文庫版 百器徒然袋 風 の商品レビュー
榎木津を中心にした京極堂シリーズの短篇、第二弾。 相変わらず京極先生の作品は面白い。安心して読める。 そして内容。こちらも相変わらず榎木津が暴れている。このシリーズのユーモアセンスはピカイチだと思う。 毎回爆笑させられる。 今回は最後の最後で破壊神、榎木津の意外な素顔が見れて、思...
榎木津を中心にした京極堂シリーズの短篇、第二弾。 相変わらず京極先生の作品は面白い。安心して読める。 そして内容。こちらも相変わらず榎木津が暴れている。このシリーズのユーモアセンスはピカイチだと思う。 毎回爆笑させられる。 今回は最後の最後で破壊神、榎木津の意外な素顔が見れて、思わず微笑んでしまった。 第三弾も期待したい。
Posted by
読んだのがずいぶん前だからあんまり覚えてないけど、相変わらず榎木津が物凄くて、本島くんが激しく巻き込まれにいってた気がする。そして面白かったっていうのは、確か。
Posted by
京極夏彦の榎木津礼二郎爆発小説2。今回は、礼二郎の父親が登場します。しかも、最後の話では少しホロリとしてしまう箇所がありました。みんな自分という仮面を被っています。
Posted by
本島くんは闇の無い関口というか、とことん巻き込まれ体質のお人よしなんだなぁと。しっかし無茶な話だなぁ笑。
Posted by
相変わらず榎木津大暴走。 理屈なんて、あの探偵には通じない。 誰もあの探偵には勝てるわけがない。 充分わかりました。 なんか、読んでると癖になってきます。 もう榎木津中毒になります。
Posted by
『面霊気』はまだ途中だが私的にはここまででもうすでに満点 だが『−雨』よりまして関口の出番は少なくなっている
Posted by
榎木津作品第二段! やっぱり、榎木津の暴れっぷりに笑えます。 傍若無人ながらも、実はチラッと優しい榎さんにノックアウト。
Posted by
前作「雨」に続いて、榎木津さんメイン。行動も言動もCrazy 京極堂シリーズ榎木津好きの方必見です。
Posted by
調査も捜査も推理もしない、天下無敵の薔薇十字探偵、榎木津礼二郎。過去の事件がきっかけで榎木津の”下僕”となった「僕」は、そのせいで別の事件にも巻き込まれてしまう。探偵を陥れようと、張り巡らされた罠。それに対し、榎木津の破天荒な振る舞いが炸裂する!「五徳猫」「雲外鏡」「面霊気」の三...
調査も捜査も推理もしない、天下無敵の薔薇十字探偵、榎木津礼二郎。過去の事件がきっかけで榎木津の”下僕”となった「僕」は、そのせいで別の事件にも巻き込まれてしまう。探偵を陥れようと、張り巡らされた罠。それに対し、榎木津の破天荒な振る舞いが炸裂する!「五徳猫」「雲外鏡」「面霊気」の三篇を収録。
Posted by
雨の続編。前作と同じ凡庸な青年が主人公、榎木津大暴れの三篇収録。主人公は当初、京極堂や榎木津に比べて、平凡な自分をやや卑屈に考え、どうせ別世界の話だと完全なる傍観者を決め込んでいた。多分読み手がそっちの世界に入っていっても、同じ気持ちになるだろう。しかし、途中からは普通を盾に武装...
雨の続編。前作と同じ凡庸な青年が主人公、榎木津大暴れの三篇収録。主人公は当初、京極堂や榎木津に比べて、平凡な自分をやや卑屈に考え、どうせ別世界の話だと完全なる傍観者を決め込んでいた。多分読み手がそっちの世界に入っていっても、同じ気持ちになるだろう。しかし、途中からは普通を盾に武装しようとしていて、その時点でもう普通ではないと思った。凡庸だと自分に言い聞かせる人は総じて凡庸ではない。そうなると、最初は読み手=主人公だったのに、後半ではその図式は成り立たなくなっていた。ひたすら羨ましかったです。最後のワンシーンで、得体が知れない破天荒な榎木津の内側が少しだけ見えて、一層好きになった。これ、続編出ないかな…。
Posted by
