医学のたまご の商品レビュー
かわいかった! 中高生向けの本だと分かって納得。 丁寧に平易な言葉で、若者にも分かるような展開になっていた。 分かりやすい善悪、でも善悪で分けられないのが世の中。でも、正しさが報われてほしい。 メールでしか出てこないパパがかわいらしい。
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図書館で借りたもの。 僕は曾根崎薫、14歳。ひょんなことから大学の医学部で研究をすることになっちゃった! 中学生なのに医学生なんてムリムリ。なのに、しょっぱなからすごい発見をしてしまったらしい…。 中高生向けに書かれた本で、さくっと読了。 研究室の「教授は絶対!」感。 ひどい大人がいるもんだ…。 物語が繋がってる海堂ワールド。 主人公・薫は「ジーン・ワルツ」で描かれた代理母出産で生まれてきた時の子だった! 他の登場人物も、他の海堂作品とリンクしてるみたいで面白いね。
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中高生向けのライトな読み物。主人公のまわりに流される様子や、これじゃいけないと葛藤する様子が中学生っぽくて好感が持てる。
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中高生向へ向けた作品らしいけど、大人でも楽しめる。なんたって、大人の事情が盛りだくさんなんですから。医学部の研究室に入学することになった中学生の主人公。白い巨塔との対峙に、謎解き要素がプラス。ほんわかしたヨシタケシンスケの装画も見入ってしまいました。
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中高生向けだそうだけど、大人が読んでも割とちゃんと面白い。論文をめぐる話や大学の研究費のことなど、なかなか興味深いし、PCRやコンタミなどコロナで聞くようになった医学用語なんかもでてくる。軽く読めるけど、心の中に何かしらがきちんと残る作品じゃないかと思う。
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主人公は14歳の中学生カオル。 ひょんな事から天才少年として医学生となる。 しかし大人社会の闇に巻き込まれ、窮地に立たされていく。 子供らしい素直な考えや感情、疑問がストレートに描かれていて、共感できるし応援したくなる。 手強い大人を相手に、勇気を持って立ち向かうのだが、それを助...
主人公は14歳の中学生カオル。 ひょんな事から天才少年として医学生となる。 しかし大人社会の闇に巻き込まれ、窮地に立たされていく。 子供らしい素直な考えや感情、疑問がストレートに描かれていて、共感できるし応援したくなる。 手強い大人を相手に、勇気を持って立ち向かうのだが、それを助けてくれるパパの存在が本当にカッコイイ。 パパからのいつものメールの冒頭は「ディア、カオル」だが、大切な一文の時の「ディア、マイ・カオル」に愛情を感じ、胸が熱くなる。 「道はいつも、自分の目の前に広がっている」 素敵な言葉ですね。 そして研究室の桃倉さん、佐々木くん、好きなキャラです。
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初読の海堂尊作品でした! チーム・バチスタなど有名でタイトルは聞いたことあっるけど読んだことのない作家さんの1人でした。 今回はヨシタケシンスケさんの表紙イラストと「中学生のボクが、医学部で研究をすることになっちゃった⁉︎」の帯に惹かれて手に取りました。ソフトカバーの質感や表紙...
初読の海堂尊作品でした! チーム・バチスタなど有名でタイトルは聞いたことあっるけど読んだことのない作家さんの1人でした。 今回はヨシタケシンスケさんの表紙イラストと「中学生のボクが、医学部で研究をすることになっちゃった⁉︎」の帯に惹かれて手に取りました。ソフトカバーの質感や表紙のエンボス?加工も良いです。 一点、予想外だったのは開くと横書き。つまりは左開きの本だったのです!何故かわたしはここで一瞬ひるんでしまったんですよね。 その後、数日寝かせてからチャレンジしたらあら不思議!驚くくらいスルスルと読めて、あっという間に読み終わってしまいました!これはちょっと自分でもビックリ。 この本の中で好きなフレーズはたくさんあるのですが、その中でも好きなもの! ----「世界は呪文と魔法陣からできている」とはパパは言った なんとも表現に夢があるではないですか。どこに出てくるかは読んでご確認ください。同じように感じた方がいたら嬉しいです。
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流される子供。 大人の都合の良いように。 でも、子供だって考えてる。 人間なんだから。 それを忘れた大人は、手痛いしっぺ返しを喰らって当然。 現実はそうもいかないかもしれないけど、せめてお話しの中ぐらいは。
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天才でもないのに中学生が飛び級で医大生になるところから驚きの連続。 しかし大人の醜い世界に放り込まれ、自分の意思とは関係なく揉まれていく様は可哀想でもある。所詮カネ集めの道具か。胸糞が悪くもなった。 ラスト、教授との対決は勧善懲悪モノの映画を見るようで胸がスカッとした。 全...
天才でもないのに中学生が飛び級で医大生になるところから驚きの連続。 しかし大人の醜い世界に放り込まれ、自分の意思とは関係なく揉まれていく様は可哀想でもある。所詮カネ集めの道具か。胸糞が悪くもなった。 ラスト、教授との対決は勧善懲悪モノの映画を見るようで胸がスカッとした。 全責任を被り大学院を辞める桃倉が哀れ。 これが現時点での桜宮サーガの一番未来の話のようだ。
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中高生向けに書かれた医学ミステリー。 普通の中学生がひょんなことから大学の医学生になってしまい、大人のドロドロした世界にのみ込まれる。結局は彼のお父さんが大活躍をするのだけれど…。 各章の表題がちょっとした格言のようになっていて、最終章は 『道は自分の目の前に広がっている』 中...
中高生向けに書かれた医学ミステリー。 普通の中学生がひょんなことから大学の医学生になってしまい、大人のドロドロした世界にのみ込まれる。結局は彼のお父さんが大活躍をするのだけれど…。 各章の表題がちょっとした格言のようになっていて、最終章は 『道は自分の目の前に広がっている』 中学生の目の前には広がっているだろうけど、中年オバサンの目の前にも広がっていて欲しいと思う今日この頃。
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