AMEBIC の商品レビュー
これは!私小説でしょう! 私小説でなくこのリアルな感じを出せるなら 筆者はものすごい脳みその持ち主だと思う! しかしこの分裂気味の時の主人公の思考の組み立てが 自分に激しく似ていて、そうそう!それある!と いちいちなっとくしながら読み進めた一冊。
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主人公が悪い状況へと陥っていく様子には、誰しもが体験しうる、一線を越える危うさが感じられて面白い。 ただ、文章表現が共感しづらく、オチが弱い。
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狂い気味な主人公の日常が 痛いくらいに共感できて 読んだ後少々後味悪いのが良い。 怖い話聞きたくないのに聞いてしまうような感覚。
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ちょっとした怖いものみたさで読み出したら、ある時点でふと共感してしまっている自分に気付いて若干不安になる。 あー、錯乱してる時の思考回路ってこんな感じだよなぁって。わかる。ってわかっちゃっていいのか??私 ライン踏みとかね、真剣な人間をみるとどうしても冗談を言いたくなると...
ちょっとした怖いものみたさで読み出したら、ある時点でふと共感してしまっている自分に気付いて若干不安になる。 あー、錯乱してる時の思考回路ってこんな感じだよなぁって。わかる。ってわかっちゃっていいのか??私 ライン踏みとかね、真剣な人間をみるとどうしても冗談を言いたくなるとかね、人に送れない支離滅裂なメールを作成して下書きBOXにいれちゃうとかね。 ちなみにAMEBICとは、 Acrobatic Me-ism Eats away the Brain,it causes Imagination Catastrophe. らしいです。うーん、わからぬ。 まぁ、アメーバ状の、という意味ももちろん込めてだとは思いますが。
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最初は金原ひとみ本人の事を書いてるのかと思った。。文字が詰まってて、ずばばばばん!て感じ。引き込まれる。 「のーとし」と「はきとし」がおもしろかった。 「誰かからという事が大事であって誰がという点も大事であるのだ」っていう気持ちは、弱いときよく感じる感情。とても共感しました。 錯...
最初は金原ひとみ本人の事を書いてるのかと思った。。文字が詰まってて、ずばばばばん!て感じ。引き込まれる。 「のーとし」と「はきとし」がおもしろかった。 「誰かからという事が大事であって誰がという点も大事であるのだ」っていう気持ちは、弱いときよく感じる感情。とても共感しました。 錯乱から冷めた時の自己嫌悪、っていうのもなんとなく分かる気がする。気付くと「あぁ〜!またやっちゃってた!」っていう。 ネガティヴなところでつながってしまいました。できれば思い出したくないのに。
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アッシュベイビーとの違いがいまいち分からん。 相手が同居人→婚約者になったことくらいか??ぅ〜ん・・・ 錯乱とかの表現で惹き込ませるのはさすがですが。 まあ、著者が嫌いな人には他作品同様受け入れられんやろうな。
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拒食。錯文。分裂。アミービック。壊。そんなお話。 いやぁもう意味がわからない! 結局、最後もどうなったかわからないし。 でも意味わかんないの好きだからわたしは好き。 哲学的で難しいのか中身が元々ないのかわからないけど 考えながら読むもんじゃないなって思った。 ただ...
拒食。錯文。分裂。アミービック。壊。そんなお話。 いやぁもう意味がわからない! 結局、最後もどうなったかわからないし。 でも意味わかんないの好きだからわたしは好き。 哲学的で難しいのか中身が元々ないのかわからないけど 考えながら読むもんじゃないなって思った。 ただ錯文が3、4ページ続いてるのは辛いね。 飛ばしたくなる。 良く言えば異端で万人に理解されない文学作品? 悪く言えば構成も伝えたいことも 伝わってこない乱雑な文章? 最後にもっと種明かしがあればおもしろかったな。
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個人的に…完成度や文章構成力は素晴らしいのだけど、私が好きな金原ひとみが描く女性ではなかったような。他の作品よりは身近に感じるかな…でも私は蛇にピアスやアッシュベイビーの主人公のような女の子を描く金原ひとみの作品が好き。
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太宰治に人間失格があるように、金原さんにはAMEBICがある。分裂と破綻の話。―社会的地位?そんなものニャンニャンだ!
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はじめて付いていけないって思ったけど、でもそれは金原ひとみの新しさだったんです! 読み返したい!!
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