1,800円以上の注文で送料無料

AMEBIC の商品レビュー

3

60件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

    25

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    5

レビューを投稿

2011/04/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読書が初心者の私には、よく理解出来なかった。 でも、誰かになりきって行動する所が面白くて引き込まれた。 現実では想像したことのない世界に連れていってくれる。

Posted byブクログ

2011/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アッシュベイビー同様荒いんだけど、錯乱状態にはなんとなく共感できる部分もある。空想のラインの上を歩くというのも分かる。食べること自体に嫌悪し、食事がおしゃれなものと勘違いされている、というような文章に自分の食事に対する想いを改めて考える。 しかし本物の婚約者の考えてることが分からない。 そのへんは解決、というか、もっとスッキリした終わり方がよかったなと。

Posted byブクログ

2011/09/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

7割くらいは意味わかんないのに、残りの3割が痛いくらいわかる本。 主人公が、婚約者持ち(もちろん別の女だ)の彼をおもう気持ちって、病的だけど、ある意味すごくピュア。 でも、それをまっすぐには出せないせいで、彼女はゆがんでしまう。 一見エキセントリックだけど、自分の中にもそういう屈折した感情ってあると思ったら、他人事とは思えなかった。 売り物みたいにきれいにつくったお菓子を自分でぐしゃぐしゃにするところ、タクシーの中で思わず婚約者のふりをするところ、が好き。なんだか、胸がすく。 あんなにもきちんと一人の男をを愛してるのに、彼女から感じる無機質なつめたさ、空虚さがリアル。

Posted byブクログ

2011/01/16

今日読み終わった! この人は蛇にピアスが出た時から綿矢りさ、島本理生と共にあたしが気に入った物書きでした。 アッシュベイビーの時にちょっとがっかりしたけど、今回は新しい!ウデをあげたっていうのをもろに感じました。 退廃的で「仕組まれた不快感」に喰われるのは分かってい...

今日読み終わった! この人は蛇にピアスが出た時から綿矢りさ、島本理生と共にあたしが気に入った物書きでした。 アッシュベイビーの時にちょっとがっかりしたけど、今回は新しい!ウデをあげたっていうのをもろに感じました。 退廃的で「仕組まれた不快感」に喰われるのは分かっていたけど(それは同期の男性作家だって何人もやってるはず)、今回はちょっと哲学でした。 登場人物や場面、場所は少なく単調で、決して描写や展開が見やすいわけじゃない。 でも、カフカとは少し違う、シュールレアリズムでもないなんか新鮮な角度を見た、っていう。しかも、それはあたしたちとはそう遠くない、ギリギリ錯乱って感じだった。 でも自分が元気ないときに読むと病んじゃいそう笑 あと冒頭の怒涛のリズムに当たると「計らい」って言いたくなりますw もう1回なら読み返してもいい本。

Posted byブクログ

2010/12/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

イマイチよくわからなかった。というか、おっさんが読んでいると恥ずかしいような作品かも。 文章自体に力は感じるんだけど・・・。 この本は三省堂書店の新横浜店が開店した直後に行ったときになんか買っておこうと思ったら、店員のお薦めコーナーにあったので買ってみたんだけど、むしろこの本をお薦めした店員がどんな人か興味があったりする。 まぁ、『蛇にピアス』もそのうち読んでみるか。

Posted byブクログ

2019/01/16

圧巻されました。初読時はあまり良い印象を抱けなくて友達にあげてしまいましたが、時間が経ってまた読みたくなってきてしまいました。また買うつもりです。

Posted byブクログ

2010/06/16

昔の彼氏が主人公が私に似ていると言っていた思い出深い作品。 確かに自分で読んでてもそう思う。 感じ方が似てるのよ きっと。

Posted byブクログ

2010/05/23

金原ひとみは蛇にピアスとこれしか読んでないけど、どっちも彼女の自伝のような気がしてしまう。一般に正常とされる人間が一般に錯乱と呼ばれる人間を物語ることは可能なのだろうか。そういう人の文章を読んだことないから、わからないけど。

Posted byブクログ

2010/05/16

読みながら精神的に詰まっていたものが溢れる、もしくは逆流するといった感覚を覚えた。もちろん合う・合わないではっきりと分かれる作品と思う。 合う人はきっと、ありふれた「わたしだけじゃない」という安堵よりも言い知れない恐怖と焦燥が先にあるのではないだろうか?

Posted byブクログ

2010/05/08

ほとんど独り言。 婚約者のいる彼と付き合う一人暮らしの、ほとんどものを食べない、作家。婚約者はパティシエ。 酒によっているときに 錯文 を書いている。 婚約者になりきるときの幸せ間と、どうせ捨てるくせにお菓子を作り続ける私。 最後にちょっとだけお母さんのことが出てくる

Posted byブクログ