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十角館の殺人 新装改訂版 の商品レビュー

4.2

2373件のお客様レビュー

  1. 5つ

    946

  2. 4つ

    881

  3. 3つ

    362

  4. 2つ

    50

  5. 1つ

    6

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2024/12/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

トリックは凄いし、書き方が上手いです! 作者様の手のひらで転がされた気分で、悔しいような楽しかったような ただ、殺人の動機が弱いかなと 殺されたのは、変わっているけどミステリーが好きな学生達で、特に酷い人達では無い気がします(私はみんな好きです) ここまで酷いことしなくてもいいのに! 千織が亡くなったのは可哀想だけど、守須は少し自分勝手じゃないかと、復讐に囚われすぎ! 最後は自首する描写がありますが、そんなに気持ちが揺れ動くなら、最初からするなよーと思いました 個人的に好きなキャラはエラリイです 犯人を外部犯と疑わなかったのは、仲間思いだからだと思います 亡くなったオルティの名前をふと呼ぶシーンとか好きです

Posted byブクログ

2024/12/09

書かれてから随分と経っているのに、未だにミステリー小説で検索すると必ず出てくる作品。 はじめて本を読んでいて鳥肌が立つ経験をした。 "例の1行"が読了からしばらく経った今でも色濃く残っているし、そのときの衝撃とたった一文で絡み合ってた全ての事柄が解かれる爽快...

書かれてから随分と経っているのに、未だにミステリー小説で検索すると必ず出てくる作品。 はじめて本を読んでいて鳥肌が立つ経験をした。 "例の1行"が読了からしばらく経った今でも色濃く残っているし、そのときの衝撃とたった一文で絡み合ってた全ての事柄が解かれる爽快感をもう一度記憶をなくして味わいたいと何度も思ってしまう。 トリックが良かったからこそ、犯行の動機が少し短絡的に感じてしまった部分はあるが、間違いなく他の人にもお勧めしたくなる作品だった。

Posted byブクログ

2024/12/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

キャラクター(覚えにくい名前)が多く、入り込むのが難しかった 案外こんなものか、と思ったけど技法的な上手さがある作品なのですね 解説 (守須くんのあだ名を刑事が質問して答えた一言) 「ヴァン・ダインです」の1行が衝撃の部分です。てっきり、読者は勝手に彼のあだ名を「モーリス・ルブラン」と思い込まされていたところ、真相は「ヴァン・ダイン」であり、つまり「彼」こそ島での連続殺人犯だったと一気に判明する重要な一言なのです。

Posted byブクログ

2024/12/07

「あの一行」ばかりが気になって読んだせいか、例のあの一行なるものはまだかまだかとそればっかり気になりすぎて長めの話がより長く感じた。推理小説として個人的にはそこまで面白いとは思わなかった。登場人物の誰にも感情移入出来なかったので次誰が殺されても誰が犯人でもあまり驚かないなと思いな...

「あの一行」ばかりが気になって読んだせいか、例のあの一行なるものはまだかまだかとそればっかり気になりすぎて長めの話がより長く感じた。推理小説として個人的にはそこまで面白いとは思わなかった。登場人物の誰にも感情移入出来なかったので次誰が殺されても誰が犯人でもあまり驚かないなと思いながら読んでしまった。

Posted byブクログ

2024/12/06

☆5.0 どんでん返しの本として有名すぎて、これを読んじゃうとこれ以上がない気がして、ずっと読めてなかったのをこの機会に! 新装改訂版を読んだからあの衝撃の1文は別ページに書いてあったの、なんかで聞いたことある。 その1文読んだ時に、 え???!ん?!!待って待って、ちょっと待...

☆5.0 どんでん返しの本として有名すぎて、これを読んじゃうとこれ以上がない気がして、ずっと読めてなかったのをこの機会に! 新装改訂版を読んだからあの衝撃の1文は別ページに書いてあったの、なんかで聞いたことある。 その1文読んだ時に、 え???!ん?!!待って待って、ちょっと待って。(パラパラパラ…)ええええぇ??!!ってなった(笑) 全部わかったうえで、もう一度読もうと思う!!

Posted byブクログ

2024/12/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かった。 続きが気になって暇をみつけては読んですぐに読み終えてしまった。 アガサクリスティを読んだばかりだったので、オマージュしているこの作品にすぐ引きずり込まれた。そして誰もいなくなったでは、島だけが舞台で読み手も閉塞感を味わったが、こちらは、江南と島田の謎解き道中が描かれていて、場面が変わるので少し気が紛れる感じ。その代わり、容疑者も増えるので、様々な考えを巡らすことができた。 そして、守須が放った一言で鳥肌がたった。 ん??えー!!って感じ。 今年一番面白かった本になった。

Posted byブクログ

2024/12/05

面白いネタが詰まりに詰まってて驚いた! これ、ほんとに1冊で出していい展開なの?!もったいない!!と思った! 少し昔の作品だけど、今の人たちが読んでもとても楽しめる作品です!アガサとポウ好きだった…

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2024/12/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

分厚くて読むのを躊躇していたけど、読み始めると読み終わるまで一瞬だった。 聞いていた評判がすごく良くて期待してしまった分、少し物足りない気もしたけれど、面白かった。 個人的には、千織さんが亡くなったときの描写とか背景をもっと詳しく書いてほしかった

Posted byブクログ

2024/12/04

表紙などの帯にある『あの一行が...』みたいな一言ってだいたい大袈裟に書いてあるように思っていたけど、この作品はホントに『あの一行が...』すごい。 動機などはなんとなく弱いかなぁとは思ったけど、最後まで楽しく読めた。

Posted byブクログ

2024/12/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

かなり昔の作品だから馴染みがあまりない文の言い回しが多かったけど、それでも全く戸惑うことなくスラスラ読める作品だった。 どこで大どんでん返し的なものが来るのかなと期待してたけど、まさかの1行に案の定衝撃。そこから全てが語られていって、細かい描写の伏線も張り巡らされていたことに気付いて面白かった。 10角がすごい意味を持つってイメージとは違ったけど、それでも充分面白かった。

Posted byブクログ