MAMA の商品レビュー

紅玉いづき【著】

2010/11/05

ありがちな話だと感じました
終わりが想像出来る話だと思いました
でも、登場人物の心理を丁寧に表現してあるので感情移入しまくりでした
おかげで最後は涙が止まりませんでした
素直じゃないホーイチ、ティーラン、ミレイニアが大好きです！！

2010/10/19

人喰いシリーズの2作目。
前作の「ミミズクと夜の王」とは雰囲気が全然違うな　
と思いました。
それが悪いとかじゃ、全然ないんですけど♪
今回は、少しダークな歪んだ愛情がゾクゾクでした。
それは、とても純粋な愛で切なかったです。
今作も人喰いの魔物が素敵でした。
魔物なのに、どこか人間臭くて可愛くて、お気に入りです♪

2010/10/12

泣けた。
文章は短いのにそれぞれの人物の感情が伝わってきて素敵だった。
MAMAもANDももう少し…いやもっと書き込んで内容を深めてくれてもいいかなと思った。
ラノベとしてはかなり展開がサクサク進んで読みやすかったけどもっとキャラクターたちを愛したいなと思った。
先の展開を予想できなかった。

登場人物への愛を感じる素敵な作品でした。

2010/10/06

二つ目の人喰いの物語、一つ目よりも人を実際に喰う姿が深い。名前を与えて魔物を支配下に置くというのは良くある話だけど、それがホーイチってのはちょっとなぁ…題材が日本だとしてももう少しひねって欲しかった。それはそれとして、王女様の友情わかりにくいよね…

2010/09/24

落ちこぼれのトトと人食いのホーイチ。「わたしがママになってあげる」母と子のあるいは恋人のそういった愛を超えた愛。とても感動しました。さらりと書いておられますが、扱っているテーマは重いです。

2010/08/04

人食い三部作の2作目。

悲しさもあるけれど、歪ではあるけれど、たしかにそこに愛がある話。
どちらかと言えば家族愛が近いのかな。
切ない話だったけれど、どこか優しい気分になれた。

2010/07/26

人喰い三部作、第二作目。
親子(家族)愛って、なんて素晴らしいのだろう。そう感じました。

『ミミズクと夜の王』を読んだ時にも思いましたが、紅玉先生は、男女の切なくて、残酷な間柄を書かれるのが、とても上手いと思います。『家族』『恋人』…どんな関係にも、切なさが漂っていて、涙を誘われてしまいます。

今回も涙線が持ちませんでした。ホーイチとトトの幸せを祈るばかりです。

2010/07/15

もう一つの人喰いの物語。
母性とも恋愛ともとれる関係がいいなと思いました。
個人的に、もっとじっくり読みたかったです。展開が少し早い気がしました。

2010/06/27

由緒正しき魔術一族に生まれた少女。
それ故に、魔術が使えない少女は『おちこぼれ』と評される。
ついて回る評価。
教師に言われる言葉で傷つき、母親に望みを託せば踏みにじられ
自分はひとりだと思う少女。
そうして彼女が手に入れたのは、一人の守るべき『子供』。

ただ一人はさみしかった。
ただ誰かにいてほしかった。
周囲は少女のためを思っても、それは少女を傷つけるだけで
何の支えにも足しにもならないもの。
それ故に泣き、それ故に守り、それ故に守れなかった。

母親としての愛。
子供としての愛。
周囲の愛。
気が付かなかったもの、耳を塞いだもの。
案外、気が付かないだけでたくさんの愛に囲まれているはず。

単純だからこそ深く、単純ゆえに分かりやすく。
柔らかくて、とても幸せな物語。
後日談は、まったく違う角度から違う人物が話を進めていきますが
それでようやく、物語のすべてが分かります。
どこまでも、子を思う母親の愛にあふれたものでした

2010/06/10

わたしは涙もろいんですが・・・終始泣きっぱなしでした。

落ちこぼれ魔術師トト(主人公)の少女時代から大人になるまで、盛りだくさんな内容です。

ホーイチ(人喰い悪魔)との切ない関係に涙涙です。

少々グロいので苦手な人は注意。