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かたみ歌 の商品レビュー

3.7

282件のお客様レビュー

  1. 5つ

    36

  2. 4つ

    116

  3. 3つ

    98

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

    2

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2010/08/17

7つの短編で全体的にじんとくるお話。 号泣はないけど、「夏の落とし文」はこみ上げてくるものがありました。 「栞の恋」も切なくて、なんか素敵。 やたらと古本屋のおじいさんが出てくるなと思っていたら 最後にうまくまとまりました。 秋の夜長にしっとり読みたいかも。

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2010/09/05

書店POPのおかげで期待し過ぎて逆に残念。 号泣…はなかったけれど、最後は話のつながりにジーンときた。 人の死や想いで不思議なことが起こる街。 そういう街に自分が済んだらびっくりしちゃうけど、 そういう出来事を求める人にはあってほしい街だな、きっと。 死んでしまった大切な人に会い...

書店POPのおかげで期待し過ぎて逆に残念。 号泣…はなかったけれど、最後は話のつながりにジーンときた。 人の死や想いで不思議なことが起こる街。 そういう街に自分が済んだらびっくりしちゃうけど、 そういう出来事を求める人にはあってほしい街だな、きっと。 死んでしまった大切な人に会いたいってことは意外と多いと思うから。

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2010/08/16

「涙腺崩壊」と謳った帯に惹かれて購入したけど、 涙腺が崩壊することはなかったよー! 全体的に話しの内容は悲惨な感じなのですが、ほっこりする優しさに包まれているような感じがしました。特に「栞」のお話しが素敵でした。 涙腺崩壊予定で読み始めたので、評価的には★★★。 大切な家族...

「涙腺崩壊」と謳った帯に惹かれて購入したけど、 涙腺が崩壊することはなかったよー! 全体的に話しの内容は悲惨な感じなのですが、ほっこりする優しさに包まれているような感じがしました。特に「栞」のお話しが素敵でした。 涙腺崩壊予定で読み始めたので、評価的には★★★。 大切な家族や友だちを亡くした方が読むとグッとくると思います。

Posted byブクログ

2010/08/10

帯に“号泣”と書いてなかったら、もっと単純に楽しめたと思う。そう書かれるとどうしても過剰な期待を持ってしまう。普通におもしろいと思ったし号泣とはいかないまでもほろりと来るところはあった。ちょっと不思議な雰囲気が、不気味で悲しくて優しいお話。

Posted byブクログ

2010/08/01

短篇集。舞台は40年代、東京下町。アカシア商店街とその中にある古本屋で1つ1つの話が繋がっている。どのお話も死や幽霊が取り扱われ、ちょっぴり恐いけど、ラストは切ない。文体は読みやすく美しかった。夏読むと良いと思う。

Posted byブクログ

2010/07/31

『きっと何かが、ねじくれまくってしまっているのでしょうね。』 直木賞作家が送る奇蹟に纏わる連作短編集。本屋であまりにも大々的に宣伝しているので、買ってしまったのだが、これが大外れだった。文体は割と嫌いではないんだが、導入も、過程も、落しどころも、ストーリーに係る全てが自分には合...

『きっと何かが、ねじくれまくってしまっているのでしょうね。』 直木賞作家が送る奇蹟に纏わる連作短編集。本屋であまりにも大々的に宣伝しているので、買ってしまったのだが、これが大外れだった。文体は割と嫌いではないんだが、導入も、過程も、落しどころも、ストーリーに係る全てが自分には合わなかった。人によって好みが激しく分かれる作品だと思う。 書店も不況で大変なのはわかるが、宣伝の仕方を考えるべきだと思う。このままでは、本当にマスゴミ化してしまう。まあ、個人的には良い教訓になったけど。

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2010/07/29

う~む。微妙。 書店のPOPを見て購入したのですが、 いまいち、感情が移入できず。惜しい。 そんな感じです。

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2010/07/28

アカシア商店街という不思議な街で起こる出来事を描いた短編集。帯の文句のように泣きはしませんでしたが、どの短編もしんみりしたり怖くなったり、とにかくうまい。狂言回しとして出てくる古書店の主人の謎が最後に解ける。

Posted byブクログ

2010/07/17

書店のpopが評判とのことですが、「泣ける」というほどではありませんでした。でも、ゴーストストーリーとしては、しみじみとしたものを感じます。最後の短編で、古本屋の主人の過去が明らかになる構成にも納得。

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2019/01/16

不思議なことが起きる、東京の下町アカシア商店街。殺人事件が起きたラーメン屋の様子を窺っていた若い男の正体が、古本屋の店主と話すうちに次第に明らかになる「紫陽花のころ」。古本に挟んだ栞にメッセージを託した邦子の恋が、時空を超えた結末を迎える「栞の恋」など、昭和という時代が残した“か...

不思議なことが起きる、東京の下町アカシア商店街。殺人事件が起きたラーメン屋の様子を窺っていた若い男の正体が、古本屋の店主と話すうちに次第に明らかになる「紫陽花のころ」。古本に挟んだ栞にメッセージを託した邦子の恋が、時空を超えた結末を迎える「栞の恋」など、昭和という時代が残した“かたみ”の歌が、慎ましやかな人生を優しく包む。7つの奇蹟を描いた連作短編集。 《ブックデータベース より》 《2010年7月16日 読了》

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