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かたみ歌 の商品レビュー

3.7

282件のお客様レビュー

  1. 5つ

    36

  2. 4つ

    116

  3. 3つ

    98

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

    2

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2010/12/07

商店街のある町で起こる不思議な短編集 最後のお話で涙が出そうになりました。 切ない気持ちになるのだけど優しさに包まれている感じ

Posted byブクログ

2011/08/06

「朱川さんはノスタルジックホラーの名手」というのに納得。懐かしい気のするアーケードやお寺、流れる流行歌…そんな背景でおこる物語はどれも突然の別れと心残りがある人が出てくる。せつなく悲しいのにあたたかい。あちら側の人も怖いだけじゃないんだ。全体を通じて出てくる幸子書房の店主の話を読...

「朱川さんはノスタルジックホラーの名手」というのに納得。懐かしい気のするアーケードやお寺、流れる流行歌…そんな背景でおこる物語はどれも突然の別れと心残りがある人が出てくる。せつなく悲しいのにあたたかい。あちら側の人も怖いだけじゃないんだ。全体を通じて出てくる幸子書房の店主の話を読んだら、より一層 他の話の味わいが出た。特に「ひかり猫」「夏の落し文」が印象に残った。

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2010/12/05

ちょぴり怖いが心暖まるものあり。文章も綺麗で落ち着きある。著者の他の作品も読んで見たい。2010年12月5日

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2010/11/30

どれもおもしろい話だったのですが、二番目の話が好きです。 お兄ちゃん切なすぎる。 10歳で現実見せられて、それでも強く、優しく生きるお兄ちゃんは尊敬に値しますよね。 「優しくされて嬉しいと思ったら、お前も誰かに優しくしてあげろよ。そしたらいつか、世界中のみんなが優しくなるから」...

どれもおもしろい話だったのですが、二番目の話が好きです。 お兄ちゃん切なすぎる。 10歳で現実見せられて、それでも強く、優しく生きるお兄ちゃんは尊敬に値しますよね。 「優しくされて嬉しいと思ったら、お前も誰かに優しくしてあげろよ。そしたらいつか、世界中のみんなが優しくなるから」 っていうお兄ちゃんのセリフ。 本当に心に響きましたね。 是非読んで欲しいです。

Posted byブクログ

2010/11/23

一話一話に感動する、というお話ではないと思いますが、全てのお話が、最終話へつながる伏線となっています。 なので最終話の前に涙腺が崩壊するかどうかは、実際怪しい。個人の涙腺の緩さ次第だと思います。 しかし、最後の最後にはおおよその人の涙腺が崩壊する可能性は高いと思います。 僕は崩...

一話一話に感動する、というお話ではないと思いますが、全てのお話が、最終話へつながる伏線となっています。 なので最終話の前に涙腺が崩壊するかどうかは、実際怪しい。個人の涙腺の緩さ次第だと思います。 しかし、最後の最後にはおおよその人の涙腺が崩壊する可能性は高いと思います。 僕は崩壊してしまいました・・・。 そういう意味で、短編集のようで、実は1つの長編作品であるように感じています。

Posted byブクログ

2010/11/21

涙腺崩壊の帯につられて購入。が、そんなことは無い。 後味の悪い話も。 昭和の香りがする、大人のための一冊。

Posted byブクログ

2011/03/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

購入者:Shin(2010.11.18)返却(2010.12.19) 短編集であるが、主人公は違うもののすべて同じアカシヤ商店街が舞台となっており、話はつながっています。 さらに全て死んだ人(動物)が登場する物語。 最後の古本屋のおやじの正体には感動しました。 貸出:タスク(2011.2.4)返却(2011.2.16) 生と死をテーマにしていますが読みやすく重くはないです。 一つ一つの話が切なく心が温まります。 切ない中に見る一筋の光がいいです。 あと読んだ人はわかると思いますが雰囲気が素晴らしい。 いかにも昭和って感じのあの雰囲気が好きです 万人受けする話だと思うので人に勧めやすい本でもあります。 そして文章も読みやすいので読書慣れしてない方が読むのにもいい本ですね。個人的には「ひかり猫」の話が好きです

Posted byブクログ

2010/11/18

7つの短編集からなる。全て読み終わって初めて、この小説の組み立てのうまさに気づかされる。やはり栞の恋はいい。

Posted byブクログ

2010/11/15

「世にも奇妙な物語」にて映像化された「栞の恋」は、やはりとても良かった。怖い部分もあるのに、なぜか最終章でしみじみとさせられました。

Posted byブクログ

2010/11/08

号泣するまでもないが、切々と染みるものがあった作品。ひとつの街、商店街を舞台にそれぞれにいろいろなドラマがあり、だけど生きていくって素晴らしいと最後は思わせてくれる短編7編。物語の中で顔見知りでない人々が知らないところで繋がっていてそこが面白かったなぁ。きっとそれは私自身にも言え...

号泣するまでもないが、切々と染みるものがあった作品。ひとつの街、商店街を舞台にそれぞれにいろいろなドラマがあり、だけど生きていくって素晴らしいと最後は思わせてくれる短編7編。物語の中で顔見知りでない人々が知らないところで繋がっていてそこが面白かったなぁ。きっとそれは私自身にも言えることだろうな!

Posted byブクログ