十角館の殺人 新装改訂版 の商品レビュー
珠玉のミステリーの殿堂入りをしていながら、まだ読んでいなかったこの作品。噂に違わぬ面白さ!! 一行で脳が混乱する感覚が気持ちいい!!
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あの一文を読んだ瞬間「えっ?」って本当に声が出て、多くの人が記憶を消してもう一度読みたいと言われる理由がわかりました。私も同じ気持ちです。 期待値が上がり過ぎて心配だったけれど私は期待以上に面白かったです。 たくさんミステリを読んできた方や自分で推理しながら読み進めるタイプの方にとってはあの一文の衝撃は薄れてしまうのかなと、、 結局のところ青屋敷事件の真実が気になるところ、、 Huluで実写映像化するみたいなので入ろうか検討中。 関係ないですが、私はポウが死んだのが一番悲しかったです 、、
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読んだ人全員が一文でひっくり返るというのは、初版が発行されてから現在に至るまで、そしてこの先永遠に「そう」なのだと思える作品。 海外の作家さんに詳しくないので最初は少し戸惑いました。 人物像がうまく整理出来ないまま話が進んで行きますが、冒頭で書いたようにとある一文で驚く体験はどんな人でも出来ると思います。 絶海の孤島、曰く付きの館、ミステリー好きの大学生達、連続殺人…ときめく要素ではあるけど使い古された設定では?と思ったら大間違い。 古い文体も相まって味があり読んで良かったと思いました。
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前評判がすごかったので期待しすぎたかもしれません‥ 普通に面白くはあったのですが、それぞれのキャラが把握できず、誰が誰なのかよくわからないまま半分以上過ぎてしまいました。女性は二人ですが、それ以外の男性が全然頭に入ってこない。これを読んだ方は皆さんちゃんと理解しながら読めていた...
前評判がすごかったので期待しすぎたかもしれません‥ 普通に面白くはあったのですが、それぞれのキャラが把握できず、誰が誰なのかよくわからないまま半分以上過ぎてしまいました。女性は二人ですが、それ以外の男性が全然頭に入ってこない。これを読んだ方は皆さんちゃんと理解しながら読めていたのかと思うと、自分の理解力がない事に若干落ち込みました(笑) 最後の一文も意味がわからず‥これはもう一度読むと面白さがわかる本なのかなと思いました。
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読んでいなかったとは… 改訂をしているようだけど、 やはり古さは否めない。 みんなタバコを吸ってるし。 以前から評判を聞いていたから、 ハードルがすっごく上がってしまっていた。 30年前なら、素直に犯人やトリック(?)に 感嘆していたはずだけど、 自分自身が擦れすぎてしまって、 想像を超えるまでではないと 思ってしまった。 もっと素直に読みたかったかも。 庭師は何故ああなったのか、 よくわからなかった。 また、動機が何人も殺すほどの強さでは ないような気がします。
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ぜーったいに騙されないぞ!と意気込んで読み始めた。一体いつ衝撃の一文がくるのか、とドキドキしつつも、そもそもその一文で衝撃を受けるまでに内容を理解できるかな?という不安もあった。ただ、文章は読みやすく、図解などもあって理解することができたのでストレスフリーに読めた。そして衝撃の一...
ぜーったいに騙されないぞ!と意気込んで読み始めた。一体いつ衝撃の一文がくるのか、とドキドキしつつも、そもそもその一文で衝撃を受けるまでに内容を理解できるかな?という不安もあった。ただ、文章は読みやすく、図解などもあって理解することができたのでストレスフリーに読めた。そして衝撃の一文!絶対騙されない!って思ってたのに完全に騙された。まさかまさか、、、!本当に面白いし、一気に読んでしまった。ミステリーは時間をあっという間に感じさせるし、読了後もトリックのミスリードの余韻に浸ってしまう。 そして、確かにこれは映像化不可能では?とも思うが、ドラマも楽しみだ。 追記:ドラマも見ました!姉は本未読、私は読んだ後だったから姉がドラマで引っ掛かるか心配だったけど、ちゃんと引っかかって安心?。 映像化も成功しているし、すごく面白かった!本を読んだ人はぜひ、ドラマもおすすめ!
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こないだミステリー小説で「これだけは読んでおけ部門」殿堂入り的な紹介をされていたので借りてきました。その前情報だけでハードルあがりまくりですが、さすがにそれを軽く越えるくらい面白うございました。 登場人物全員を超有名ミステリー作家の名前にするとかずいぶん遊んでいる。十角館という仕掛けは『薔薇の名前』かしらん? その結末たるやポリスの名曲そのものなんですが、これ読み終えてから綾辻さんのデビュー作と知って「ぜんぜん遊んでないじゃん! ガチガチのガチじゃん!」って唸るの巻。 こっからはネタバレ御免でお願いしますが、冒頭「敬愛すべき全ての先達に捧ぐ」とあるんですが、中身を見ると錚々たる先達に喧嘩を売ってるんですね。言っちゃえば「はい私が来たのでご退場ください」ってなもんですよ。さらに妄想をすれば、ミステリー作家たちはどんだけ有名でも数々の登場人物を殺してきたわけで、その報いをしっかりと受けるべきはずで、その鉄槌をくだしたのがこのお話の結末なんじゃないですか? だってポリスだもん。ってまさかね。
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おもしろかった!でも期待しすぎたかなぁ… 衝撃の一行を読んだときは確かに「え?」ってなったけど他のどんでん返し作品よりも優れているところがわからなかった。 どんでん返し系の作品がすごいって言われるのは 「事件解決!→実は…」のパターンだと思う。でもこの作品は「え、結局誰だったんだろ。死体5個あったんだから中村青司じゃないよね→「(あの一行読んで)え?」っていう感じ。 何が言いたいかっていうと、ミステリーという枠で考えるならすげえおもしろかったけど、どんでん返し作品として期待しすぎたから…って感じなので星4つ
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たった一行で戦慄する! まったく色褪せない作品で、もう何度も読んでるのですがまた読んでしまいました。こういうミステリーがやっぱり好きだと改めて実感。 でも実写化ってどうやるのでしょう。
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