MAMA の商品レビュー
前作みたいな衝撃はなかったけど、やはり御伽噺的でキレイ。 【めでたしめだたし】なんてつくの久しぶり。
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ガーダルシアの人食いと小さな落ちこぼれ魔道師の話。 二人の絆の深さが、切なくて、苦しくて、愛おしく感じられました。 紅玉いづき先生の、2作目です。
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ミミズクと夜の王でファンになった紅玉いづきさんの新作と聞いて読みました。 落ちこぼれの主人公の女の子と孤独な人喰いの話で契約を交わしたと同時に女の子は人喰いのママとなった。落ちこぼれだった女の子がママになって人喰いは愛情を知っていくという話の流れがとても面白いです。 こちらも感動...
ミミズクと夜の王でファンになった紅玉いづきさんの新作と聞いて読みました。 落ちこぼれの主人公の女の子と孤独な人喰いの話で契約を交わしたと同時に女の子は人喰いのママとなった。落ちこぼれだった女の子がママになって人喰いは愛情を知っていくという話の流れがとても面白いです。 こちらも感動しました。一緒に入っている「AND」という話もその後の設定でとてもよかったです。
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いづきさん二冊目。 お得意の、愛! やわらかいよねえ。 文章には本性が現れるっていうけれど この人に会ってみたいと思える作家。 本編は落ちこぼれの少女がママになり 国際大使になったりと。 がんばれば、どんなことも出来る気がする。 そんな感想。 2話めは読んでない。 感動を...
いづきさん二冊目。 お得意の、愛! やわらかいよねえ。 文章には本性が現れるっていうけれど この人に会ってみたいと思える作家。 本編は落ちこぼれの少女がママになり 国際大使になったりと。 がんばれば、どんなことも出来る気がする。 そんな感想。 2話めは読んでない。 感動を捨てたくなかった。 三冊目を早く読みたいなあ。
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おおおお惜しい!と叫んでしまう。おちこぼれの魔術師の少女が悪魔と契約してどんな言語も解する耳を手に入れ外交官になる、とここまで来て、最後は男同士の女を取り合う決闘で終わってしまう。そーなるんなら別に外交官じゃなくてもよかったんじゃない? 設定が全然生かされてないのがどうしよう...
おおおお惜しい!と叫んでしまう。おちこぼれの魔術師の少女が悪魔と契約してどんな言語も解する耳を手に入れ外交官になる、とここまで来て、最後は男同士の女を取り合う決闘で終わってしまう。そーなるんなら別に外交官じゃなくてもよかったんじゃない? 設定が全然生かされてないのがどうしようもなくもったいない。愛というテーマ一点に集中するあまり国家間の駆け引きとか陰謀とかが描かれないのは、作者にまだそれだけの素養が培われてないからなのだと思う。でも、今後すごく化けるのではないかと、密かに期待しているのでした。
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寂しがりやな女の子トトと、 優しくて孤独な魔物ホーイチのお話です。 トトがママになることで、 トトもホーイチも居場所を見つけられたのでしょう。 ラスト、ホーイチの気持ちを考えると涙が止まりませんでした。 ハッピーエンドで良かったです。
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前作の「ミミズクと夜の王」よりライトノベルに近い感じ。 でも紅玉いづきさんらしさは健在。 人喰いと愛のお話、かな。 もう、何度泣かされたらいいんだろう……。 初読、絶対泣く、と思って読んだら泣きました。 再読、もう泣かないぞ、と思って読んだらまた泣きました。 なんてこったい! こ...
前作の「ミミズクと夜の王」よりライトノベルに近い感じ。 でも紅玉いづきさんらしさは健在。 人喰いと愛のお話、かな。 もう、何度泣かされたらいいんだろう……。 初読、絶対泣く、と思って読んだら泣きました。 再読、もう泣かないぞ、と思って読んだらまた泣きました。 なんてこったい! これまたおすすめ!
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面白かったですよー。 単純だからこそ。 構成や文章も大分上手になられてます。 でもやっぱ、泣けないな。心が汚れてるから?(笑
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タイトルの方にもある『MAMA』は、サルバトール・トトと人喰い ホーイチの物語。 お互いが孤独で、お互いしか居ないと思っていた訳なんですよね。 特にホーイチなんかは、世界に形を成すために『アベルダイン』って少年を喰らうんです。 アベルダインの魂の残滓が、母親を想っていた事で、『...
タイトルの方にもある『MAMA』は、サルバトール・トトと人喰い ホーイチの物語。 お互いが孤独で、お互いしか居ないと思っていた訳なんですよね。 特にホーイチなんかは、世界に形を成すために『アベルダイン』って少年を喰らうんです。 アベルダインの魂の残滓が、母親を想っていた事で、『母親とはなんだろう?』と疑問に思いながら、長い時間閉じ込められていたんです。 そこで、トトが封印といてやらと一悶着あるんですよ。 その事により、トトは両親は微妙に壁を作るわ、周りは畏怖と嫉妬やらで見てくるしで・・・・それでトトは『私はホーイチが居れば十分』とかいう思いになってしまうんですよね。 ホーイチも母親代わりでもあり、妹のようでありなトトが居ればいいとか思う。 お互い居ればいい、家族も友達も恋人も居なくて良い。 そう思うんですよ。 だけど、最後の方では一人ではなかった事に気付いて・・・・。 ある意味、歪んだ愛情って形になっていたのは読んでいて分かります。 だけど、そうする方法しか分からなかったって思うと、ちょっと悲しいなとも思う訳ですよ。 壁を作らざる得ない状況って感じです。 それでも、この最後にトトとホーイチが再び出会えたのは嬉しかった。 それ読んでて、最後は大泣き状態。 悲しい結末のまんまで終わるのかなと思っていたんで、ハッピーエンドで良かった。 で、『MAMA』の後日談的な話であり、別キャラ視点の『AND』があるんです。 こちらは、ダミアンとミレイニア兄弟の話。 そもそもの始まりである、アベルダインが持っていた魔よけの耳飾を盗み出した所から始まります。 ティーラン姫が『その耳飾を、本当の持ち主に返してくださらない?』と言う一言から、アベルダインの過去からトトとホーイチの物語と繋がるんです。 この作品を一言で例えるなら、『母親の深い愛情』 そうとしか言い切れない。 そのぐらい、アベルダインの母親の愛情が深かったんですよ。 子を思う気持ちは、母親なら抱く思いですよね。 そうでなくとも、恋人や兄弟や誰かに対して、深い愛情と言うものがあるはずです。 それを、上手く伝えてると気分屋。は思います。 独特の世界観でありながら、自分の作品に対する深い愛情が、今作と言う形で現れたんだなと思います。 小説あまり読まない人でも、この方の作品はすんなり読めると思います。 だから、一度でも良い『ミミズクと夜の王』でも、『MAMA』でも良い。 一度読んで欲しいと、本気で思う作品です。
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紅玉いづき先生の2作目。1作目が良かったので手に取りました。泣けると評される『ミミズク〜』でも泣かなかった僕ですが、やはりこちらも泣きませんでした。「こういう愛もアリなのね」という感想でした。 相変わらず目の大きい女の子の絵はありませんが、甘い恋愛小説やラブコメ、ギャグを好んで読...
紅玉いづき先生の2作目。1作目が良かったので手に取りました。泣けると評される『ミミズク〜』でも泣かなかった僕ですが、やはりこちらも泣きませんでした。「こういう愛もアリなのね」という感想でした。 相変わらず目の大きい女の子の絵はありませんが、甘い恋愛小説やラブコメ、ギャグを好んで読む人も、まぁ読んでみて。 二者間で優劣付けて選ぶなら、『ミミズク〜』かなぁ……。
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