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医学のたまご の商品レビュー

3.7

248件のお客様レビュー

  1. 5つ

    35

  2. 4つ

    104

  3. 3つ

    77

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

    2

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2012/02/09

ごくフツーの中学生曽根崎薫、14歳。 歴史はオタクの域に達しているけど、英語は苦手。 愛読書はコミック『ドンドコ』。 ちょっと要領良し。 そんな薫が、ひょんなことから「日本一の天才少年」となり、東城大学の医学部で研究をすることになる。 ジュニア向けに書かれた作品ですがそれなりに...

ごくフツーの中学生曽根崎薫、14歳。 歴史はオタクの域に達しているけど、英語は苦手。 愛読書はコミック『ドンドコ』。 ちょっと要領良し。 そんな薫が、ひょんなことから「日本一の天才少年」となり、東城大学の医学部で研究をすることになる。 ジュニア向けに書かれた作品ですがそれなりに読み応えはありました。 特にアツシの登場は海堂ファンには嬉しかったですね。

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2012/02/04

チームバチスタとか書いてる海堂尊さん。 ストーリーのなかに秘められてるノートの言葉に勇気と希望がもらえる。ただ、元気なときに読むと落ち込むかもしれない(笑)

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2012/01/24

曾根崎伸一郎と曾根崎薫。この親子の関係はなかなか興味深い。 メールのやり取りという、太平洋を隔てたコンピューター上の仮想空間上でしかやり取りはなくとも、いつも側にいるような感覚を抱かせるのは何だろう。そして曾根崎理恵は現れないのか? まさかの如月翔子の登場にドキドキしたw

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2012/01/16

当たり外れの差がハッキリとする海堂さんの作品には珍しく中ぐらい加減の読み易い作品。ある意味では凡作?

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2012/01/12

またかと思う桜宮市東城大学医学部シリーズ^^;舞台だけじゃなく人物も通行人的脇役まで絡むから・・極北も含めれば、全部繋がるんだろうけど・・年代、年齢的なものも整合性が出来てるのかな。今、新聞連載小説の夕刊で読んでるのも連結部分。シリアスもミステリーもユーモアもひとまとめ。ともあれ...

またかと思う桜宮市東城大学医学部シリーズ^^;舞台だけじゃなく人物も通行人的脇役まで絡むから・・極北も含めれば、全部繋がるんだろうけど・・年代、年齢的なものも整合性が出来てるのかな。今、新聞連載小説の夕刊で読んでるのも連結部分。シリアスもミステリーもユーモアもひとまとめ。ともあれ、この作品は中学生向けで勧善懲悪、正義を少し大人感覚で抑えた感じ。別の作品で、中学生4人組が活躍しそうだな。

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2011/12/16

主人公は『ジーン・ワルツ』や『マドンナ・ヴェルデ』で生まれた双子のうちの曾根崎伸一郎の息子として育てられ薫君です。僕にとっては親戚の子供が成長した姿を見たような気がしてうれしかったです。 この本の主人公は『ジーン・ワルツ』や『マドンナ・ヴェルデ』の中で生まれた双子のうちの曽根...

主人公は『ジーン・ワルツ』や『マドンナ・ヴェルデ』で生まれた双子のうちの曾根崎伸一郎の息子として育てられ薫君です。僕にとっては親戚の子供が成長した姿を見たような気がしてうれしかったです。 この本の主人公は『ジーン・ワルツ』や『マドンナ・ヴェルデ』の中で生まれた双子のうちの曽根崎伸一郎の息子として育てられた曾根崎薫君の物語です。この本を読みながら、僕は親戚の息子さんが中学生になったときのような気持ちで彼に寄り添うことができました。僕は平素、あまりミステリーは読まないのですが、この本は面白く読むことができました。物語は主人公の中学生、曾根崎薫君がゲーム理論の権威である父親の曾根崎伸一郎が作った潜在能力テストで当然ながらといえば当然の結果ですが全国で1位になってしまったことから物語が始まります。 その結果に目をつけた東城大学の医学部で研究をする。そこでの話がメインになります。そこで薫君は先輩である高校生の佐々木君や研究生活を送る桃倉さんと一緒にある医療の研究をすることになります。そして『画期的な』結果を示すのですが、指導教官の藤田教授の姦計にはまって薫君は自分の名誉を失う危機にさらされます。 そんな息子の危機に父親である曽根崎伸一郎氏が寄り添う姿は、たとえ日本とボストンのマサチューセッツと距離は隔ててあっても、「ジーン・ワルツ」や『マドンナ・ヴェルデ』では描かれていなかった少し変わっていながらも愛情あふれる姿に感銘を受けました。そしてハイライトは論文のミスを謝罪する記者会見での怒涛の展開と藤田教授と曽根崎伸一郎が薫君を挟んで間接的にせよ対峙する姿に、手に汗握るものを感じました。 しかし、薫君は自分の名誉を守った代わりに…。結末はどうか本書で確認をしていただきたいのですが、やはり、『声を上げる』ということと、自分の勇気に従うことが大事だということと、科学のすばらしさと大人も子供もないという世界の恐ろしさ、そして、薫君の活躍ぶりを今後も期待するとともに曽根崎理恵に引き取られた双子の片割れである忍の物語も出来れば読んでみたいなと思いました。

Posted byブクログ

2011/11/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

児童向けの小説。 医学部で勉強することになった中学生・薫の奮闘記ミステリー。 『ジーン・ワルツ』『マドンナ・ヴェルデ』のラストに生まれた双子の片割れ薫が主人公。 でも、上記2作品とは全然違うテイストでビックリ。 そして、田口先生や高階院長、如月翔子など他の作品の登場人物がちらほら・・・ 田口先生は教授になってたのね\(◎o◎)/! もちろん山咲さんの登場に感激。 ああ、薫のそばにいるんだなぁ・・・って(/_;) 何よりお父さんの曽根崎伸一郎が素敵だった。 相変わらず、食べたものをメールするのにニヤニヤしちゃったけど…変わってないんだなぁw こんなに子供のこと考えてるお父さんになってて良かった~ 逆に藤田教授が・・・ あまりの悪質さにムカムカしながら読んでました。 どこにでもこういう人がいるんだろうけど…(+o+)

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2011/11/23

ジーン・ワルツ 、マドンナ・ヴェルデを読みこの本にたどり着いた。伸一郎のかっこいいパパっぷりには驚いた。中高生向けの本だが、大人でも楽しめるストーリーで、伸一郎の言葉ひとつひとつが心に残る。薫の素直で明るい心理描写は読んでいてあたたかくなる。

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2011/10/23

もっと…すがすがしい…ドタバタ劇…を期待しましたが…、 途中から…、ずっと…ムカムカ…しっぱなし…で、最後まで…。 児童向け…ということですが…、 児童のみなさんは…、どのように…感じられたんでしょうか…。 どの世界にも…、藤田教授…のような方は、ふつぅにいますし…、...

もっと…すがすがしい…ドタバタ劇…を期待しましたが…、 途中から…、ずっと…ムカムカ…しっぱなし…で、最後まで…。 児童向け…ということですが…、 児童のみなさんは…、どのように…感じられたんでしょうか…。 どの世界にも…、藤田教授…のような方は、ふつぅにいますし…、 ある意味…、リアル…。 いつか…、 藤田教授…を、バチスタ・シリーズ…に絡めてほしぃな…とも…。 にしても…、バチスタ・シリーズ…、 過去~未来へ…34年間の大河…に、なってるんですね…。 事前に…、「マドンナ・ヴェルデ」、「ナイチンゲールの沈黙」を…、 読まれることを…おすすめ…。

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2011/10/10

中学生対象に行われた「潜在能力試験」で、ちょっとした事情があって 全国一位を獲得してしまった中学生、曾根崎 薫という少年。本当は お勉強は苦手な彼が、どういうわけか東城大医学部の解剖学教室に 「スーパー中学生医学生」として入学することになり…。 子どもらしく調子に乗ったり、とまど...

中学生対象に行われた「潜在能力試験」で、ちょっとした事情があって 全国一位を獲得してしまった中学生、曾根崎 薫という少年。本当は お勉強は苦手な彼が、どういうわけか東城大医学部の解剖学教室に 「スーパー中学生医学生」として入学することになり…。 子どもらしく調子に乗ったり、とまどったり、でもそれなりに楽しんだり しながら毎日を過ごしていく。でもそこはやっぱり中学生。解剖学教室 の教授が、自分の名を売るために勝手に薫の名で発表した論文が 大変なことになり…。 と、上記シリーズとは別の話だけれど、そこは海堂氏の作品なので、 さてこれからどうなる?という展開や、論理的に解決していくところなど はやっぱり面白い。あとがきによれば中高生向けに書いたそうだけれど 大人でも十分楽しめます。(ただしスタイルが横書きなのですが…) そして、シリーズとは別でもやはり舞台は桜宮市で、東城医大で、 なじみの教授の名前も出てきて…というところも楽しいのです。 この物語の設定は2020年なので、シリーズの中のアノ人の十数年後 の姿も見られますよ。 海堂氏の本、やっぱりすべてつながっているんですね~。

Posted byブクログ