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MAMA の商品レビュー

4

125件のお客様レビュー

  1. 5つ

    41

  2. 4つ

    44

  3. 3つ

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  4. 2つ

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2010/06/10

わたしは涙もろいんですが・・・終始泣きっぱなしでした。 落ちこぼれ魔術師トト(主人公)の少女時代から大人になるまで、盛りだくさんな内容です。 ホーイチ(人喰い悪魔)との切ない関係に涙涙です。 少々グロいので苦手な人は注意。

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2010/05/15

紅玉いづき さんの人食い物語のうちのひとつ。 ひとりぼっちの悪魔と、ひとりぼっちの少女の強い愛で胸がいっぱいになりました。 歪んだ愛ではあるけれど、決して醜くはない。美しい物語です。

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2010/05/08

落ちこぼれ魔術師の少女トトと、強大で凶悪な力を持った人喰いの魔物の、優しく温かくも歪んだ関係。 ミミズクと夜の王を執筆された方の、二作品目ということで、手にとってみました。 紅玉さんの文章には、人肌のような温もりがある気がしました。 手にとった本を通じて、指の先から描く世界の息...

落ちこぼれ魔術師の少女トトと、強大で凶悪な力を持った人喰いの魔物の、優しく温かくも歪んだ関係。 ミミズクと夜の王を執筆された方の、二作品目ということで、手にとってみました。 紅玉さんの文章には、人肌のような温もりがある気がしました。 手にとった本を通じて、指の先から描く世界の息遣いが、静かに、ひそやかに伝わってくるような。 そんな文体を通って、登場人物の様々な感情がしっかりと感じられます。 少女と人喰いの魔物との、いびつであり唯一の安らぎである関係性と、彼女達が拒絶してきた世界を受け入れていく過程を中心に描いた為か、少々展開が早い気がします。 しかし、十分楽しめる物語でありました。 短編「AND」も、「MAMA」とは別なお話でありながら、しっかりと繋がった、後の彼らのお話であり、面白かったです。

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2010/04/10

ベクトルは同じなのに、伝わらない想い。切なくてあたたかくて幸せだけどちょっと悲しいお話でした。ずっと想う、という感情に弱いので泣けました。

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2010/03/26

「ミミズクと夜の王」がよかったので購入。 おもしろかったけれど、ミミズクと比べるとちょっといまいちかなと思う。 ミミズクの方は王道ストーリーながらも泣かせる、感動するものがあったけど、今回はそこまででもなかった。 「魔物の母親になる」っていう設定は好みだし凄くよかった。 本編中...

「ミミズクと夜の王」がよかったので購入。 おもしろかったけれど、ミミズクと比べるとちょっといまいちかなと思う。 ミミズクの方は王道ストーリーながらも泣かせる、感動するものがあったけど、今回はそこまででもなかった。 「魔物の母親になる」っていう設定は好みだし凄くよかった。 本編中に出てきた異国の人はたぶんミミズクのあの人かな? 国が違うだけで世界は同じ設定なんだろうか。

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2010/02/17

魔術師の少女が人喰いの魔物と出会い、彼のママになろうとする。少しいびつで決して明るいわけではないけれど、優しい本だと思う。短編「AND」もよかった。 2010/2/17

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2010/09/09

なんでこうも切ないんだろうか…。母性愛とも恋愛とも言えないこの関係を描き出したのはとても素晴らしいと思う。

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2010/01/16

互いに互いを必要とする愛というものは、個人的にはとても好きだな。著者が好きな場面だけを書いたのかな?ところどころ場面が飛んだりしていたけれど、そこは想像でカバー。

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2010/02/09

紅玉いづきさんを教えてもらい、読んでみたけど、自分としては読み始めようとするのに、少しの勇気を要するのだなと気付いた。 この作品もやっぱり同じで、ためらいから入って。 孤独な男の子(魔物)と孤独な女の子の話でした。 前作のように何度か読んだらすとんっておさまる気がします。

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2009/12/08

人食い三部作のなかでは一番好き。 ラノベというか小説というか、物語。設定や世界観が主役じゃないところがラノベっぽくないんだろうな。 お前たちは、このままではあまりにも可哀そうだ、っていう父親の言葉が良い。欲張りな女の子は好きです。 元落ちこぼれ魔術師で、あかぬけなくて頑固で思い...

人食い三部作のなかでは一番好き。 ラノベというか小説というか、物語。設定や世界観が主役じゃないところがラノベっぽくないんだろうな。 お前たちは、このままではあまりにも可哀そうだ、っていう父親の言葉が良い。欲張りな女の子は好きです。 元落ちこぼれ魔術師で、あかぬけなくて頑固で思いつめやすい外交官と、王国の末姫で、わがままに振る舞う幸せじゃなく聡明な未来の国母、ふたりの友情の話だったらもっと好きだったなあ。 雪蟷螂もそうだけど、カメラの向け方があと一歩自分の好みとずれるのがなんか悔しい。でも新刊出たら買う。

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