「残業ゼロ」の仕事力 の商品レビュー
2024年6月2日読了。トリンプの社長を務め「残業ゼロ」を達成したという吉越氏が語る「仕事力」についての本。確かに、「残業するよりしない方が会社・社員・世間にとって三方よし」であることは明確であるにも関わらず、「残業は当然するものである」「仕事は就業時間内には終わらないものである...
2024年6月2日読了。トリンプの社長を務め「残業ゼロ」を達成したという吉越氏が語る「仕事力」についての本。確かに、「残業するよりしない方が会社・社員・世間にとって三方よし」であることは明確であるにも関わらず、「残業は当然するものである」「仕事は就業時間内には終わらないものである」「残業することは会社のためである」とは私も思っていた…。長年の慣習・思い込みというのは怖いものだ。残業をなくすにはトップ自ら「就業時間内に業務を終える」覚悟を決めて実行し、それを言い続けることが必要ということか。まあ、トリンプでも社内に浸透するまで10年かかったというし…。難しいことなのだろうが、やりがいのあるチャレンジなのだと思う。業務時間外に定例打合せを入れている場合ではない。
Posted by
感想 がんばりタイム。何事にも邪魔されず脇目も降らず仕事に取り組む。自分が一番集中できる時間に設ける。仕事を振る時はコンパクトにしてから。
Posted by
残業⇔効率的な仕事を阻害。 残業前提の計画を立てない。 デッドラインを付ける。徹底させる。明確にデッドラインをつけることでどこまでやるか、いかに計画的にやるかが決まる。 部長事業場長社長ならノー残業デーをつくる。 問題=小さな問題の集合。早めの対処をしないと夏休みの宿題のよ...
残業⇔効率的な仕事を阻害。 残業前提の計画を立てない。 デッドラインを付ける。徹底させる。明確にデッドラインをつけることでどこまでやるか、いかに計画的にやるかが決まる。 部長事業場長社長ならノー残業デーをつくる。 問題=小さな問題の集合。早めの対処をしないと夏休みの宿題のように膨れていく。→分けて1個1個対処する。→応急処置・再発防止・横展開。起きてしまった問題を怒っても何も解決しない。 義理人情浪花節(GNN)も必要。但し問題解決にはロジカルに行くべき 情報の隠蔽や嘘は許さない。そのことで問題の本質が掴めなくなる。 大きな問題で困難に見えても小分けにできる部分がある。小分けにすることで心理的障壁が減る。少しづつ問題が解決していく。仕事が減れば見通しが良くなり更に楽に勧められる。 会議を大事に。誠実にこなすこと。知恵を集める。いつまでに何を誰がやるか?2分で決断できるサイズにして解決していくこと。2分で判断できるまでになっているためにはロジカルに分析できている必要がある。デッドラインを決めて臨む、次のアクションとデッドラインを決める、そのことでpdcaが回る。更に効率を上げるために残業禁止とする。どんどん小さな対策をすることで根本の問題が解決する。 コミュニケーションが必要。会って話をする機会を作る必要あり。早朝会議。 自分の人生のために仕事後の時間(3h)を使う。残業ゼロの達成、いかに達成するか?、攻略をするべきポイントはある、ゲームだと思って取り組む。17:00に帰ることができれば人生が豊かになる。 リーダーになるために、フォロワーシップを身に着ける。上司の考え判断を盗む。そのために裏で上司の悪口を言うなんて無駄。いかに部下を巻き込むか、立ち振る舞いを見よう。 TPP=徹底的にパクる。そのことで一足飛びに仕事の速度が得られる。 仕事にのめりこまない。仕事が人生とならないようにする。 残業をちょっとずつ減らそう。 先読みで仕事をしていくことで残業は不要になる。仕事は先読み。ゴールデンウィークは毎年決まっている。 仕事はゲーム、勝てるゲームを上司が用意する。 集中できる時間とスペースを与える。逆にマネジメント層はガヤガヤした大部屋が良い。 社訓理念はできないから続く。身体に染み込んだら次のできていないことに変える。 絶対に成功させるのがリーダーシップ。 業務の効率化:スケジュール化、頑張るタイム、ルーチンのマニュアル化 TTP。暗黙知を得るためには他者の行動から盗むしかない。暗黙知を増やすこと、教えることが重要。 人事を尽くしているか?暗黙知が多ければ多いほど良い。抜けが少なくなる。 決断しなければ成功も失敗もない。 結果を出せるか? 仕事はゲーム。のめり込むと状況が見えなくなる。自分の人生のためが仕事。将来楽しむための資金経験を稼ぐための手段。人生の長いスパンを考えると、何かを身につけておかないと暇であったり人生を楽しめない。
Posted by
元トリンプ・インターナショナル・ジャパンの社長による働き方本。 厳しめのデッドラインを決めることで生産性を高めた働き方ができる。
Posted by
トリンプ元社長の残業をしないためのハウツー本。毎日ノー残を取り入れたことで有名ですね。 筆者の考え方としては、とにかく仕事はゲームであり人生のほんの一部。だから毎日人生のほとんどを仕事に取られるのはナンセンス。でも仕事はしなければ生活できないから、楽しく、効率良くやる。その考え方...
トリンプ元社長の残業をしないためのハウツー本。毎日ノー残を取り入れたことで有名ですね。 筆者の考え方としては、とにかく仕事はゲームであり人生のほんの一部。だから毎日人生のほとんどを仕事に取られるのはナンセンス。でも仕事はしなければ生活できないから、楽しく、効率良くやる。その考え方が成功に繋がる。 かなーり大雑把だけどこんな感じかな。人件費をコストと考えてない感じに好感が持てます。 本なんで何処まで闇の部分があるかっていうのはあるけど、すごく理想的なことが書かれています。毎日定時なんて素晴らしいですね!そして19期増収増益。結果出してることで説得力が増します。 結局こういう労働方法なんて個人で頑張っても限界があるわけで、トップが決めないと絶対に実現しないわけで、とりあえずうちの会社じゃ風土的に絶対無理なわけで…。だらだら残業が横行してるわけで…。 ただ、いざという時定時で帰れるやり方だけは学んでおいても損はないということで、有意義に読ませてもらいました。 「life for work」 ではなく。 「work for life」 なわけです。
Posted by
仕事を効率を上げ、残業をゼロにすることの大切さが分かる。デッドラインを決めて仕事をする、かつより良いものにしていくことが重要。教員である自分でも生かせる点はたくさんあった。
Posted by
さんづけ運動、早朝会議、課長代理制度、がんばるタイム、マニュアル化・スケジュール化などノー残業のためにさまざまな手立てをうって実現させている。ワークライフバランスとは、仕事と仕事以外の生活の均衡であるが、life for workでなく、work for lifeであり、現役の間...
さんづけ運動、早朝会議、課長代理制度、がんばるタイム、マニュアル化・スケジュール化などノー残業のためにさまざまな手立てをうって実現させている。ワークライフバランスとは、仕事と仕事以外の生活の均衡であるが、life for workでなく、work for lifeであり、現役の間に仕事以外の時間を使って、余生を生きる準備をしていくことが大切であると述べている。
Posted by
海外で仕事をすると、本当に日本人の働き方や、仕事に対する価値観が世界的に如何に特殊か良くわかる。個人的には全く仰る通りです!っと思う。何がすごいって、こういう考え方の実践を90年代からされていた、という事。とても合理的で共感出来る考え方。「残業?、致しません!」
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
トリンプで数々の改革を行い、増収増益を続けてきた吉越元社長の著書。 いやぁ〜面白い。 というか、タメになる。 「早朝会議」「完全ノー残業」「がんばるタイム」なぜ吉越氏が拘り、社内の反発を受けてでも推進しなし得たのか。 なぜ、達成しないといけなかったのか。 それは「夜の3時間」は自分に投資するためで、人生全体のバランスを考えればすごく当たり前のこと。 しかし、多くの日本人がおそらく気づいてさえいない。 私自身もそうだった。 社会人として、きちんと成果を出した上で自分の為の時間をつくる。 必要なのは仕事を今よりも速く処理する仕組み作りとみんなを巻き込みやりきる力。 素晴らしき人生を送るために、社会で働く全ての人に手にして頂きたい良書。 説明 内容紹介 夜の3時間は自分に投資する! 「早朝会議」「がんばるタイム」……、ユニークな仕組みで有名なトリンプ元社長による仕事のやり方。「問題はすぐに手をつけない」「やることは優先順位をつけない」「オリジナルにこだらない」、著者が提唱するのは常識を覆すことばかり。でも、この方法で著者は全社残業ゼロ&19期連続増収増益を達成しました。仕事を速く終わらせ、「夜の3時間」を自分に投資することこそ、成功への近道なのです。 内容(「BOOK」データベースより) 「早朝会議」「完全ノー残業」「がんばるタイム」ユニークなしかけを次々繰り出し19期連続の増収増益を達成したトリンプ元社長が明かす常識破りの働き方。
Posted by
”トリンプで吉越さんが実施してきた「残業ゼロ」への道。 社長自身の強い強い信念があったから実現したんだ!ということがよく分かる1冊。 ・最初は水曜だけ。 ・社長自ら笛をもって違反を取り締まり ・強制的に電気を消す ・ノー残業デーに仕事をしたら反省文。社長がOKを出すまで書き直し...
”トリンプで吉越さんが実施してきた「残業ゼロ」への道。 社長自身の強い強い信念があったから実現したんだ!ということがよく分かる1冊。 ・最初は水曜だけ。 ・社長自ら笛をもって違反を取り締まり ・強制的に電気を消す ・ノー残業デーに仕事をしたら反省文。社長がOKを出すまで書き直し ・ノー残業デーに仕事をしたらペナルティー。部署全体のボーナス原資から削減! ★これ、すごい★”
Posted by