医学のたまご の商品レビュー
ラストまでイライラする。教授がないわーった人物像。 アツシがあの子かと思うと涙。 あんなに可愛かったのに。 また片目を失うのか。 自分の発言には責任を持とう。
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海堂氏の本を読んだのはこれがはじめてだったが、なぜ今まで読まなかったのか、と思うくらい面白かった。 中学生がいきなり大学の医学部で研究することになる話。 途中にでてくる父からの言葉というのが、どれも洗練された言葉で、 的を射ている感じがする。そこが魅力だと思う。
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海堂 尊 『医学のたまご』 (理論社・2008年1月) ミステリーYA!の新刊なんだが、なぜか横書き・・・。でも中身は小説。 あとがきを読むとどうやらこの作品、「日経メディカル」に連載されていたらしい。 主人公は桜宮中学1年生の曾根崎薫クン、13歳。 中学生を対象に行われた...
海堂 尊 『医学のたまご』 (理論社・2008年1月) ミステリーYA!の新刊なんだが、なぜか横書き・・・。でも中身は小説。 あとがきを読むとどうやらこの作品、「日経メディカル」に連載されていたらしい。 主人公は桜宮中学1年生の曾根崎薫クン、13歳。 中学生を対象に行われた「潜在能力試験」で全国1位をとってしまった薫クンは、 あの『チームバチスタ』の東城大学医学部に入学することになってしまう。 (でも1位はズルしてとっちゃったので、実際は普通の中学生なんだなこれが) ここだけ読むと、おおっ!面白そう!となるのは必然で、本屋で手に取ること3回目にして 結局結誘惑に負けて購入してしまった。 翌日には案の定後悔することになるのだが…。 と言っても愚痴ってばかりじゃしょうがないんで、まずは褒めておこう。 先日読んだ『夢見る黄金地球儀』で垣間見えた、海堂さんの「センスのなさ」を、今回はあまり感じなかった。 主人公が13歳の少年ということもあり、一人称視点でのあの特有の粘っこさが解消され、読みやすさがグーンとアップしている(当社比150%)。 そして相変わらずのキャラ立ちの素晴らしさ。 海堂さんの描くキャラには本当にぶれがない。 よほどしっかりしたイメージが事前に創造できているのだろう。 中でも薫の父、曾根崎伸一郎博士が、メールでしか登場しないが非常に良い味をだしている。 悪く言えば類型的なキャラではあるが、是非とも再登場してほしい良いオヤジであった。 さらにさらに、『ナイチンゲールの沈黙』との関連性はファンには嬉しいプレゼントである。 『夢見る~』でもそうだったが、海堂さんのこの類のサービスは実に気が利いている。 ついでにヘイヘイ平介の息子(?)もジャイアン役で登場しているが、これは要らなかったかも…。 まぁ褒めるところはこんなところで、結論から言うと、この作品、駄作である。 せっかくのアイディアが迷走した原因は、薫を研究畑で勉強させたところ。 医学部ってのは患者さんを診る「臨床」と、研究や実験をする「基礎」に分かれるわけで、 なぜか薫クンが入学するのは東城大学医学部総合解剖学教室、つまり基礎分野である。 なんで臨床分野で働かせなかったのか??? 連載していたのは確かにお医者さんが購読する「日経メディカル」だから、PCRだの電気泳動だのDNAシークエンスだのは苦もなく理解できるだろうし、論文発表の裏話も興味深く読めるだろう。 でもこの作品のターゲットは中学生でしょ?ミステリーYA!シリーズでしょ? これでどうやって医学に興味を持てというのか、甚だ疑問である。 なのにあとがきでは、若い彼らにはこの本を読んで医学に興味を持って欲しいうんぬん・・・、みたいなコトを平気で書いていらっしゃる。 今回の海堂さん、センスがないわけではなく、TPOがズレているのが問題ではないだろうか。 じゃあ中学生でなくて大人ならこの話は面白いのか、と思いきや、それも大いに疑問が残る。 ミステリ的な観点から述べれば、話が動き出すのはページ数にすると4分の3ほどが終わった ところだから、読んでるこちらにしてみれば肩すかしもいいところである。 これといった伏線もないしね。 話が動き出したところで「やっとかよっ!」とつっこむ気力もなくそのまま読了してしまうのだ。 45点(100点満点)。
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☆☆$$予想外にオモロだった。正式シリーズでないし、$$夢見る地球儀のような感じだと思っていたら、$$ちゃんとした作りになっていた。優菜に進められる一冊。$$名言をノートの貯める趣味は真似したい。
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面白かった。中学生向きということで横書きなんですかね。病院にお金がきちんと入ったかどうか気になります。事務長が卒倒しなければよいですが。 ジーンワルツにつながっているとは思いませんでした。登場人物も出世して立場が変わっていた。 ゲーム理論のお父さんもよかった。 最後の教授への仕返...
面白かった。中学生向きということで横書きなんですかね。病院にお金がきちんと入ったかどうか気になります。事務長が卒倒しなければよいですが。 ジーンワルツにつながっているとは思いませんでした。登場人物も出世して立場が変わっていた。 ゲーム理論のお父さんもよかった。 最後の教授への仕返しはちょっと無理なんでは。。
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一気に読めた、面白かった (^^) 他の海堂作品で出てきた人がチラホラ登場するのでなお面白い。 アツシ君の再登場にはちょっと驚いた。 主人公薫のパパの言葉、いくつかあるけど、どれもイイね。冒険中の中高生にはピッタリかも。 「エラーは気づいた瞬間に直すのが、最速で最良だ」 ...
一気に読めた、面白かった (^^) 他の海堂作品で出てきた人がチラホラ登場するのでなお面白い。 アツシ君の再登場にはちょっと驚いた。 主人公薫のパパの言葉、いくつかあるけど、どれもイイね。冒険中の中高生にはピッタリかも。 「エラーは気づいた瞬間に直すのが、最速で最良だ」 「ムダにはムダの意味がある」 「世の中で一番大変なのは、ゴールの見えない我慢だ」 などなど♪
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中高生の薫くんが、中学生と医学の研究者と言う二足の草鞋を履くこととなり。。。 中高生向けに書かれたと言うだけあり、読みやすくわかりやすかったです。モヤモヤするところもあるけど、パパの名言の数々と最後のパンチで良しとしましょう‼ ナイチンゲール〜のあっくん事佐々木アツシくんが高校生...
中高生の薫くんが、中学生と医学の研究者と言う二足の草鞋を履くこととなり。。。 中高生向けに書かれたと言うだけあり、読みやすくわかりやすかったです。モヤモヤするところもあるけど、パパの名言の数々と最後のパンチで良しとしましょう‼ ナイチンゲール〜のあっくん事佐々木アツシくんが高校生かぁ。近所のおばちゃんよろしく、まぁ!大きくなって!とか思ってしまった(笑)
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なんかすごくおもしろかった。 そして、ジンときました。 言葉ひとつひとつがキレイで、そして力強く。 中高生向けらしいですが、オトナでも、小学生でも絶対に読むべき。 オトナはオトナの楽しみがあります。 他の作品とのつながり。 いろんな人がいろんなところで、、、 あれ...
なんかすごくおもしろかった。 そして、ジンときました。 言葉ひとつひとつがキレイで、そして力強く。 中高生向けらしいですが、オトナでも、小学生でも絶対に読むべき。 オトナはオトナの楽しみがあります。 他の作品とのつながり。 いろんな人がいろんなところで、、、 あれ、白鳥サンがいないぞ。
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昨年映画化された「ジーン・ワルツ」の最後にちょこっとだけ登場した人物が主役。 この桜宮シリーズは好きだなぁ。 海堂尊の文庫化されている桜ノ宮市シリーズはほぼ全て家にあるので、 バチスタから読み直そうかとも思っています。
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平易な言葉で、子どもの視点でやわらかく語られるけれども、医学界に対する作者の怒り、憤りがしずしずと伝わってくる。
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