十角館の殺人 新装改訂版 の商品レビュー
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まさかの映像化とのことで、この機会に再読です。(ドラマを観るかどうかはさておき…) この本がきっかけでミステリー小説にハマる人は多いと思うにですが、わたしもまたその1人で、その後の読書生活の中で本書以上に衝撃を受けたものは今のところまだありません。 それくらい、あの1行の衝撃はとんでもなく大きいものでした。 今回再読してみると、確かにその伏線のような記述がところどころにありはするなぁ〜というくらい。 あとがきか解説にも書かれていますが、物語の舞台が孤島である必然性があり、なおかつ島と本土の両方で物語が進行している意味を、最後の最後で私たち読者は気づくことになります。 親切なのは、ちゃんと最後に犯人の独白があるところ笑笑 でもこれ本当にどうやって映像化したんでしょう… 観たいような観たくないような^^;
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お気に入りの推理小説。「本」だからこそ成り立つ物語のおもしろさを教えてもらいました。限定愛蔵版が再販売されたら、次こそは購入したい…。
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Huluで実写化が公開されると聞いて読みました。 これ、どうやって実写化されるんだろう。 余計に楽しみになりました。
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綾辻行人の“館シリーズ”最初の作品。 館シリーズは気になりながらまだ2作しか読んでいなかった。今回この作品がHuluで実写化されるらしく新装改訂版が出ていたので満を持して読んでみた。 面白かった! なぜもっと早く読まなかったのかと悔やむほど。 科学捜査が進んだ今読めば、確かに大...
綾辻行人の“館シリーズ”最初の作品。 館シリーズは気になりながらまだ2作しか読んでいなかった。今回この作品がHuluで実写化されるらしく新装改訂版が出ていたので満を持して読んでみた。 面白かった! なぜもっと早く読まなかったのかと悔やむほど。 科学捜査が進んだ今読めば、確かに大雑把な印象もあるし、時代背景も古臭いけど、そんなことを軽〜く凌駕するほどの面白さ。 孤島のクローズドサークルで起こる連続殺人は本格ミステリファンには堪らないし、叙述の妙は引っ掛けだとわかっていてもワクワクする。 帯も、釣り文句も何も読まないでまっさらな頭で読むことをおすすめします。 (最近のミステリは帯が軽いネタバレになっているのは好ましくない) このミステリどう実写化したのか? 明日からの配信が見たくてたまらないです。
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面白い、続きが気になってすぐに読了 犯人はだいたい目星つけていたがまさかこんな繋がりがあったとは。衝撃の一文がずっと気になっていたが、それが出てきた時はまさかすぎて最初え?って戸惑った。本を読んでこんなにゾッとしたのは初めてかも。。どうやって映像化するのだろう。
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もはや説明不要の超有名な新本格ミステリー小説。 オススメのミステリーで最も紹介されている印象。 例の衝撃の1行では、「…えっ?」と鳥肌が。 3月22日からの実写映像化の配信に備えて読了。 (映画館で観れずHulu限定なのが残念…!) あのトリックがどう映像化されるのか楽しみで...
もはや説明不要の超有名な新本格ミステリー小説。 オススメのミステリーで最も紹介されている印象。 例の衝撃の1行では、「…えっ?」と鳥肌が。 3月22日からの実写映像化の配信に備えて読了。 (映画館で観れずHulu限定なのが残念…!) あのトリックがどう映像化されるのか楽しみです。 割と厚めの本でしたが、非常に読みやすく、物語に引き込まれ、気づくと土日で一気読みでした。 東野圭吾さんの「ある閉ざされた雪の山荘で」を読んだときと同じく、今度アガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」を読まなくてはと思いました。 結局のところ、人間を最も大きく動かすのは「愛」であり、その感情の前には理屈は敵わないということなんでしょうか。評判通り、面白かったです。 3.24追記 原作読んでない人と一緒に、犯人バレないかハラハラしながらドラマ鑑賞
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この作品が発売された年を考えるとあまりにも秀逸な作品であることを感じる。 また、解説のところで本書に関することではなく推理小説全体の隆盛について語られているあたりこの作品が後の作品に大きな影響を及ぼしたことは間違いない。
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ミステリ読破録に乏しい人間の感想であることご了承ください。 大昔に一度読んだが、実写化を記念して再読。 ミステリ作品に対する知識に欠けるせいで、「あのあれ、なんて作品だっけ、島にあるすごい変な館で全員順番に死んでいくやつ…」とずっと探していたのですが、いま一度話題になってくれたおかげで見つけ出せました。 ミス研で無人島の館へ、連絡手段はなし、"密室"状態の島の館で一人ずつ消えていく…あまりにも興奮させる物語の設定。 「あの一行」すら覚えていなかったので、緊迫感のある表現と展開、少しづつ彼らあるいは読者を真相に近づけていく構成、最後のどんでん返しまでドキドキハラハラの連続でした。 最初は洋風なあだ名を覚えるのに苦労しましたが、読み進めていくうちに全員の姿がなんとなぁく頭に浮かぶように。みんな個性があって素晴らしいキャラクター達だと思います。このあだ名がなければ物語も成立しないので、読み終わった後はなるほどという感情でした。 強いて言うなら、随所にミステリ好きに向けた表現が見られ、詳しくない自分にはあまりわからなかったことが悔しかったかな。「言わずもがな」という空気感が少し決まりが悪かった。 魅力的な設定。没入感のある表現。徐々に霧が晴れるも全貌は見えぬまま、最後ひと吹きの風で一変する景色。 まさに近現代ミステリーの原点にして頂点ではないでしょうか。 綾辻行人作品もっと読んでみたいと思います。
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面白ーい。7時間(1日)で読み終わりました。最後の犯人の自首?までの表現が好き。あと個人的には、この連続殺人は復讐のためということで、犯行のとき被害者に目的を伝えていてほしかった。
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十角形の館ならではなトリックがあるのかと思ったら全くそうではなくただただあの一行だけに特化したシンプルな作品。 今でこそ似たような物がよくあるのでそれ程ではないけど初版発行当時に読んでいたらとんでもない衝撃だったんだろうな。
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