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乳と卵 の商品レビュー

3.1

424件のお客様レビュー

  1. 5つ

    40

  2. 4つ

    90

  3. 3つ

    168

  4. 2つ

    60

  5. 1つ

    28

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2024/05/18

何だか思考がそのまま文字になっているかのようなまとまりのないダラダラと流れ続ける液体のような文章だと思った。思春期の女の子が抱きやすい感情の気持ち悪さとか嫌悪があった。

Posted byブクログ

2024/02/24

女性の身体や月経について、少女の戸惑いをとおして語られる。少女は自分を産んだ母の言動や仕事から女性を取り巻く社会を見ている。女性性をプラスに受け止められる女性は多くないかも知れない。

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2024/01/28

期待しすぎて、読んで、??? すっきりしなくてどう解釈したらいいのかなって 思いながら でも 自分にとっていいように解釈していいなら なんかスッキリした、いい本だ そっかうんうんって自分勝手に納得しました 自分も女だから感じ方もそんな感じで ハッピーエンドやわかりやすいやつ...

期待しすぎて、読んで、??? すっきりしなくてどう解釈したらいいのかなって 思いながら でも 自分にとっていいように解釈していいなら なんかスッキリした、いい本だ そっかうんうんって自分勝手に納得しました 自分も女だから感じ方もそんな感じで ハッピーエンドやわかりやすいやつを求めてしまうタチだから悩ましい

Posted byブクログ

2024/01/21

芥川賞受賞作。凡人には、読みづらい文章。それでも読み進めると、いつの間にか文章に引き込まれている感じ。結局、巻子も緑子も主人公も、どうなったのか良く分からないまま終了。私には難しかったな。

Posted byブクログ

2024/02/11

「その今」を忠実に捉えてて、内容は深いのに、語り口はポップ。リズミカルに流れる思考と会話に、思わず笑いが漏れる。 男とは、女とは、を語れるほど自分の考えはまとまってないけど、 子孫を残すという本能的なものだけでやりとりできる社会でないのは確か。そんな社会で生きていくために、一読す...

「その今」を忠実に捉えてて、内容は深いのに、語り口はポップ。リズミカルに流れる思考と会話に、思わず笑いが漏れる。 男とは、女とは、を語れるほど自分の考えはまとまってないけど、 子孫を残すという本能的なものだけでやりとりできる社会でないのは確か。そんな社会で生きていくために、一読すべき一冊かと思う。

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2024/01/01

芥川賞受賞で興味を持ったけど、ちょっと難しかった。 表現は上手と思うけど、のめり込むまではないかなw うまく感想をかけないかも

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2023/10/26

なに、この本。 独特な文体で、引き込まれていって、そうしたらぱっと急に手を離されたように終わってしまった。 私だけが、本の世界に残されてしまったかのよう。

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2023/10/23

『ヘヴン』以来2作目の川上未映子さん作品。 純文学はやっぱり難しいですが、『ヘヴン』より読みやすかった気がします。 女性ならではのあれこれがテーマになっていて、「なんかわかるこの感覚!」みたいなのが色々な角度から押し寄せてきました。 表題作「乳と卵」で、生理についてすごく色々考え...

『ヘヴン』以来2作目の川上未映子さん作品。 純文学はやっぱり難しいですが、『ヘヴン』より読みやすかった気がします。 女性ならではのあれこれがテーマになっていて、「なんかわかるこの感覚!」みたいなのが色々な角度から押し寄せてきました。 表題作「乳と卵」で、生理についてすごく色々考える緑子という子供が出てきます。 自分が持つ違和感をとことん突き詰めていて、かといって答えは出ず沼にハマっているような、この感覚が純文学らしさなのでしょうか…

Posted byブクログ

2023/09/07

多くの女が否応無しに持つ子宮、生理、卵子、乳房をいろんなモチーフと絡ませてこれでもかこれでもかと投げつけてくる 終盤で賞味期限の近い卵を自分にぶつけ続ける緑子と巻子は美しいと感じてしまった 純文学は難しいなぁと思っていたけど、初めてその面白さにグッときた

Posted byブクログ

2023/09/01

勢いよく流れ込んで来る言葉と文章たち。 女性が抱えている運命に対して、何かを訴えかける。 心の中で思っていることを全て文章に起こすのは本当に難しく、それができたらどんなにすっきりすることか。 でもそれを彼女はいとも簡単にしてしまう。 感情の波の洪水が流れ、押し負かされそうになるよ...

勢いよく流れ込んで来る言葉と文章たち。 女性が抱えている運命に対して、何かを訴えかける。 心の中で思っていることを全て文章に起こすのは本当に難しく、それができたらどんなにすっきりすることか。 でもそれを彼女はいとも簡単にしてしまう。 感情の波の洪水が流れ、押し負かされそうになるような圧倒的な作品。

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