医学のたまご の商品レビュー
おもしろかった。カオルとパパのやりとりがしみる。薫のママがパパについていけなかった理由も分かる気がするが、カオルとパパの関係は好き。薫はいつか忍と話をするのかな?忍がどんな子か気になる。
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既に書評はクサるほど有るのでメモ的に。 ・小~中学生向け、を意識して書かれているが、実際には日経メディカルに連載されたもの。 ・読んでみて;正直言って面白い! ・表現や熟語・描写とか大人向けじゃないし、基本・主人公目線でほぼ統一されている。 ・物足りない気もするが、スイスイ読...
既に書評はクサるほど有るのでメモ的に。 ・小~中学生向け、を意識して書かれているが、実際には日経メディカルに連載されたもの。 ・読んでみて;正直言って面白い! ・表現や熟語・描写とか大人向けじゃないし、基本・主人公目線でほぼ統一されている。 ・物足りない気もするが、スイスイ読める。 ・ドロドロし過ぎなくて、それはそれでストレスが少ないとも言える。 ・本編の背景設定を、将来に移して表現されている。 ・本編設定が継承されているので、へえーそうなるんだ...と思いつつ読むのも面白い。 ・書くのが好きな作家さんなんだなー(本業で多忙だからこそ、か?)と感じる。 ・↑は、「校正する方が楽しい」という著者談が別巻にある。 ・"児童文学"に分類されていたので、"読むのは恥ずかしいことなのか?"とちょっと不安にもなったが、まあ、楽しめればよいのだ! ・実際、楽しめた!
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パパの格言はためになるなぁ。 悪徳大学教授にスーパー(仮)中学生が振り回される話。 世の中には悪い人が少なからずいるけど、良い人もいっぱいいる。身近な良い人を大切にしよう。 チーム曾根崎に栄光あれ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ヤング向に書かれた本なのでしょう、横書きに最初戸惑いました。 ひょんなことから中学生の薫は大学の医学部で研究するというスーパー中学生になってしまいます。海外にいるパパとのメールでのやりとり、同級生のサポート等を受けながら、何とかボロが出ないよう頑張る薫ですが…、という話。 テンポもよく面白かったです。ほろ苦い結末は現実によくあることで、スッキリバッサリとはいかないという理不尽さ、無常さが表れ、良かったと思います。清々しい、大人が読んでも楽しい本でした。バチスタの田口先生が登場していて嬉しかったです。
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ひょんなことからスーパー中学生医大生になってしまった 主人公が、ゲーム理論の世界的権威である父の 助けにならない(?)助けを借りながら 研究や論文に奮闘する話 子どもでも与めるように描かれていておもしろい! なんかぼくらの7日間戦争みたい 窮地に追い込まれても 「道は自分の目...
ひょんなことからスーパー中学生医大生になってしまった 主人公が、ゲーム理論の世界的権威である父の 助けにならない(?)助けを借りながら 研究や論文に奮闘する話 子どもでも与めるように描かれていておもしろい! なんかぼくらの7日間戦争みたい 窮地に追い込まれても 「道は自分の目の前に広がっている」のだ
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おもしろかった。 子どもの純粋さと大人の醜さを魅せつけられた。 中高生向きに書かれたとのことだが、大人こそ考えることがあるのではないかと… 佐々木君と曽根崎くんの今後の成長はいずれどこかで読めるのでしょうか? 桃倉さんがかっこよかった!
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三葛館一般 913.6||KA 作家は『チーム・バチスタの栄光』『ナイチンゲールの沈黙』『ジェネラル・ルージュの凱旋』を世に送り出した現役の病理医である。 この小説は話の設定から常識ではありえないと思うことの連続、「中学生で大学の医学部で研究って、、、」と誰もがツッコミたくなる...
三葛館一般 913.6||KA 作家は『チーム・バチスタの栄光』『ナイチンゲールの沈黙』『ジェネラル・ルージュの凱旋』を世に送り出した現役の病理医である。 この小説は話の設定から常識ではありえないと思うことの連続、「中学生で大学の医学部で研究って、、、」と誰もがツッコミたくなるが、設定なりの徹底したリアルさや論文にまつわる倫理観についてもふれている。主人公の語り口がひょうひょうとしていてサクサク読める。海堂尊の作品の中でも異色な一冊。 (保健看護学部4年 Y.Y) 和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=54277
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中高生向けのYA文庫本ですが、 とても面白く一気読みしました。 まず魅かれたのは目次。 主人公のカオルくんならずとも 心に留めておきたいと思う 謎めいた名言が並びます。 人生で自分の周りで起こる様々な出来事。 理不尽なものも多くあります。 どんなふうに対処すればいいのか 戦い方...
中高生向けのYA文庫本ですが、 とても面白く一気読みしました。 まず魅かれたのは目次。 主人公のカオルくんならずとも 心に留めておきたいと思う 謎めいた名言が並びます。 人生で自分の周りで起こる様々な出来事。 理不尽なものも多くあります。 どんなふうに対処すればいいのか 戦い方をしえてくれるのは ゲーム理論で第1人者のカオルの父。 いろんな示唆に富む良書でした。 勝ちすぎるな、ほどほどに。
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アクアマリンの神殿より読み進む。医学の研究は大切だが、閉じた独断的な世界では恐ろしい結果に。あの事件が頭をよぎる。賢い中学生達には驚かされるが、佐々木君がクールでカッコいい。特に最後が。私的には、神木隆之介君のイメージ。
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大人ですが面白かったです。 海堂ワールドおなじみの場所に聞いたことのある人物が登場するのは毎回わくわくします。 少し未来の話だから肩書きが変化してます。 最後は主要人物の温かい心を感じホロリと泣きそうになりました。 また一人、愛着の湧く人物に出会えた作品です。
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