カモメになったペンギン の商品レビュー
あー、Leadなのに読んでなかった。今さらながら読みました。45分では読めなかったが考えながらでも2時間かからないくらい。 意外とテンポが早いので本文をさらっと読むだけでは難しい。苦労した経験と最後のまとめで十分かな。 N女史に英語版を貰ったけど読むべきか?
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簡単に読める作品。 ペンギンを主人公に困難、変化に立ち向かう様を描いている。 示唆に富んでおり、読む度に色々な感想が出てくるだろう。 変化を受け入れ、それに立ち向かう為に、個人や全体がどう動くか。 自分の環境に置き換えて考える。
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寓話形式で変革を成功させる8段階のプロセスについて述べている。ページ数も少なくサクッと読める。閉塞感が漂う中での事業再生や組織文化の改革の際に参考にしたい。 具体的なプロセスは下記の通り。 ■準備を整える ①危機意識を高める ②変革推進チームを作る リーダーシップ、信頼...
寓話形式で変革を成功させる8段階のプロセスについて述べている。ページ数も少なくサクッと読める。閉塞感が漂う中での事業再生や組織文化の改革の際に参考にしたい。 具体的なプロセスは下記の通り。 ■準備を整える ①危機意識を高める ②変革推進チームを作る リーダーシップ、信頼性、コミュニケーション、専門的知識、分析力、危機意識に優れたメンバが必要 ■すべきことを決定する ③変革のビジョンと戦略を立てる ■行動を起こす ④変革のビジョンを周知徹底する ⑤行動しやすい環境を整える ⑥短期的な成果を生む ⑦さらに変革を進める ■変革を根づかせる ⑧新しい文化を築く 新しい行動様式が過去の古い因習に完全に置き換わるまで、新しいやり方を持続 関連するビジネス書は、企業変革力(Leading Change、日経BP)、ジョン・コッターの企業変革ノート(The Heart of Change、日経BP)とのこと。また機会を見つけて読みたい。
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コッターの8段階プロセスを寓話化した本。 概要をつかむのに短時間で分かりやすく書かれていました。 チームで変革を進めていく、、大事ですね。 ただ、実際使うとなるとこの内容だけだと簡単すぎて難しそうです。 入門編に。
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ペンギンの群れの中の一羽が、ある環境の変化に気づいた。「自分たちの住み着いてい氷山が溶けかかっている。なんとかしてこのことをみんなに伝えなくては」。しかし彼は躊躇した。このようなネガティブなことを言ってなんとなく居心地の悪い思いをしている友人を知っていたからだ。しかし、彼は精一杯...
ペンギンの群れの中の一羽が、ある環境の変化に気づいた。「自分たちの住み着いてい氷山が溶けかかっている。なんとかしてこのことをみんなに伝えなくては」。しかし彼は躊躇した。このようなネガティブなことを言ってなんとなく居心地の悪い思いをしている友人を知っていたからだ。しかし、彼は精一杯の勇気を振り絞って「氷が溶けかかっている」という事実を群れのリーダー格の女性(といってもペンギンだが)率直に伝えた。彼女は、即座に事の重要性を理解し、報告の内容が真実か否かを確かめるべく行動した。 こういう出だしでこの物語は始まる。この事実を否定するやつ。否定しないまでも真実という確証がないということで対策に非協力なやつ。単に無関心なやつ。こういう危機を政治的に利用するやつ。さまざまなネガティブな反応の中、彼はこの問題の対策(次の氷山を見つける)メンバーの一員となり、この群れの改革に乗り出した。 というような流れが、本書の内容である。コッター著とは思えない易しい(というか軟弱な)本であるが、内容は重い。このような状況(住みかとしている氷山が溶けて行く)に喘ぐ我事業部の市場。何とかして次の住みかを見つけなくてはならない。すでに対策メンバーは選定され、次の氷山を見つけるべくアクションを起こしているのだが、なかなかうまくいかん。ああ、本当に融けてきた。
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賛同は得られないときに変革を突き進める勇気が自分には欠けていると思った。 ペンギンたちが勇気を持てたのは、ビジョンを共有したチームがいたからかな。 調査隊の食糧問題は、考えるより行動に出て訴えたほうが良いケースがあると教えられた。
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変革の起こし方やリーダーシップのとり方が物語として凝縮されている。1時間くらいあれば読めてしまうし、入門としてはもってこい。本当にその通りに組織は構成されて動いていると思う。 最後のほうに書かれている「変革を成功させる八段階のプロセス」は、実際にそれを意識しまくりながら、組織変革...
変革の起こし方やリーダーシップのとり方が物語として凝縮されている。1時間くらいあれば読めてしまうし、入門としてはもってこい。本当にその通りに組織は構成されて動いていると思う。 最後のほうに書かれている「変革を成功させる八段階のプロセス」は、実際にそれを意識しまくりながら、組織変革業務に携わって、本当に参考になりまくった。
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読むのは2回目 5羽のペンギンがチームを組み、 ある壮大なプロジェクトを進めて行くのだが 自分たちの周りの人間に各ペンギンのキャラを当てはめられると思う。 特に、周りで変革をやめさせるため奇行を行うノーノーのような人は割といるのでは、、?笑
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【準備を整える】 ・危機意識を高める ・変革推進チームを作る(リーダーシップ/信頼性/コミュニケーション/専門的知識/分析力/危機意識) 【すべきことを決定する】 ・変革のビジョンと戦略を立てる 【行動を起こす】 ・変革のビジョンを周知徹底する ・行動しやすい環境を整える ・短期的な成果を生む ・さらに変革を進める 【変革を根づかせる】 ・新しい文化を築く <考え方> ・データ収集および分析 ・周囲の人々の考えを変えるために、その情報を論理に提示する ・考え方を変えれば行動が変えられる <感じ方> ・驚きや感度の経験を、目に見える形で周囲に伝える ・その経験を通じて、ある状況に対するその人の感じ方を変えることができる ・感じ方を変えれば、行動を大きく変えられる
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「チーズはどこへ消えた?」では状況変化への対応を寓話で綴ったのですが、それに似た手法で「組織改革のプロセスの大切さ」を言っています。しかし、どうも、この手の内容をここまで解説的に書くのなら、寓話である必要があったのかどうか。「カモメになったペンギン」というタイトルが面白く興味を引...
「チーズはどこへ消えた?」では状況変化への対応を寓話で綴ったのですが、それに似た手法で「組織改革のプロセスの大切さ」を言っています。しかし、どうも、この手の内容をここまで解説的に書くのなら、寓話である必要があったのかどうか。「カモメになったペンギン」というタイトルが面白く興味を引く点だけが重要(原題は全然違うから)って思っちゃいます。それでも、出てくるペンギンキャラはありそうなタイプが多く(心の中で「あるある」ってうなづいたり(笑))、その中で組織改革を推進するという解説も大切と思うと、こうした寓話もいいかもしれないなあ。誰にでもすぐに読めるけど、これを実行してこそ意味があると思います。
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