はじめての課長の教科書 の商品レビュー
課長の立場と役割を的確にあらわしている。なんというか、ほかのマネジメントやコーチングや自己啓発等に書かれている書物と違い、現実的で、しかも納得させられる内容となっており、何かスーッと自分に入ってきた。良い本だと思います。
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課長クラスの人材に求められる仕事というのは、基本的に係長、末端社員とは根本的にに異なる。従って課長に昇進したならば、これまでとは違うやり方をしなければならないということを意味するのだということは想像に難くない。よく社内で燦然と輝き活躍しまくっていた人が、昇進したとたん活躍しなく...
課長クラスの人材に求められる仕事というのは、基本的に係長、末端社員とは根本的にに異なる。従って課長に昇進したならば、これまでとは違うやり方をしなければならないということを意味するのだということは想像に難くない。よく社内で燦然と輝き活躍しまくっていた人が、昇進したとたん活躍しなくなったという話を聞く。これはやりべき仕事の内容がガラりと変わったにもかかわらず過去上手くいっていた方法を踏襲しつづけてしまった結果である。中間管理職のなすべきことが具体的に網羅されており、「課長」という仕事がだいぶイメージできた一方で、初歩的、基礎的なものであるが故に、課長クラスの人材は読んでもあまり意味ないのではと。(というか、これがわかってなかったら、今の時代課長になれないだろう)むしろ、野心ある新入社員こそ読むべき本だと思った。
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よくまとまっていてよいと思う。借り物・パクリの言葉が多い自己啓発本の中にあって、引用は引用として使いながら著者の考え強く出されていて、かつその書き方に説得力やまとまりがある。
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企業において課長という中間管理職の重要性を説き、そこで素晴らしいパフォーマンスを発揮するにはどういう行動を心掛けるべきかを解説。社内政治うんぬんの話も出てくるが逆にそれが現実味があって面白い。 各章冒頭の偉人の言葉が印象的。 特に第二章のプーシキンが良い。 “人間は金銭を相手に...
企業において課長という中間管理職の重要性を説き、そこで素晴らしいパフォーマンスを発揮するにはどういう行動を心掛けるべきかを解説。社内政治うんぬんの話も出てくるが逆にそれが現実味があって面白い。 各章冒頭の偉人の言葉が印象的。 特に第二章のプーシキンが良い。 “人間は金銭を相手に暮らすのではない。人間の相手は常に人間だ。”
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少し古い話題の本を敢えて読みました。 まだまだ課長などにはほど遠い若輩者ですが、内容については、ふんふんそうかそうかという感じでした。 まさに話言葉で語りかけるような文体で書かれた教科書、という印象で大変読みやすいです。 ただ、あまりに教科書的で、禁忌事項の羅列に感じるところ...
少し古い話題の本を敢えて読みました。 まだまだ課長などにはほど遠い若輩者ですが、内容については、ふんふんそうかそうかという感じでした。 まさに話言葉で語りかけるような文体で書かれた教科書、という印象で大変読みやすいです。 ただ、あまりに教科書的で、禁忌事項の羅列に感じるところもあったように思います。 失敗から学ぶ、ということも時にはあると思いますので。 それから、あとがきがなかなかいいです。著者の就活時期の回顧から始まるのですが、これが感動的ですらあります。
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ずいぶん前に読んだ本。 参考になった記事。 成果主義の終わりと課長 企業の成長を阻害する予算管理 海外駐在では、帰国後のポストがない前提で準備をしておく
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企業にとっての中間管理職である課長。 現場のリーダーであると同時に、最下層の管理職であり、 企業にとってやや特異な位置づけにある。 この課長の重要性を組織・モチベーション・成果の観点から、 事細かく説明している内容。 ・課長に求められる8つのスキル、 ・巻き込まれる3つの非合...
企業にとっての中間管理職である課長。 現場のリーダーであると同時に、最下層の管理職であり、 企業にとってやや特異な位置づけにある。 この課長の重要性を組織・モチベーション・成果の観点から、 事細かく説明している内容。 ・課長に求められる8つのスキル、 ・巻き込まれる3つの非合理なゲーム ・避けることのできない9つの課題。 ・キャリア戦略 と総論から始まり、かなりの各論にまで踏み込んでおり、 マネジメントの基礎編としても、分かりやすい内容であった。 キャリア戦略の章に「本の読み方」が記述されているが、 比較的多読の自身、読み方を反省する点もあった。
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◇欧米の企業組織は二元論…経営者(=支配者)と従業員(被支配者) ◇日本の企業組織は三元論…経営者、中間管理職と末端社員 ◇課長の部下はエース級の人材も問題社員も玉石混交 ◇成果主義によって外側から圧力をかけて部下を動かそうとするのではなく、部下の内側からわきあがるモチベー...
◇欧米の企業組織は二元論…経営者(=支配者)と従業員(被支配者) ◇日本の企業組織は三元論…経営者、中間管理職と末端社員 ◇課長の部下はエース級の人材も問題社員も玉石混交 ◇成果主義によって外側から圧力をかけて部下を動かそうとするのではなく、部下の内側からわきあがるモチベーションを管理することで、部下自らが高い業績に向かっていくようにしましょう ◇部下が「自分は会社に大切にされている」という実感を持って仕事に取り組めるかどうかという点が最も重要です ◇異なる価値観を持つ世代がまとまるために必要なのは、どの世代でも変わらない「価値観の共通点」を軸に、世代を超えた議論をすることです ◇文化的な違いをお互いに理解しつつも、同じ目標を達成したいという前向きな気持ちを常に確認しあうことです ◇昇進することにガツガツするよりも、どれだけ多くの仲間を助け、仲間からの信頼を集められたのかを誇れるようになれれば、その人物は世界t中どこでも通用するでしょう
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これは、課長未満の社員が読む本である。読めば、課長の課長たる所以がわかる。平社員とは見てる範囲や視点が違う。 現実的で、本音で書かれている本。
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非常に参考になるビジネス書だった。管理職に必要な視点や具体的なスキルがよく書かれている。しかも現場からちょっと離れた位置にいる課長の仕事をコントロールする技術は勉強になる。つまり業務が分からなくても課全体のコントロールは別問題ということだ。 実際の問題とつき合わせて読むとよ...
非常に参考になるビジネス書だった。管理職に必要な視点や具体的なスキルがよく書かれている。しかも現場からちょっと離れた位置にいる課長の仕事をコントロールする技術は勉強になる。つまり業務が分からなくても課全体のコントロールは別問題ということだ。 実際の問題とつき合わせて読むとより面白い。
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