば,避けることができない9つの問題として,問題1問題社員が現れる,問題2部下が「会社を辞める」と言い出す,・・・。著者が取り上げている問題はなかなかいいぞ。課長職に自信を失いかけた人は読むといい。赤ペン持って,ぎー...

課長のテキストとしてよく出来ていると思う。課長として仕事をしていれば,避けることができない9つの問題として,問題1問題社員が現れる,問題2部下が「会社を辞める」と言い出す,・・・。著者が取り上げている問題はなかなかいいぞ。課長職に自信を失いかけた人は読むといい。赤ペン持って,ぎーぎー線を引きながら読むといいぞ。

Posted byブクログ

2011/01/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

課長のための指南書。 モチベーション管理。 p.23 係長から課長がひとつの山 課長は現場のリーダであると同時に最下層の管理職 p.28 課長はよりマネジメント寄りで、経営者はよりリーダーシップ寄り     リーダーシップは後天的に鍛えるのが難しい p.30 課長として最も大切な仕事は「部下のモチベーションを管理する」という仕事 p.43 異なる価値観をもる世代をまとめるのは共通の価値観が軸になる     有効だと思われるのが「顧客第一主義」 p.54 ルーティンワークを決める     これが外れるものはホウレンソウを行うというのを徹底     ルーティンワークすばやく発見できる仕組みを作り上げるのが第一の仕事 p62 ミドルアップダウン 中間管理職から夢ビジョンを現場の言葉で伝え、経営者に情報として引き上げる p.104 オフサイトミーティングは論理・共感・まじめ、でなく、遊び心を大切に p.160 転職したら前の職場の話がしない、まずは新しい職場のルーティンワークを覚える。   その後例外が何かを把握する、 p.169 部下を昇進させるときはYESマンでなく、本物を昇進させる    本物とは会社全体の利害を考えて会社を成長させることができる人     無私に優れた仕事をすることができる人物 p.19x 責任は自分だから好きなようにやれ 「最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと」 「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙」

Posted byブクログ

2011/01/28

当初思った以上に良い本だった。きれいごとではなく、日本企業で管理職として働いていく上での「現実」を、これまで明文化されることのなかった分かりやすい「原理原則」で説明している良書。 「うーん、そうだよなあ」と思う点が多々。いくつか抜粋。 --- 課長はよりマネジメント寄りで、経...

当初思った以上に良い本だった。きれいごとではなく、日本企業で管理職として働いていく上での「現実」を、これまで明文化されることのなかった分かりやすい「原理原則」で説明している良書。 「うーん、そうだよなあ」と思う点が多々。いくつか抜粋。 --- 課長はよりマネジメント寄りで、経営者はよりリーダーシップ寄り 部下が「自分は会社に大切にされている」という実感を持って仕事に取り組めるかどうかという点が最も重要 お金よりも大切なのは、部下を一人の人間として気にかけ、能力だけでなく、もっと人間性に興味を示してやるということ 課長は昔ながらの家族的な方法で部下をまとめることを期待されています。 「風通しの良い企業」においては、「情報の洪水の中から、自分の必要な情報だけを抜き出す」という情報のフィルタリングが個人個人に課されている 中間管理職は、部下にルーティン・ワークを徹底的に教え込み、ルーティン・ワークから外れる例外を、すばやく発見できる仕組みを作り上げることが仕事の第一歩です。 本質的には「ルーティン・ワークから外れるような例外的な業務に対応できる柔軟性」が役職の権威を正当化する 部下をほめるスキルを身につけるために必要なのは、部下が出した成果を、その部下の能力や実績と照らし合わせて評価するという、当たり前の態度です。決して「自分ならもっとうまくやる」などと言ってはなりません。そんなこと皆がわかっているからこそ、課長は課長になれたのですから。 オフサイト・ミーティングの良さは、それぞれが肩書きの異なる社員である前に、魅力的な人間であるという、当たり前のことを思い出させてくれること キーマンの本当の意味は「オフィシャルには決定権の及ばない数多くの議題に対し、影響力を発揮することの炊けている人」ということ Cクラス社員にもこなせる仕事を、課長が見つけ出してきて与える 部下がキャリアアップを理由に去っていくのは、本音を言うことでギクシャクする形で退職するのを嫌っている可能性が高いのです。部下が会社を辞めていくとき、それはまさに課長が部下からクビを宣告されたようなものなのです。 典型的なBクラス社員(Aクラス社員ほどには優秀でない普通の人材)は、いつでも「やったほうが良い仕事」ばかりを探してきてはなんだか忙しくしているものです。そして「やらなければならない仕事」はすでにAクラス社員に奪われてしまっています。本当は新しいスキルの勉強もしなければならないはずなのに、「忙しい自分」に酔っていることも多く、そんな忙しさに追われつつ昇進を逃すのです。

Posted byブクログ

2011/01/28

課長は実務とマネジメントを両立しなければならない最も難しい職です。 それに比べると部長は楽そうです。(←うちの会社だけか?) 課長になる人はそれなりに優秀です。実務も理解しています。部長が指示する相手は課長です。それは楽チンです。 通信教育でマネジメント(課長)の教科書はありまし...

課長は実務とマネジメントを両立しなければならない最も難しい職です。 それに比べると部長は楽そうです。(←うちの会社だけか?) 課長になる人はそれなりに優秀です。実務も理解しています。部長が指示する相手は課長です。それは楽チンです。 通信教育でマネジメント(課長)の教科書はありましたが、一般書籍では”はじめて”のように感じます。 この本がベストセラーになってから、課長に関する書籍がたくさん出てきましたね。 会社勤めの方は一読です。

Posted byブクログ

2011/01/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「はじめての課長の教科書」のなかにこんな記述があった。 なんで本を読むことがよし、とされているのか? 知識を得るためならテレビだっていいじゃん。 否、本を読むことでしか得られないものがある。それが「情報を解凍する力」。 例えば会議の議事録。そこで起きたことを一字一句書き残すのは議事録ではなく、会話録。議事録はそこで決まったこと、検討されたこと、残課題などを端的に記載するもの。うまい人が書くと数時間の会議の内容がコンパクトにそして分かりやすくまとまっている。余計な情報は省かれていて必要なことだけが記載されている、そうすると、保管も少なくて済む、記憶にも運搬にも適したものになる。 ここで必要な能力が「五感をフル活用して得た情報を圧縮する能力」。 で、圧縮された情報は、そのままだと単なる単語、文章でしかない。この簡潔な文章の行間にあるもの、背後にあるものを解凍して自分なりの言語に変換すること、この能力を磨くことが重要だ、ってこと。 テレビなど動画では、目で見たもの耳で聴いたものをそのまま受け取る。変換する必要がないから想像力も必要ない。けど、書物を読む、ということは文章を動画に変換する、という作業を自分で行わないといけない。そこには想像力が必要になる。 あたしが本を読む理由はなんだろう? 深い深い問いだ

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2011/01/09

課長というポジションに注目した本… 自分はまだ平社員ではあるものの、 やはり、課長の仕方というのは気になるし、正しいの? という疑問を持ちつつ、手に取った1冊。 「課長が元気な会社は伸びる!!」 …いやいや、まさにその通りな気がする。 会社の良し悪しが経営陣にあてられることが...

課長というポジションに注目した本… 自分はまだ平社員ではあるものの、 やはり、課長の仕方というのは気になるし、正しいの? という疑問を持ちつつ、手に取った1冊。 「課長が元気な会社は伸びる!!」 …いやいや、まさにその通りな気がする。 会社の良し悪しが経営陣にあてられることが多い中、 この本では現場の一番濃いと思われる課長について、 細かく分析をされています。 いやぁ、課長は大変だ。 でも、課長の色が一番会社のカラーに出るような気がしています。 課長だけでなく、どんなポジションにいる人であっても、 学ぶことの多い1冊だと思いますので、大変お勧めできます。 第1章 課長とは何か? 第2章 課長の8つの基本スキル 第3章 課長が巻き込まれる3つの非合理なゲーム 第4章 避けることができない9つの問題 第5章 課長のキャリア戦略

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2011/01/04

組織に従事している人間、日本的新社会人には有効。冒頭の自身の学歴自慢等は、内容への不安感の裏返しに思え残念感増加。 ========================== 中間管理職(middle management) 日本型ミドル・アップダウン ナレッジマネジメント マネージ...

組織に従事している人間、日本的新社会人には有効。冒頭の自身の学歴自慢等は、内容への不安感の裏返しに思え残念感増加。 ========================== 中間管理職(middle management) 日本型ミドル・アップダウン ナレッジマネジメント マネージャーとリーダー AESコーポレーション 成果主義の失敗 価値観の通訳として ナレッジエンジニア 叱り=人格攻撃 MBWA(Management By Wandering Around) 監視ではなく注目 テオ・コンパノール教授 オフサイト・ミーティング 予算管理(経営目標・予算編成・予実管理) 思想家シオラン 年功序列(SW航空) 人事は才能を引出すこと、評価は二の次 社内政治 ビル・ブラットン(NYPD) 「やったほうが良い仕事」ばかりのB社員 「やらなければならない仕事」のA社員 米国ディスカバリー制度 Eディスカバリー(電子情報開示) 権威付け=「権力のブランド」を構築 「自分の負けパターン」を知る 「自分の知らないこと」を知る 弱い絆、緩い人的ネットワーク マーク・グラノヴェター教授 テレビにない「高度に圧縮された情報を解凍させる能力」

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2010/11/23

08048 課長じゃないけど、読んでみた。 というより、弊社には課長職が存在しないんだけどね。 欧米のマネジメントコースでは、組織のヒエラルキーは少なくなり、フラット化していくことが前提として議論されていることが多い(らしい)。 たしかに、自分も経営者視点と実際の自分の立場と...

08048 課長じゃないけど、読んでみた。 というより、弊社には課長職が存在しないんだけどね。 欧米のマネジメントコースでは、組織のヒエラルキーは少なくなり、フラット化していくことが前提として議論されていることが多い(らしい)。 たしかに、自分も経営者視点と実際の自分の立場としての社員(Low Management~Middle Managementの境くらい)という2つの立場で考えているが、ミドルマネジメントの立場と言うのは驚くほど考えたことがない。 簡単に言えば、興味がなかったからだが。 しかし、一方で日本の企業(特にある一定以上の規模の企業)においては、ミドルマネジメントの重要性がすぐに薄まっていくとは到底考えられず、この本に書いてある通り、課長の重要性はまだまだ高いであろう。 自分が課長になったら、あるいは自分が経営者として課長を使うならというシーンがイメージしにくかったが、それはそれでなるほどと思わせてくれた。課長と経営者の違い(課長はマネジメント寄り、経営者はリーダーシップ寄り)や、成果主義の限界(結果主義と混同しているようにも思えたが)などOBHのクラスを思い出すことが多かった。 課長の仕事とはこうするんだと色々書かれているわけだが、書き出すには細かいところが多いのでパスするとしても、理想論だけじゃなく、現実に 直面するであろう泥臭い話もふんだんに書かれており、これから課長になる人、新米課長だけじゃなく、課長としてのキャリアが長い人にも参考になるだろうなと思う。

Posted byブクログ

2010/11/09

2010年11月 02/91 「これからの思考の教科書」に感動して購入した一冊。 課長という役職の立ち位置について、分析、解説されており、こういう本はとても大事に思えた。 「例外を例外として正しく認識できる力」とても重要。ルーティンワークや指導に対する考え方など本当に具体的でいい...

2010年11月 02/91 「これからの思考の教科書」に感動して購入した一冊。 課長という役職の立ち位置について、分析、解説されており、こういう本はとても大事に思えた。 「例外を例外として正しく認識できる力」とても重要。ルーティンワークや指導に対する考え方など本当に具体的でいい意味でびっくりした。

Posted byブクログ

2020/10/03

マネージャ、マネージメントに関する本は多々あるが、珍しい日本的な課長に関する本。 著者は商社勤務後、オランダの精密機械メーカーに転職し、ベンチャー企業を創設。外国で働いている著者は、欧米でいうマネージャと日本の課長とは違うのではないか、という思いがあり本書を執筆したとのこと。 ...

マネージャ、マネージメントに関する本は多々あるが、珍しい日本的な課長に関する本。 著者は商社勤務後、オランダの精密機械メーカーに転職し、ベンチャー企業を創設。外国で働いている著者は、欧米でいうマネージャと日本の課長とは違うのではないか、という思いがあり本書を執筆したとのこと。 参考になる点がいろいろありました。

Posted byブクログ