はじめての課長の教科書 の商品レビュー
●100220 日頃仕事で関わっている課長の立場を少しでも理解できれば、という観点で読んだ。ビジネス本というと、経営者の立場で書いた戦略に関する本か、若手社員が実務を上達させるために読むようなものが多いけれど、その中間に位置する課長の立場から見たビジネス書のコンセプトは秀逸だと思...
●100220 日頃仕事で関わっている課長の立場を少しでも理解できれば、という観点で読んだ。ビジネス本というと、経営者の立場で書いた戦略に関する本か、若手社員が実務を上達させるために読むようなものが多いけれど、その中間に位置する課長の立場から見たビジネス書のコンセプトは秀逸だと思う。 平社員の僕としては、「課長が働きやすいように僕が動くことで今度は課長が僕を使いやすくなる」というような好循環を目指していきたいと思っている。 ●100221 「どれだけ多様な視点で物事を見ることが出来るか?」は、間違いなく人の優劣を決める重要な要素だと思う。 社長の視点、部長の視点、そしてえ課長の視点。。 現実とは違う立場でものごとを見る経験を与えてくれる本は、本当に貴重だ。
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人事評価 ・部下のモチベーションを高めるコミュニケーションの機会として 利用する。できればすべての部下に高い評価を与える。 ・低い人事評価の理由をクドクドと述べない。今後に期待している 事を伝え、スキルアップの機会などを提案し部下を勇気づける。
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課長になったらこうしなさいと言う内容の本。 先日本屋に行ったら「課長の~」と言う本が結構売っていた…課長さんって大変なのね。 課長がすべき事がわかりやすく書いてあるので、課長に対するフォロアーシップのあり方を考えるためにソコソコの職位の人は読んで置いて損はないと思う。
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最後のコラムに書かれていた「文章を読む事は他人が圧縮した情報を解凍して動画再生lvにもっていく事だ」の下りがとても印象的だった 会議の議事録をまとめることは会議という動画を数行の文章に圧縮する作業だというのも納得、、。
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タイトルは怪しげだったのですが、Amazonやらメールマガジンからお勧めされ、さらにはAmazonでランキング1位(このランキングがどう決まるのか分からんのですが)になったというので、意を決して手に取ってみました。 ミドルマネジメント(中間管理職)としての「課長」の重要性に再...
タイトルは怪しげだったのですが、Amazonやらメールマガジンからお勧めされ、さらにはAmazonでランキング1位(このランキングがどう決まるのか分からんのですが)になったというので、意を決して手に取ってみました。 ミドルマネジメント(中間管理職)としての「課長」の重要性に再注目すべき、としてよき課長となるために把握しておく事柄として次のリストを挙げています。 - 課長の8つのスキル - 課長の9つの問題解決 - 課長の3つのゲーム - 課長の8つのキャリア戦略 それぞれの中身は本を手に取っていただくとして、著者が言っていることは非常に腑に落ちるとともに、確かに見落としがちなものが掬い上げられています。 論理的な話だけではなく、非常に泥臭いところまでカバーされています。 だまされたと思って、という感じの本でしょうか。
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課長という中間管理職の重要性や、課長のプロになるための方法にフォーカスする、というユニークな切り口の本。 私は今のところ、実力直球勝負が95% 笑 立ち回りとか交渉とか、あまり得意ではない。 この、課長の教科書も、戦略の教科書も、酒井さんの本は、私の得意でない分野を教えてくれ...
課長という中間管理職の重要性や、課長のプロになるための方法にフォーカスする、というユニークな切り口の本。 私は今のところ、実力直球勝負が95% 笑 立ち回りとか交渉とか、あまり得意ではない。 この、課長の教科書も、戦略の教科書も、酒井さんの本は、私の得意でない分野を教えてくれる本だ。バランスを取るのを助けてくれる。 それでいて、自己啓発的な正攻法なところも書かれているので、自分にとっては、抵抗なく読め、説得力がある。 また、私は、あまり縦型の組織・組織したところにいた経験がない。 実は、課長、というポジションがある組織に自分自身がいたのは、新卒後最初の会社だけかも。 小さい会社を転々としていることもあり、部長の下にみんなが同列でいるような、フラット型の組織での経験がほとんだ。 だから、こうして、改めて「課長とは」というところからまとめられた記述を読むのは、日本社会の中間管理職を理解するうえで、とても良い機会だった。 【読書メモ:本書からの引用】 ・ 中間管理職は、部下にルーティン・ワークを徹底的に教え込み、ルーティン・ワークから外れる例外を、すばやく発見できる仕組みを作り上げることが仕事の第一歩。 ・ チームが良い方向に成熟してくれば、課長が叱るまでもなく、部下同士の間で「そんなことではダメだ」と叱りあうようになる。このようなチームを作るためには、課の仕事の進め方に関して、課の構成員からの共感を得つつ、コロコロ方針を変えずに一貫したメッセージを伝えることが重要。 ・ Aクラス社員は、貪欲に「やらなくてはならない仕事」だけを嗅ぎ分けて、それだけに集中する能力をほとんど例外なく持っている。 ・ 外国人との関係に悩んだ場合に覚えておきたいのは、「他人の価値観はまず変えられないが、態度ならば説得によって変えられる」。「文化の違い」のせいだと思われる問題の多くは、実は「態度」の問題。 ・ 自分の弱点をはっきりと認識し、負けパターンとなる初期症状を覚えておく。基本的な仕事のスタンスは、大手柄を立てようなどと考えず、自らの負けパターンを知り、注意深くそれを回避しつつ、極力失敗を少なくする形であるべき。負けパターンの例としては、怒りの感情表現、自分の理解を過大評価する、など。 ・ 昇進することにガツガツするより、どれだけ多くの仲間を助け、仲間からの信頼を集められたのかを誇れるようになれば、その人物は世界中どこでも通用する。 ・ 起業には「背水の陣」で望んではならない。社会はアイディアよりも、アイディアを形にするために、無理のない戦略を構築することができて、人を説得することに長けていて、さらに資金を集められる経営者を求めている。
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課長の考えを知るためには課長の読む本を読むべき。管理職最下層の課長が日本の会社組織で如何に重要かもわかる。
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モチベーション管理が一番大切な仕事。 課長の元気な企業は強い。 日本の課長は誉めるスキルが足りない。 エース級の人材というのは自律しているので、ある程度は自由にやらせて置いた方がよい。 部下がキャリアアップで止めていくのは部下から課長にクビを宣告してるようなもの。
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● 部下が「自分は会社に大切にされている」という実感を持って仕事に取り組めるかどうかという点が最も重要です。 ● 中間管理職は、現場から「重要な現場情報」を引き上げ、それを「経営者が描いた大きなビジョン」をつなぐために知恵を絞る「ミドル・アップダウン」な活動をするのです。 ●...
● 部下が「自分は会社に大切にされている」という実感を持って仕事に取り組めるかどうかという点が最も重要です。 ● 中間管理職は、現場から「重要な現場情報」を引き上げ、それを「経営者が描いた大きなビジョン」をつなぐために知恵を絞る「ミドル・アップダウン」な活動をするのです。 ● 人間とは、自分から「変わる」ことにはあまり抵抗しないのですが、自らを誰かに「変えられる」ことにはとても強く抵抗する。 ● 現代はめまぐるしく変化する現場環境をすばやく把握できる「動き回る管理職(MBWA=Management By Wandering Around)」が求められる時代です。 ● コーチングの前提とするところは「問題の答えは、その人の中にこそ存在する」という発想です。その答えを引き出すための技術が「質問」です。 ● キーマンとは単純に優秀な人のことではありません。キーマンの本当の意味は「オフィシャルには決定権の及ばない数多くの議題に対し、影響力を発揮することに長けている人」ということです。 ● 「ビジネスの世界はすべて二種類のコインで支払われる。すなわち、現金と経験だ。まず経験を取ること。現金は後でついてくる」ハロルド・S・ジェニーン(AT&T元会長) ● どれだけ多くの仲間を助け、仲間からの信頼を集められたのかを誇れるようになれれば、その人物は世界中どこでも通用するでしょう。 ● 「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」ダーウィン ● 「その場で五感を総動員して取得した情報を、数行の文章に圧縮する能力」これが重要なことをより多く記憶し、効率的なコミュニケーションをするために必要な能力です。 ● 「他人が文章に圧縮した情報を、動画として脳内で解凍し再生させる能力」これこそが「想像力」という言葉の真の意味といっても良いのではないでしょうか。 ● 脳内に情報の圧縮、解凍ソフトウェアを組み込み、それを絶え間なくバージョンアップさせていくという作業が、読書のユニークな本質なのではないでしょうか。
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■概要 日本特有の課長(ミドルマネジメント)について、その特長、求められる8つのスキル、巻き込まれる3つの非合理なゲーム、遭遇し得る9つの問題、といった切り口から説明している、まさに教科書的な1冊。課長の役割を、野中郁次郎氏のナレッジマネジメント理論に照らし、「中間管理職は現場か...
■概要 日本特有の課長(ミドルマネジメント)について、その特長、求められる8つのスキル、巻き込まれる3つの非合理なゲーム、遭遇し得る9つの問題、といった切り口から説明している、まさに教科書的な1冊。課長の役割を、野中郁次郎氏のナレッジマネジメント理論に照らし、「中間管理職は現場から重要な現場情報を引き上げ、それを経営者が描いた大きなビジョンをつなぐために知恵を絞るミドル・アップダウンな活動をする」と定義するくだりは、本書の中心的な考え方と言える。「翻訳者」という比喩に、納得。 ■仕事に参考になる点 マネジャーの仕事とは何だろう、と自分のために読んだ1冊。著者が言うように、欧米のマネジメント理論に関する書籍は多数存在するし、仕事柄マネジャーになる以前からそういった書籍を読んできたつもりだが、この本は一味違う。中でも、巻き込まれる3つの非合理なゲーム(予算管理、人事評価、社内政治)が興味深い。日本企業に勤めていたときに体験してきたことが、頭で理解できた。特に、「一度決まった数値目標は100%達成する。多すぎても少なすぎてもよくない。予算とは約束なのである。」のくだりで、様々な疑問に対するもやが晴れた。(千) ---------- ■仕事に参考になる点 「ビジネスの世界はすべて二種類のコインで支払われる。すなわち、現金と経験だ。まず経験を取ること。現金は後でついてくる」この言葉を励みにし、部下の叱り方、褒め方、実践します。(ふじ) -------------- ■仕事に役立つ点 なるほど、と思うところと、自分とは考えが違うなぁ、というところがあって、面白く読みました。 課長の教科書と言うのでノウハウが多く載っているのかと思いきや、マインド的な話も多かったですね。 なるほど、と思ったのはこの辺。 「課長は、部下に徹底的にルーティンワークを教え込むことで、例外的な問題や事業機会を発見する仕組みを作り上げなくてはならない。」 「課長は「重要な現場情報」を経営に引き上げ、経営ビジョンを現場に浸透させるナレッジ・エンジニアである。」 と、色々書いてありましたが、やっぱり、真摯に部下に向き合うってことが大事なんだと思いますね。 (はっせー)
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