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医学のたまご の商品レビュー

3.7

248件のお客様レビュー

  1. 5つ

    35

  2. 4つ

    104

  3. 3つ

    77

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

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2014/11/05
  • ネタバレ

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[ 内容 ] 僕は曾根崎薫、14歳。 歴史はオタクの域に達してるけど、英語は苦手。 愛読書はコミック『ドンドコ』。 ちょっと要領のいい、ごくフツーの中学生だ。 そんな僕が、ひょんなことから「日本一の天才少年」となり、東城大学の医学部で医学の研究をすることに。 でも、中学校にも通わなくっちゃいけないなんて、そりゃないよ…。 医学生としての生活は、冷や汗と緊張の連続だ。 なのに、しょっぱなからなにやらすごい発見をしてしまった(らしい)。 教授は大興奮。 研究室は大騒ぎ。 しかし、それがすべての始まりだった…。 ひょうひょうとした中学生医学生の奮闘ぶりを描く、コミカルで爽やかな医学ミステリー。 [ 目次 ] [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

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2014/08/26

子供向けでありながら大人も読める人生訓がありました。子供が大きくなったら読んで欲しいと思えました。他作品をの人物もちょいちょい出て楽しめました。桃倉には頑張って大成して欲しい。

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2014/08/23
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モルフェウス、アクアマリンと続けて読んだので、関連するこの話を読んでみた。途中、薫の態度にう~んとなっていたけど、中学生なのだと思うと自分も大して回りが見えていなかったなぁと思いなおした。いろんな人間がいるけど何が大切かを考えて途中で間違っても、改めながら進んでいければよいのかもしれない。

Posted byブクログ

2014/08/18
  • ネタバレ

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 初版刊行は6年半も前のこと。今頃になって読んでみて、びっくりした。どうしても、2014年現在のある事件を連想せずにはいられない。まるで予見していたかのようだ。内容はまったく古びていない。いや、むしろ今こそ読まれるべき作品だろう。  以下の文章は、未読の方は読まないようお願いしたい。  愛読書は漫画というごく普通の14歳、薫君。あるテストで全国一となった彼は、中学校に通いながら、東城大医学部で研究活動をすることに。しかし、彼が全国一になれたのには理由があった。一応、彼の姓は伏せておく。  研究を始めて早々に、薫君は何やらすごい発見をしたらしい。担当教授は大興奮。早速論文投稿するという。しかも、薫君の名で。英語の論文など書けるわけがないのに…。教授は、追試の結果が出てからにすべきという研究員の進言に耳を貸さない。  最初に書いた「ある事件」とは何のことか、言うまでもないだろう。STAP細胞を巡る一連の疑惑である。ノーベル賞級の大発見という賞賛もつかの間、追試が成功しないとの声が相次いだことから次第に疑義を呈され、結局論文は取り下げられた。  画期的な成果を発表すれば、必ず第三者による追試が実施され、それが成功して初めて成果は認められる。コピペだの画像の差し替えだのは本質ではなく、追試の成功例が出てこないからSTAP細胞はつまづいたのだ。本作の構造も同じ。  本作に描かれた発見が事実だとして、正直ピンとこないが、問題は発見者がスーパー中学生であるということ。STAP細胞とて同じ。メディアは、発見そのものより、小保方氏をリケジョの星などと持ち上げていたではないか。薫君も同じ扱いを受けるのだが…。  この先のストーリーは容易に予想できるだろう。教授は薫君にすべての責任を押し付け、会見で謝罪させようとする。大人が勝手に敷いたレールに乗せられ、事実を言えなかった彼を責めることができるか。そもそもずるをしたことが発端だったとはいえ…。  こういう勇み足は日常茶飯事なのではないかと懸念してしまうが、誤りなら素直に認めればよい。科学とはトライアル&エラーなのだから。STAP細胞の件では、笹井氏の自殺を招いてしまった。薫君にはこの一件を糧にしてほしいものだ。

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2014/07/13
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2014/7/13 主人公の少年にイライラしてなかなか読み進められず、もう途中で放り投げようかと思ったけどなんとか読了。 現実の少年はこんなもんじゃなくイライラするんだろうけど、小説の中の少年ってだいたい爽やかで賢くて理想の少年みたいなのが出てくるからそうじゃない曾根崎少年にはつい… でもあの「~であります」みたいな変なしゃべりかたしてたアツシくんがこんな立派な高校生になってて嬉しかったので最後まで読んでよかったよ。 これは2020年の話らしい。 もう後は看護婦の翔子さんだけで、時間軸も誰が誰だかも記憶力皆無な私にはさっぱりわからんけれども。 ジーン・ワルツとはどう繋がるの?? 追記 って私どんだけ記憶力ないのか。 双子の片割れの薫君だったのか。 シッターの山咲さんって産んだおばあちゃんか! 理恵の元夫はとても素敵な人だったのだな。

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2014/07/03

中学生向けに書かれた話なので非常にライトだが、医療従事者を目指す人へその意義をわかりやすく提示している。 医療はあくまで患者のため、権威のためではないということを勧善懲悪のストーリーで描いている。

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2014/06/04

中高生にむけてかかれた本だけに メッセージ的な要素含む内容だったあ~~。 横書きの左からのページに戸惑いはあったものの 佐々木アツシくんの登場に鳥肌たっちゃった。。 ハイパーバッカスがらみの描写の乱立にマニアは たまらなかったのかもね。あたしもそのひとり。 裏表紙が変身のポーズっ...

中高生にむけてかかれた本だけに メッセージ的な要素含む内容だったあ~~。 横書きの左からのページに戸惑いはあったものの 佐々木アツシくんの登場に鳥肌たっちゃった。。 ハイパーバッカスがらみの描写の乱立にマニアは たまらなかったのかもね。あたしもそのひとり。 裏表紙が変身のポーズっていうのも最高でした。

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2014/06/18

図書館の学生向き棚にあったので 対象年齢からは外れてしまうのだろうけれど結構面白かった。 ただ三分の一くらい?慣れるまではとにかく読みにくかった。横書きは辛い。 研究と発表…という事で読んでる間中、いまだ解決していないSTAP細胞問題が頭を過った。

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2014/05/28

医学の研究の世界が垣間見えた感じがした。中学生が大人の世界に入ったら、大人の世界は奇麗事だけでは済まないこと、汚い部分も見えたり、大学病院、教授間での権力競争なども見えてしまったと思った。普段の中学校生活では体験しない大人の世界というのを知るということをしたなと思った。 道はいつ...

医学の研究の世界が垣間見えた感じがした。中学生が大人の世界に入ったら、大人の世界は奇麗事だけでは済まないこと、汚い部分も見えたり、大学病院、教授間での権力競争なども見えてしまったと思った。普段の中学校生活では体験しない大人の世界というのを知るということをしたなと思った。 道はいつも自分の前に広がっている、そう思った。 薫のパパはいい言葉をかけているんだなと思った。 病気を治すために、そして治療法を確立させるためには医学の研究というのが大事であると痛感させられた。

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2014/03/14

登場人物は面白かったけど、難しくてわからないところが多かったです。あと、横書きの本はあまり読まないので読みにくかったです。

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