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しゃぼん玉 の商品レビュー

4.1

311件のお客様レビュー

  1. 5つ

    91

  2. 4つ

    138

  3. 3つ

    53

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    7

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2024/10/05

映画を観てからの読書でした。 市原悦子さんが好きで観た映画でしたが本当に良くて原作がある事を知り早速読みました。 先に映画を観たので本を読みながらも市原悦子さんが頭に浮かびながら読み終えました。 映画と本で2度市原悦子さんの世界が楽しめました。 この作品は映画を観てから本を読むの...

映画を観てからの読書でした。 市原悦子さんが好きで観た映画でしたが本当に良くて原作がある事を知り早速読みました。 先に映画を観たので本を読みながらも市原悦子さんが頭に浮かびながら読み終えました。 映画と本で2度市原悦子さんの世界が楽しめました。 この作品は映画を観てから本を読むのがおすすめです。 やっぱり市原悦子さんは素晴らしいな〜と再確認しました。 舞台となった村もいつか訪れてみたいです。

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2024/09/05

心が温まった。人は何歳からでもやり直せる。たとえ家庭環境に恵まれなかったとしても今後の人生で誰に会うかによって変わってくると思う。菜豆腐食べてみたい。

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2024/08/17

主人公は若者らしい無軌道さを持ちつつも、心根はまだ腐っていないのでどこか憎めない。 サスペンスと思っていたのでまさか感動して泣くとは思ってなかった。(普段感動系を全く読まないので耐性がない) 乃南さんは「凍える牙」を以前読んだが、こういう系統も書いてるとは知らなかった。どちらも展...

主人公は若者らしい無軌道さを持ちつつも、心根はまだ腐っていないのでどこか憎めない。 サスペンスと思っていたのでまさか感動して泣くとは思ってなかった。(普段感動系を全く読まないので耐性がない) 乃南さんは「凍える牙」を以前読んだが、こういう系統も書いてるとは知らなかった。どちらも展開のテンポが良いので映像化しても映えそう。

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2024/07/30

映画から見て読んだ本。 最近、乃南アサを読むようになって、まさか彼女の作品とは思わなかった。 小説を読みながら、映像が思い浮かぶ程、映画はよく再現されていると思った。 主人公の心情描写や情景もよく描かれていた。

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2024/06/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

親に恵まれず、大学も中退し、ひったくりをしながら生きていた主人公が逃げてたどり着いたど田舎で自分を取り戻していくお話。悪くはなかったのだけど、主人公の心理があまりにも理解できず、共感しづらかったのと、あそこにたどり着くまでがちょっと急展開すぎたかなあ、というところはありました。

Posted byブクログ

2024/05/19

未読本と既読本が何かのタイミングで混ざってしまった。なので、これ再読です。再読でも十分に面白かった。しゃぼん玉の人生が、確かのものに変わっていくお話。この作家は本当多才だなぁって感心します。一気に読み終わって暖かくなりました。

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2024/04/15

すごーい面白かった。 久しぶりに一気読み。 なんか何のことはないようなお話なんだけど、すごい面白い。 さすが乃南さん。

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2024/04/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

乃南アサだからなあ。 ハッピーエンドでもバッドエンドでもいけるんだよなあ。 どっちに落とすつもりなのだろう。 三浪して五流大学にやっと入ったものの、そこに居場所はなく、かといって家族はとうの昔に崩壊していて、することもしたいこともない伊豆見翔人は、行き当たりばったりにひったくりやコンビニ強盗をしながら西へ西へと流れていった。 ヒッチハイクしたトラックで運転手を脅しもっと遠くまで乗せてもらおうとしたが、つい居眠りをしてしまい、見知らぬ山道に落とされてしまう。 そこで、怪我をした老婆と出会い、金か物を奪おうと助けたことから翔人の運命が変わる。 父親からは物理的に、母親からは言葉の暴力を浴びせられて育った翔人は、自己肯定感など皆無に等しく、刹那的で利己的で、要は最悪の若者として作品に登場する。 しかし、下心ありとはいえ助けることになった老婆・スマの、ちんまりとした体からは信じがたいくらいのタフな暮らしぶりが愉快。 そこで翔人は、スマばあちゃんの孫と間違われ、世話を焼かれたり仕事を手伝わされたりしながら10日ほどを過ごす。 久しぶりに食べる、ちゃんと食器を使って食べる食事。 初めてかけられる「ぼうは、いいこ」という言葉。 山仕事に連れまわすシゲ爺もまた、仕事に容赦はないが、慣れぬことに悪戦苦闘する翔人を温かく見守ってくれる。 本当に強い人と言うのは、どういう人なのか、道を踏み外してもやり直すためにはどうすればいいのか。 翔人の疑問に、自分の経験と言葉で答えてくれる。 今まで翔人のまわりにはいなかった、こうなりたいと思えるおとな。 スマばあちゃんにも秘密は、あった。 弱い部分もあった。 それを知った日、翔人はスマばあちゃんにすべてを話す。 「――死なねえで、いてくれねえかな。あの――俺が、戻ってくるまで(中略)俺――婆ちゃんの飯、また食いたいんだからさ。絶対」 ここで涙腺崩壊。 「死なねえで」と言われても、婆ちゃんもう90歳だからな。 なんならシゲ爺だって70歳過ぎだ。 それでも、もうしゃぼん玉のような、ふらふらと中身のない人生は嫌だ、と翔人は自分で決心した一歩を踏み出す。 よい小説を読みました。

Posted byブクログ

2023/12/10

ファンタジーなんだけど、泣いた本。読了後、映画も観ました。映画も良かった。いつか椎葉村に行ってみたいと思っています。

Posted byブクログ

2023/11/27

この主人公は育ち方とか環境とかが悪かっただけで元はいい子だったんじゃないかな… 主人公の心境の変化とかがよくわかって最後の方は泣けました。 おばあちゃんや村の温かい人に囲まれて幸せに暮らせるようにのるといいなと思ってしまいました。

Posted byブクログ