その後のツレがうつになりまして。 コミックエッセイ の商品レビュー
著者は、セツ・モードセミナー卒業後、漫画家、イラストレーターとして活動。している。 著書に「ツレがうつになりまして。」「きょとんチャン」「イグアナの嫁」等がある。 ベストセラー「ツレがうつになりまして」の続編。 スーパーサラリーマンであったツレ(夫)は仕事のストレスが原因でう...
著者は、セツ・モードセミナー卒業後、漫画家、イラストレーターとして活動。している。 著書に「ツレがうつになりまして。」「きょとんチャン」「イグアナの嫁」等がある。 ベストセラー「ツレがうつになりまして」の続編。 スーパーサラリーマンであったツレ(夫)は仕事のストレスが原因でうつ病となってしまう。3年間のつらい闘病生活をのりこえてようやく元気を取り戻した。 しかし、今の元気なツレスーパーサラリーマンのような以前とは違い全てにおいて完全を目指しているわけではない。うつ病を乗り越えたツレはどのように変わり、そしてその妻はどのように変わったのか・・。 おもしろおかしくコミックエッセイで書かれているものの、本書及び前書を出版するまでには多くの葛藤があった模様。前作で「うつ」についての本は書かないと決めていたものの、ツレが社会復帰をし、治っていった様を見て治るということも書かないといけないという使命で筆を取った。 前作に続き色々考えさせられるテーマである「うつ病」 誰もがいつかかってもおかしくない病気であり、知っておいて損はない。 本シリーズにより、多くの人に「うつ病」という実態が社会にも広まり、理解はあるものの、まだまだ社会の風当たりは冷たいのも事実。 時代の流れが早く、社会人として生活すること自体、ますます厳しくなっている。「うつ病」を患う人は年々増加傾向にある。そんな時代だからこそ私達も知っておくべきことだと思う。 そのとっかかりとなる導入本としても本書は役立っている。
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76ページと81ページの言葉に助けられました。うつの彼が落ち込んでた時にこの言葉を参考にして自分の考えを伝えたら、彼の気持ちが軽くなったようです。
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これもまた再読。 シリーズ一作目は本当にエッセイ的要素がほとんどだったが、本書はツレさん夫婦の経験例に加えて「うつ病」全般に関する情報が増えている。 できること できないこと の区別は、私にとって本当に難しい。何度か失敗しないとキャパシティはつかめない。 たくさんの失敗を乗...
これもまた再読。 シリーズ一作目は本当にエッセイ的要素がほとんどだったが、本書はツレさん夫婦の経験例に加えて「うつ病」全般に関する情報が増えている。 できること できないこと の区別は、私にとって本当に難しい。何度か失敗しないとキャパシティはつかめない。 たくさんの失敗を乗り越えたから、描くことのできた一冊なのだと思う。
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一巻が出版されてからのお話。その後、ツレだけでなく「周り」も変わったことなど。一巻よりも「ウツ」について詳しく(専門的に)書かれていると思います。ツレが自分の心境を後になって客観的に振り返り語っているので、そうなんだなぁと驚いたり、納得したり。巻末には「ウチ流こんなときはこうして...
一巻が出版されてからのお話。その後、ツレだけでなく「周り」も変わったことなど。一巻よりも「ウツ」について詳しく(専門的に)書かれていると思います。ツレが自分の心境を後になって客観的に振り返り語っているので、そうなんだなぁと驚いたり、納得したり。巻末には「ウチ流こんなときはこうしてた」と題して、ツレに対してのテンさんの発言や行動が載っています。ケースバイケースでしょうけれど参考になりました。可愛いイラストでサクサクと楽しく読めますが、色々と自分に重ねて考えられるテーマなので、読んでは考え、考えては読んでとじっくり読むこともできると思います。
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再読。 自立支援制度のこと、認知療法のこと、概要だけですが、書かれています。 特に、うつ病で長く病院に行っている人には、自立支援制度は有難いものです。
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主夫業を楽しむツレさんが良かったなぁと思う。 うつ病はなってみなければ分からないことも多いし、なった人でも良くなると喉元過ぎれば…になりがち。 日記は誰に勧められた訳でもなく書いているが、ある程度経って見返すと、前進してることに気づける。日記オススメ。
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この本読んだら少し引き込まれてうつになりかけてしまった。 けどこういう知識は大事かも。 学術的なものじゃなくて、実際にどうなのか?ということ。 みんなが自分と同じとは限らないし、それは内面もそう。 勝手に決めつけないようにしないと。
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相変わらずの読み易さ。過剰に同情を引くこともなく、等身大の視点から寛解へ向かう夫の姿を真摯に見つめ続ける姿勢がすごい。いざ当事者になってみた時、この作者のように中立の立場を保って物事を眺めることがどれほど難しいか。決してドラマティックな脚色はないが、その分二人の苦労のリアリティが...
相変わらずの読み易さ。過剰に同情を引くこともなく、等身大の視点から寛解へ向かう夫の姿を真摯に見つめ続ける姿勢がすごい。いざ当事者になってみた時、この作者のように中立の立場を保って物事を眺めることがどれほど難しいか。決してドラマティックな脚色はないが、その分二人の苦労のリアリティが手に取るように読者にも伝わってくる。 うつ病のような、完治に長い時間がかかるタイプの病気、また再発性の高い病気について、こうした正しい知識のもと詳しい闘病記が書かれたことは非常に意義深い。「病」と「甘え」の区別が患者自身にも認識しにくい独特の症状について、それでも辛抱強く「それは病気だよ、あなたが悪いんじゃないよ」と語りかけ続ける作者の姿勢には見習うものが多く、またすぐにでもうつ病に苦しむ近親者に応用できる実用的なヒントに溢れている。 個人的には、前作と比べ、病気になった夫に対する作者自身の不安や葛藤が詳しく描かれていた点が印象に残った。少し夫が元気な様子を見せると「もう治ったかな?」と期待し、その後すぐにテンションが落ちてしまう彼に「やっぱり違った」と一喜一憂する苦しさ。夫自身は順調に回復へと向かっているのに、「いつ再発するか。また無理をしているのではないか」と独りでにハラハラしてしまう感覚。他のうつ病系ノンフィクションを読んでみると、どこの家庭でも患者だけでなくその支援者にも軒並みうつ病が「伝染」しているのに…と前作ではその精神力に感心すらしていたものだが、今作を読んで、やはり作者自身も並々でない葛藤を押し隠して彼を支えていたのだということが分かり、胸が詰まるような思いがした。夫のうつ病という有事に際し、自分を保つだけでも難しいものを、よくぞここまで二人で支え合って乗り切ったものだと思う。これも、この夫婦が深い深い信頼関係のもとに結ばれているという証なのだろう。「健やかなる時も、病める時も」というあの一連の語句の意味は本当に意味深い。 うつ病に限らず、人生の困難を家族で力を合わせて乗り切っていくことへのエールに満ちている良作。この夫婦の未来の幸せを、読者としても心から素直に祈りたくなる。
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まさかのサクセスストーリー。業種は知らないけど、鬱病のツレさんが会社を起業するなんて!?もともと、優秀な人だったんだ。最近、TSUTAYAで「鬱な人ほど成功する」みたいなタイトルの本があったけど、本当なのかな? しかし、前向きでバイタリティがある人程鬱病になりやすいなんて、なんか...
まさかのサクセスストーリー。業種は知らないけど、鬱病のツレさんが会社を起業するなんて!?もともと、優秀な人だったんだ。最近、TSUTAYAで「鬱な人ほど成功する」みたいなタイトルの本があったけど、本当なのかな? しかし、前向きでバイタリティがある人程鬱病になりやすいなんて、なんか変だよね。
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つれウツの続編が出たので購読しました。 つれさんは、長い時間はかかったけれども ウツは少しずつ快方に向かったのですね。 やっぱり そばで向き合う人に恵まれる事も大切なのかなぁ 続編が出る前に お父さんは鬼籍の人になっちゃったから・・・ なんの助けにもなれなくってゴメンナサイ(...
つれウツの続編が出たので購読しました。 つれさんは、長い時間はかかったけれども ウツは少しずつ快方に向かったのですね。 やっぱり そばで向き合う人に恵まれる事も大切なのかなぁ 続編が出る前に お父さんは鬼籍の人になっちゃったから・・・ なんの助けにもなれなくってゴメンナサイ(;_;) (病院行くの嫌がってたから診断は受けてないのでホントのところは判らないけど 症状からしてウツっぽかったの。支える家族がもっとちゃんとしてたら もっと幸せな未来があったのかなぁ) その後 ツレさんとてんてんさんの間には 新しい命もやってきて でも それは また別のお話(^_^) つらい日々ばかりじゃないって事ですよね
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