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ほかに踊りを知らない。 の商品レビュー

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56件のお客様レビュー

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2013/03/27

続けて読んだら、若干飽きてこなくもない。。。 が、楽しく読みました。 わたしも最近「少しづつ食べすぎ」なので、 『「少しづつ食べすぎ」になりつつある体を止める手段は、この世の中に、存在しない。 青ざめる。』 の文章に、青ざめる。

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2012/11/19

川上さんの3/4?本当の日常を書いた日記。笑 ちょっとしたことで落ち込んだり、泣いてしまったり、分かるわかる、と思いながら、時にはクスッとしたり、楽しんで読めました。

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2012/10/15

七月某日 雨 ひさしぶりに、俳句をつくってみる。 破調の句である。 「ごきぶり憎し 噴きつけても 噴きつけても」 三月某日 晴 電車に乗る。隣に座っている人が、熱心にメールを打っている。つい、のぞきこむ。「愛されることへの覚悟が、私にはないのかもしれません」という文章だった。び...

七月某日 雨 ひさしぶりに、俳句をつくってみる。 破調の句である。 「ごきぶり憎し 噴きつけても 噴きつけても」 三月某日 晴 電車に乗る。隣に座っている人が、熱心にメールを打っている。つい、のぞきこむ。「愛されることへの覚悟が、私にはないのかもしれません」という文章だった。びっくりして、思わずじっとその人の横顔を見る。不思議そうに見返される。そんなにびっくりすることも、ないのかな。思い悩む。やっぱりびっくりしたほうがいいんじゃないのかな。思いなおす。 (本文より) たんたんと、ちょっとシュールに、日々は流れゆく――。 ウソじゃないよ、五分の四はホントだよ。カワカミさんの日記、続いてます。 2004年~2007年分を収録した『東京日記』第2弾。 。・゜*・。・゜*・。・゜*・。・゜*・ H24.10.14 読了 第1弾に続いて第2弾。 読み終わると、もう読めるところはないのかと探してしまうほどクセになっている。 このカワカミさんの日記で、エッセイが好きになった。

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2012/09/24

川上弘美 『ほかに踊りを知らない。(東京日記2)』 (2007年11月・平凡社)  七月某日 雨  ひさしぶりに、俳句をつくってみる。  破調の句である。  「ごきぶり憎し 噴きつけても 噴きつけても」  三月某日 晴  電車に乗る。隣に座っている人が、熱心にメールを打って...

川上弘美 『ほかに踊りを知らない。(東京日記2)』 (2007年11月・平凡社)  七月某日 雨  ひさしぶりに、俳句をつくってみる。  破調の句である。  「ごきぶり憎し 噴きつけても 噴きつけても」  三月某日 晴  電車に乗る。隣に座っている人が、熱心にメールを打っている。つい、のぞきこむ。  「愛されることへの覚悟が、私にはないのかもしれません」という文章だった。  びっくりして、思わずじっとその人の横顔を見る。不思議そうに見返される。  そんなにびっくりすることも、ないのかな。思い悩む。  やっぱりびっくりしたほうがいいんじゃないのかな。思いなおす。  たんたんと、ちょっとシュールに、日々は流れゆく――。  ウソじゃないよ、五分の四はホントだよ。カワカミさんの日記、続いてます。  2004年~2007年分を収録した『東京日記』第2弾。 (Amazon HPより) 日記が好きだ。 と言っても、自分で日記を書くのが好きなのではなく、人が書いた日記を読むのが好きだ。 日記。エッセイ。私小説。 似た匂いがするけれども、日記がいちばん良い。 その日にしか書けないから。 嘘がつけないから。 他人の生活をのぞき見しているような気分になるから。 同じ匂い、同じ空気を、感じられるから。 川上、弘美さん。 もちろん名前は知っているが、作品はアンソロジーでちらりと読んだ程度。 読んでみてびっくり。 ・・・か、かわいい。 あとがきに、「五分の四くらいは、うそみたいですが本当のことです」と書いてあるから、 多少は脚本されているのだろうが、それはもうどうでもいいわけで。 この人の思考、行動、そして文体が作る透明な空気感にすっかりやられてしまった。 うぬぬ、と唸りながら一気に読んでしまい、著者略歴を見て年齢を確認し、なぜか少しほっとする。 これが同年代なら、一目惚れしてしまってファンレターなんぞ書きかねなかったから。 生まれて初めてのファンレターこそ書き損ねはしたものの、なんとも得した気分になれたある日記マニアの一日でありました。 80点(100点満点)。

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2012/08/18

電話が壊れたらからってなんで踊ってしまうん…? しかもそれしか知らんからって東京音頭…? 表題の件だけを取り上げたけれど、全編を通してそんな感じ。 なんにも考えたくない時に。

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2012/06/24

のほほんさ加減がなんとも言えず、いいですねぇ。 でも、ときどき、とても鋭いです。 いやぁ、正にそのとおりって思ったのはこれです。『・・・おかゆ、おかゆ、と繰り返し言ってみる。言っているうちに、一つの言葉が繰り返し発音した時に必ずやってくる「世界が突然ばらばらになった感」が襲ってく...

のほほんさ加減がなんとも言えず、いいですねぇ。 でも、ときどき、とても鋭いです。 いやぁ、正にそのとおりって思ったのはこれです。『・・・おかゆ、おかゆ、と繰り返し言ってみる。言っているうちに、一つの言葉が繰り返し発音した時に必ずやってくる「世界が突然ばらばらになった感」が襲ってくる。』

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2011/09/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

カワカミさんの、嘘みたいなほんとの日常シリーズ2作目です 116pの男の子2人の会話にいつも声を出して笑ってしまう ことあるごとに読み返してしまう、独特の可笑しみがたくさん含まれている1冊です

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2011/04/09

一番好きなのはおにいちゃんって呼ぶの恥ずかしいから、議論を重ねた末の「おい、マリオ」「おい、ルイージ」。なんだそれ!ステキすぎる!そこに至るまでの激論を是非とも聞いてみたい。ご近所の赤ちゃんの話にも癒された。でも、踊ったからといって機械は直らないよ・・・なんでそうなったのか小一時...

一番好きなのはおにいちゃんって呼ぶの恥ずかしいから、議論を重ねた末の「おい、マリオ」「おい、ルイージ」。なんだそれ!ステキすぎる!そこに至るまでの激論を是非とも聞いてみたい。ご近所の赤ちゃんの話にも癒された。でも、踊ったからといって機械は直らないよ・・・なんでそうなったのか小一時間ほど問い詰めたい。

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2011/03/01

読んでいる間はほっこりする。 読み終わってからしばらく、お風呂に入っていたりご飯を食べていたりすると急に東京日記のことを思い出し、少し物悲しくなる。

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2011/01/25

面白くて、ちょっとうさんくさくて、でも共感できて、すこーし不気味な川上さんの世界。読むとさんまや寿司を食べたくなったり、おでんや筍に胸やけしそうになったりします。

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