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空の境界(下) の商品レビュー

4

63件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    12

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2023/06/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

終わった。やっと終わった。面白くない。両儀式がどういった人物だともう少し早くバラした方が良かったように思う。最後の最後で第三人物?が出てきて長々と説明されも。クイーンアクエリアスが浮かんだわ。

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2020/09/18

シリーズ本編は本巻で締めくくりとなります。 前半は、幹也の妹の黒桐鮮花(こくとう・あざか)が通う礼園女学院で起こった事件を解き明かすため、鮮花と転校生に扮した式の二人が学園内で調査をおこないます。後半は、式が幹也たちのもとから姿を消すとともに、町で殺人鬼による事件が次々と起こり...

シリーズ本編は本巻で締めくくりとなります。 前半は、幹也の妹の黒桐鮮花(こくとう・あざか)が通う礼園女学院で起こった事件を解き明かすため、鮮花と転校生に扮した式の二人が学園内で調査をおこないます。後半は、式が幹也たちのもとから姿を消すとともに、町で殺人鬼による事件が次々と起こり、幹也が式のゆくえを追うとともに事件の真相にせまっていきます。 中巻では、荒耶宗蓮のような魔術をつかう強敵が現われ、下巻ではさらに物語のスケールが大きくなるのかと思いきや、意外にもスケール・ダウンして幹也と式の関係性をていねいにえがくことに焦点があてられているように感じました。こうした物語の構成に、80年代伝奇小説から「セカイ系」の流行をくぐり抜けて生まれた「新伝綺」の特色を見いだすことが可能なのかもしれません。

Posted byブクログ

2020/06/07

再読。久しぶりに読んだわりにだいぶ内容は覚えていた。前に読んだ時はノベルス版だったので今回は文庫版で。伝奇小説だとか色々と呼ばれたり書かれたりしているけれど、結局のところ根幹にあるのは愛だとか恋だとかそういうものなんじゃないかな。式は回り道をしまくってようやくそれに到達できたんだ...

再読。久しぶりに読んだわりにだいぶ内容は覚えていた。前に読んだ時はノベルス版だったので今回は文庫版で。伝奇小説だとか色々と呼ばれたり書かれたりしているけれど、結局のところ根幹にあるのは愛だとか恋だとかそういうものなんじゃないかな。式は回り道をしまくってようやくそれに到達できたんだと思う。

Posted byブクログ

2020/03/25

哲学的な部分は難しかったが、物語そのものに読んでくうちにいつのまにか吸い込まれていってた。 FGOで奈須きのこを知ったが、改めて彼の凄さを身に染みて感じた。

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2019/10/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この作品を完全に理解、いや8割理解するにしても一回読んだだけでは足りないと思った。アニメ(式と幹也の関係に焦点を当てたテレビの編集版だけど)を観て、よくわからないという思いをずっと燻らせ続けて数年、小説を読めばもっとすっきりするのではと読んでみたが、物語の核心を突くことができないというか、本質的なところに感情移入できないというか。でもスラスラと、楽しく読ませていただきました。 個人的に、自分の起源は何なのだろうかと思った。

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2018/09/25

3冊通して読んでみて、わたしは「死」というものを主に生物学的に捉えてしまうためか、殺人と殺戮の違いとかどうでもいいと感じてしまい、語られる内容に結局最後まで入りこめずに終わった。文章は読みやすいが、光景が浮かび上がるところとわかりにくいところの差が激しい感じ。あとは相性かな。

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2018/09/16

書いてあることの意味が何割かしかわからない部分が多々ありました。完全に幹也と同じような感覚で物語を俯瞰していました。 厨二病を拗らせて拗らせて余分な部分を削ぎ落とし洗練された作品というのが率直な感想です。 物語や世界観は非常に面白いと感じました。私は不思議な世界観を不気味だなと受...

書いてあることの意味が何割かしかわからない部分が多々ありました。完全に幹也と同じような感覚で物語を俯瞰していました。 厨二病を拗らせて拗らせて余分な部分を削ぎ落とし洗練された作品というのが率直な感想です。 物語や世界観は非常に面白いと感じました。私は不思議な世界観を不気味だなと受け取りながら、普段絶対に考えないであろう根源の渦を中心としたいくつかの森羅万象の根源について考えてみたりしました。 もう一度時間が経ってから読みたい作品でした。

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2018/08/10

寿命を視覚的に捉える事が出来る直死の魔眼、魔術師、痛覚を感じない少女・・テレビゲームなどに出てくる単語のような用語が飛び出す。蓋を開けてみると、作品の世界観は浅短にならず、独自の世界を裏付ける、著者の造詣の深さが作品を通して窺える。とても、同人小説から出発したとは思えない仕上がり...

寿命を視覚的に捉える事が出来る直死の魔眼、魔術師、痛覚を感じない少女・・テレビゲームなどに出てくる単語のような用語が飛び出す。蓋を開けてみると、作品の世界観は浅短にならず、独自の世界を裏付ける、著者の造詣の深さが作品を通して窺える。とても、同人小説から出発したとは思えない仕上がりであり、今まで読んだことのない装いで刺激的であった。ただ、文章を追いかけていくうちに、京極夏彦氏の影響が濃いと感じる。

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2018/07/30

何がきっかけかは忘れてしまったけど、思い返したように読みたくなって、平日と土曜の移動時間で上巻を読んで、日曜に中下巻を一気に読んでいた。 何年振りかの再読。調べたら前回は約7年前。それも再読で、最初に買ったのは10年前だった。前回も似たようなことを書いていたけれど、理解がより深ま...

何がきっかけかは忘れてしまったけど、思い返したように読みたくなって、平日と土曜の移動時間で上巻を読んで、日曜に中下巻を一気に読んでいた。 何年振りかの再読。調べたら前回は約7年前。それも再読で、最初に買ったのは10年前だった。前回も似たようなことを書いていたけれど、理解がより深まっている気がする。単純に読み返したからというよりも、読む側の自分の考えなり感情なり経験値なりが変化していることが反映されている気がする。 180729

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2018/06/16

「忘却録音」だんだん抽象的で訳が分からなくなってきて、そして意味がない感じなのがいいぞ。 そして黒桐くん情報収集能力が半端ない。 最後まで式が織とのせめぎ合いで、人殺しなのか殺せないのか衝動に突き動かされていたけれど、いい感じで終わって良かった。アニメも観ようかなと思った。

Posted byブクログ