医学のたまご の商品レビュー

海堂尊【作】

2014/01/15

ジーンワルツで代理母出産で生まれた双子の片割れの物語。
ナイチンゲールで出てきた「～であります」と喋るアツシ君がスーパー高校生として再登場するとは･･･。こういうところが桜宮サーガ作品の好きなところかも。
若干、横書きなので読みづらかったが、大人の世界で理不尽な目に遭いながらも周りの者に助けてもらいながら、向き合う姿勢は楽しくもあった。

2014/01/04

（−）中学生が医学部
（−）山場がちょっと強引
（＋）とにかく軽快なタッチでテンポがいい。
（＋）主人公のパパ（ゲーム理論の教授）の言葉

最後の一行を間違って先に読まないように、思わず指で隠して読み進めた。気持ちの良い読後感。

2013/12/30

海堂さんが書いている、ってことと表紙の可愛さから読んでみました。父が天才ゲームクリエイターである平凡な中学生の少年がマイペースながらも大学の医学研究所に通うという話で楽しかったです。少年のクラスメイト達の個性も強くて・・！とても読みやすい話でした。

2013/11/18

海堂尊のデビュー作。一番くったくがなく、読んでいてすなおにおもしろい。正義の味方が主人公。

九州大学：mob

2013/09/17

曽根崎伸一郎、理恵の息子、曽根崎薫が主人公。すごい二人の子供の割には意外とおバカみたいだけど、そんな愛嬌もイイ感じ。曽根崎パパはやっぱりすごい人だったらしい。

2013/09/02

潜在能力試験で（訳ありだが）日本一となった中学生が医療研究に携わるという設定は大変面白かったが、展開としてはちょっと期待とは異なっていた感はある。
設定の面白さが、友人のキャラクター像の違和感や教授へのムカムカ感などでかき消されてしまったような・・・。
とは言ったものの、結末が気になり、最後まで読まずにはいられない作品ではあったので、物語としては良かったと思う。

2013/08/12

海堂尊、ヤングアダルト向けのようだったので、わたしにも理解できるかと挑戦。

こら、むずかしいかも…。
たまに出てくる医学用語が理解不能。

話はわかりやすい、藤田教授が悪者で、カオルを利用する。
けど、さまざまな協力者を得て、クリアにしていく。

最後、桃倉、佐々木がいい感じ。
でも、いちばんカッコいいのはカオルパパ。

2013/07/23

あーゆー教授、いるよね…

データの捏造は研究者としてやっちゃいけないでしょ
ただ、やろうと思えば簡単にできるし、その捏造を実証するのは難しいけどね

その辺は査読者のスキルによるし
つまりは雑誌の格の問題なのかな

内容としては会話文中心で読みやすい
専門用語も自分の中ではすんなり受け入れられる

PCRのエラーの頻度も問題かと思うけど
小説の内容ではそれ以前の問題かな

研究には真摯な態度で挑んでもらいたいものである

2013/07/14

子ども向けに書かれてますが、大人も楽しめます。
アツシくんがちらちらと出ています。
もうちょっと出てほしかったなあ。

2013/05/11

本来は落ちこぼれの中学生が、スーパー中学生医学生となってしまい、大学病院の人間関係や論文作成などの非常識な部分に疑問を感じるストーリー。

大学病院だけでなく、一般の会社にも当てはまるパワハラのような部分もあり、共感できる部分も多い。

中学生時代に大人の世界に入るとこんな思考が働くんだろうと感じた。

横書きが報告書のようで、この内容には合ってると思うが、読みにくさは感じた。

最後の最後で、成長した中学生とその父の凄さにムリクリ感はあるが、爽快な読後感。