堕天使拷問刑 の商品レビュー
念願かなって再販版で入手して読んだ。天使と悪魔を軸として物語が進む。絶対に人には不可能なことのように見える殺人、不思議な考察、、、。分量があって時間もかかったけど満足です。内容だけなら星4だけど、やっと読めたので星プラス1。
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両親を亡くしたタクマが母方の実家に引き取られ斬首事件に悪魔召喚にと巻き込まれる話。基本何でも受け入れる精神で読書してるから起こること全て「そうなん?あ、そうなる?え、そうなる!?」って楽しいくらい掌の上で転がされてた。タイトルがまた良いのよねぇ。
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推理小説はあまり読んだ事がないけど、一本取られた時の美味は醍醐味でもある。 復刊版で話題になっていて読んだけど充分に面白かったし、沢山の作家や哲学者などの引用や名前もあり、また違った意味でも楽しめた。 カーも未読だけど読んでみたいし、ダンテも読みたい。 読みたい本が増える内容でも...
推理小説はあまり読んだ事がないけど、一本取られた時の美味は醍醐味でもある。 復刊版で話題になっていて読んだけど充分に面白かったし、沢山の作家や哲学者などの引用や名前もあり、また違った意味でも楽しめた。 カーも未読だけど読んでみたいし、ダンテも読みたい。 読みたい本が増える内容でもある。 気付いたら佳境に入り迷い込んでいた。 田舎の悪しき風潮にあるある!と頷きながら、改めて田舎って陰湿で閉鎖的な故に暗いし怖いなと思った地方住みでした。
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期待しすぎたのか、面白かったか面白くなかったかよくわからなかった。面白くなりそうな感じはあるんだけど、最終的に和製ホラー映画みたいな内容だなあと思った。
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想像力という名の翼をはためかせ、何処までも飛んでゆけるような小説だった。書き出しの一文にはロマンスすら感じた。悪魔や天使が飛び舞う飛び切りのロマンスだが最高に楽しめた。
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ここまでめちゃくちゃにやっておきながら、綺麗なジュブナイル小説として締め括られるのにやられた。トリックより雰囲気を楽しむ作家。
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ミステリでありホラーでありジュブナイルであり。 あれもこれもとてんこ盛りでとっ散らかった感が強いが最後の一文の叙情ですべて許せてしまう。
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絶版プレミア本の再版という情報と、そのインパクトの高いタイトルに惹かれて購入。 両親を亡くした中学1年生の如月タクマは、母方の実家である大門家に引き取られる。片田舎の資産家である大門家には祖母・松と末娘・玲がおり、玲はこの町で行われている"ツキモノハギ"の巫...
絶版プレミア本の再版という情報と、そのインパクトの高いタイトルに惹かれて購入。 両親を亡くした中学1年生の如月タクマは、母方の実家である大門家に引き取られる。片田舎の資産家である大門家には祖母・松と末娘・玲がおり、玲はこの町で行われている"ツキモノハギ"の巫女であった。"ツキモノハギ"という名目で、"ツキモノイリ"とされる者に容赦ない暴行を加える儀式や、事なかれ主義を貫こうとする住民らに、町の異常性を覚えるタクマ。また、タクマが引き取られる数か月前には、悪魔崇拝者と噂されていた祖父・大造が怪死、その数年前には大造と町長の座を争っていた現町長の大渕の妻と娘2人が、首を斬られて殺害されるという事件が起こっており、町では大造が召喚した悪魔が行った所業ではないかと囁かれていた。その血縁者で外からやって来たタクマは、住民から異質な目で見られ―――。 「"ツキモノハギ"と呼ばれる異常なしきたりが残る閉鎖的な田舎町で起こる凄惨な殺人事件。これは"悪魔"の所業なのか―――。」 2段組み475頁の長編サスペンス・ミステリー。かなりのボリュームだが、非常に読み易いテキストなのでサクサク読み進められる。理解しがたい閉鎖社会の"常識"を受け入れられず、孤立を深め、逃げ場もなくじりじりと詰められていく緊迫感がGood。中盤は若干の中だるみを感じたが、終盤に入ると怒濤の展開で読むスピードも一気に加速。そのまま最後まで読み終えたが・・・明かされた真相にイマイチ納得出来ずにモヤモヤ。(特に、クライマックスで暴れていた○○。あれをあのような扱いで済ますのは、流石に無理があると思うのだが。) 読み進めている間は楽しめたが、前述のとおり真相はしっくり来ず、また、(言葉にするのが難しいのだが、)作中で提示された各設定やエピソードが物語の結末・真相にうまく収斂出来ていない感じもして、心地良い読後感を得ることが出来なかった。なんとも残念無念。
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※このレビューにはネタバレを含みます
青春、オカルト、因習村。 尖った要素が尖ったまま盛り盛りで、モザイク状にピースが嵌まったような面白さ! こんなん初めて読んだ。すごい! 確かにミステリとしてはめちゃくちゃな部分も明かされてない謎も多いまま走り抜けたようなところはあるけど、エピローグで全て許せてしまったというか。 ラブだね、ラブ。
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うわぁ〜!! 余韻がすごい……。 飛鳥部勝則作品で1番人気なの、頷ける……。 好きです߹ㅁ߹)♡ 読める日を楽しみにしていたヽ(´▽`)ノ♡ もしも復刻版が刊行されなければ読めなかっただなんて…(༎ຶ⌑༎ຶ) 読めて良かったよ〜 悪魔崇拝の祖父が亡くなった。 ...
うわぁ〜!! 余韻がすごい……。 飛鳥部勝則作品で1番人気なの、頷ける……。 好きです߹ㅁ߹)♡ 読める日を楽しみにしていたヽ(´▽`)ノ♡ もしも復刻版が刊行されなければ読めなかっただなんて…(༎ຶ⌑༎ຶ) 読めて良かったよ〜 悪魔崇拝の祖父が亡くなった。 両親を事故で亡くし、母方の実家へ引き取られる事になった中学1年生のタクマ。 転校初日にナイフが飛んできたこのクラスでは、タクマを「ツキモノイリ」と呼ぶ。 祖父の生前に起きた、町長の妻と娘2人斬首事件は、祖父の呼び出した悪魔の仕業なのか。 そのせいでいじめにあうタクマを庇った少女、江留美麗は何者なのか——。 読んでいる間、幸せに浸っておりました。 場面展開し一見無関係そうなエピソードや引用が点在するのですが、そのひとつひとつに意味がある事が作風から分かっているので、注意しながら読みます。 排他的な町で行われる『ツキモノハギ』 憑き物を剥ぐ儀式。 これはタクマの新しい母、大門玲が巫女となり、執り行われるという。 宗教絡むと格段に面白い。 どちらかと言うと、町ぐるみの閉鎖的空間での宗教のようなもの。 胸糞は当たり前に存在する。 ※エログロ控えめ胸糞バイオレンスほんのり、 純愛ゴシックミステリー。 タクマが美麗と哲学についてしていた会話 「良い場所に出るまで歩くんだよ。悪い場所で止まってはいけない。幸せ者というのは幸せにらなるまで生きた人のことをいう」(本文より) タクマが思いを上手く伝えられない様子は純愛ならでは。 美麗の言葉数が足りないのも、陶酔感も厨二っぽい雰囲気も好き。 もうね、お腹いっぱいになりました。 こんなに※を詰め込んだ1冊、なかなかない。 読後の余韻と、その後に訪れる喪失感が…。 個人的に『ハーモニー』読み終わった後以来だよ…(´;︵;`) 好きだわ〜。 宝物にする♡ ーーーーーーーーーー 書泉・芳林堂限定 特別小冊子 【魔女考】 古島提子は人を殺している。 魅力的な彼女の事を、伊佐カンナは噂する。 彼女に惚れた男は自殺した。 彼女は魔女だろうか。 30ページの短い話なのに、特有の飛鳥部勝則の世界観♡ 『魔女』について、画家とオペラと—。 いいわ〜好きだわ〜߹ㅁ߹)♡ 【針女】 田中滋元は、江留美麗のアパートへ。 彼女はいつも裁縫道具を身につけていた。 その中から針を取り出し、滋元の指に刺そうとする——。 美麗も出てくるし、おそらく『黒と愛』のあの子も♡ 47ページの短編だが、異質な空気感が好き。 会話とか、厨二笑 密室殺人を短編でとか、ホントすごい。
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