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犬はどこだ の商品レビュー

3.8

284件のお客様レビュー

  1. 5つ

    46

  2. 4つ

    122

  3. 3つ

    80

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

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2016/02/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

探偵事務所で追っている二つの事件が実は繋がってて…はベタな展開だけど、ラスト20ページで、事件の全体像がごそっと変わってしまったのは鮮やかだった。 個人的には、もっとGENさん、絡んでくるのかと期待してたんだけどな〜

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2019/08/02

シリーズ化されているものでまないし、何気なーく読み始めたけど、気づいたらぐいぐいと話に引き込まれていった。 読後感はすっきりとしたものではないけれど、たしかにそれなよねぽの作品の特徴なのかもなー。

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2015/10/03

犬探し専門の調査会社を立ち上げたつもりが、初っ端から人探しと古文書の来歴調査の依頼が入り 調査を進めていくと何故かその2つが繋がてくるお話し 自ら調査会社を立ち上げときながら、やれやれ系の主人公に見えるのは米澤穂信テイスト ハンペーの探偵への憧れと相まって面白い演出になってるな...

犬探し専門の調査会社を立ち上げたつもりが、初っ端から人探しと古文書の来歴調査の依頼が入り 調査を進めていくと何故かその2つが繋がてくるお話し 自ら調査会社を立ち上げときながら、やれやれ系の主人公に見えるのは米澤穂信テイスト ハンペーの探偵への憧れと相まって面白い演出になってるな 最後の展開はちょっと怖い 羊の皮をかぶった狼ですか 終わり方も余韻があっていい 個人的には何もないと思うんだけどね あと、GENさんの正体って実は結構近い人なんじゃないかと思ってたけど、特に正体を明かさなかったね そこは伏線ではなかったということですか

Posted byブクログ

2015/09/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

たまたま図書館で見つけてタイトルに惹かれて読んでみた。 今の自分と同じ25歳の主人公。 病気で仕事をやめざるを得なかった主人公。 失踪者を探すうちに失踪者を自分に重ねる主人公。 憧れの仕事だから金はいらないという後輩。 主に二人の視点で書かれている文章は読みやすかった。 2つの事件の関連性は最初の方から示唆されていて、ページをめくるごとにどう話が展開されていくのか楽しみもあった。 印象的な言葉は「知識が認識を変えるという体験」 蛇足だが、電話線をPCに接続するという記述に時代を感じた。 残念な点を上げるとすれば、誤字があり、その漢字が出てくる度に気になってしまった(今は修正済みかも) > 「真壁」と「間壁」 (2005年7月25日 初版)

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2015/10/11

 失踪者捜しと古文書の調査、一見すると何の関係もない2つの依頼が交差した先には・・・。正直、古文書の方の話は退屈。もう少し魅せる何かがほしかった。  後半に入り、主人公が失踪者の足取りを掴み始めた頃から盛り上がってきたが、結末はこの手の作品にありがちなものだったので、全体的には今...

 失踪者捜しと古文書の調査、一見すると何の関係もない2つの依頼が交差した先には・・・。正直、古文書の方の話は退屈。もう少し魅せる何かがほしかった。  後半に入り、主人公が失踪者の足取りを掴み始めた頃から盛り上がってきたが、結末はこの手の作品にありがちなものだったので、全体的には今ひとつ。

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2015/08/14

ハンベーの古文書のほうの展開がまどろっこしく、本筋の同絡むのかはっきりせず、つまらない。 最後の章は緊張感、逆転もあり、楽しめた。

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2015/07/10

開業にあたり調査事務所“紺屋S&R”が想定した業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。―それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして…いったいこの事件の全体像とは?犬捜し専門(希望)、25歳の私立探偵...

開業にあたり調査事務所“紺屋S&R”が想定した業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。―それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして…いったいこの事件の全体像とは?犬捜し専門(希望)、25歳の私立探偵、最初の事件。新世代ミステリの旗手が新境地に挑み喝采を浴びた私立探偵小説の傑作。

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2015/06/03

犬探しという名目で始めた事務所が犬とは無関係なものばかり探す羽目になり、そこから不穏な流れに繋がっていくお話。しかし元銀行員とはいえやはり頭がいいのか、始めから探偵をこなしています。部下になったハンペーも見た目とは裏腹に、調査方法は適切で、役不足の意味やスラングの意味がぱっと出て...

犬探しという名目で始めた事務所が犬とは無関係なものばかり探す羽目になり、そこから不穏な流れに繋がっていくお話。しかし元銀行員とはいえやはり頭がいいのか、始めから探偵をこなしています。部下になったハンペーも見た目とは裏腹に、調査方法は適切で、役不足の意味やスラングの意味がぱっと出てくるあたり、ただのフリーターではないようで。最後にシリーズ予定とありますが、まだ出ておらず。ハンペーの過去とか疑問点が残されたままなので、ぜひとも続編を待ちたいです。

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2015/05/25

途中、こいつもこいつも怪しいんじゃないか、という疑心暗鬼に陥ったけど、犯人についてはあーそんな人いたね、という感じ。でも最後のどんでん返しは背筋が凍った。

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2015/05/06

銀行員を数年で脱サラして地元に戻って始めた犬さがし専門の事務所、紺野S&R。のはずが、幼馴染みの口コミで舞い込んできた案件は、人捜しと古文書解読。所員となった探偵に憧れるハンペーと調査にあたるが、それぞれの事案が所々絡み合ってきて…最後はスリル満点の結末に。脱力系でちょっ...

銀行員を数年で脱サラして地元に戻って始めた犬さがし専門の事務所、紺野S&R。のはずが、幼馴染みの口コミで舞い込んできた案件は、人捜しと古文書解読。所員となった探偵に憧れるハンペーと調査にあたるが、それぞれの事案が所々絡み合ってきて…最後はスリル満点の結末に。脱力系でちょっと仄暗い、初期っぽいミステリー。

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