十角館の殺人 新装改訂版 の商品レビュー
2024.07 昔読んだことをほとんど忘れて再読した。 元となる作品を踏まえた上で面白さにつながる構造上の仕掛けが素晴らしい。 2010.06 著者デビュー作。非常に練られていて読ませます。フェアな「本格推理小説」
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十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!’87年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版...
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!’87年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。
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個人的に、エウリイには生きていて欲しかったかもしれない。というより、やっぱりミステリがメインだからでしょうか、結構救い難いなぁと。 犯人は意外でした。どちらかというと、もう一人のよく動き回る方に目がいっていましたので。というか、最初に登場人物の名前がニックネームだったのがミソだっ...
個人的に、エウリイには生きていて欲しかったかもしれない。というより、やっぱりミステリがメインだからでしょうか、結構救い難いなぁと。 犯人は意外でした。どちらかというと、もう一人のよく動き回る方に目がいっていましたので。というか、最初に登場人物の名前がニックネームだったのがミソだったのかなと思いました。最後、エウリイとかの本名が出てくると、何故か違和感が。 後味が悪かったですが、面白かったです。
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孤島・角島を訪れた推理小説(ミステリ)研究会の大学生7人。 半年前に焼死した建築家・中村青司が建てた十角形の奇妙な館の中で過ごす彼ら、やがて始まる連続殺人。 生き残るのは誰なのか? 著者代表作、新装改訂版。 「本書をもって『十角館の殺人』の決定版とするつもりでいる」とのこと。 ...
孤島・角島を訪れた推理小説(ミステリ)研究会の大学生7人。 半年前に焼死した建築家・中村青司が建てた十角形の奇妙な館の中で過ごす彼ら、やがて始まる連続殺人。 生き残るのは誰なのか? 著者代表作、新装改訂版。 「本書をもって『十角館の殺人』の決定版とするつもりでいる」とのこと。 ミス研メンバー7人はそれぞれ、有名なミステリ作家の名前で呼び合っている。 海外作家の方に疎い私でも分かる名前ばかりがずらりと並ぶ。 外部と連絡が取れず、逃れる道もない状態で起こる、凄惨な事件。 そして、本土でも不可思議なことが起こっていて…。 角島と本土、それぞれが事件に追い詰められたり、追いかけたり。 両方を振り回す犯人の正体。 犯人は誰?? 7人のメンバーがそれぞれを疑い、その闇が深くなっていく緊迫した空気。 自分以外、信じられない。 読んでいる私も一緒になって、全ての人を疑ってみたりしたが、分からなくなるばかり。 “たった1行”が世界を変える-帯にある通りのことが起きる。 いつの間にか物語の登場人物になったかのように疑心暗鬼にとらわれていたら…息を呑んだ。 前のページに戻って、色々と確認したり。 怖っ。 面白い!
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アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」に なぞらえた、綾辻行人のデビュー作。 ラストのどんでん返しは何度見てもおもしろい。 小説ならではのトリック、これぞ ミステリといえる作品です。
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この本を読んで綾辻行人にはまりました。 登場人物が有名ミステリー作家の名前で語られ、私はそれまで海外作品をあまり読んでいなかったので派生して海外作品にも興味が湧きました。 内容としてもミステリーとしてとてもおもしろい本だと思います。再度読みたいと思える本です。
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デビュー作(の手直し版) 「吹雪の山荘」モデル。名探偵シリーズの第1作になるらしい。 名探偵?と首をかしげるような内容だが、トリック自体はおもしろい。 もう何冊か、読んでも良いかな?と思わせる。
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十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!’87年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版...
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!’87年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。 (amazonより抜粋)
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ミステリーが好きなのに何故か綾辻さんの作品は読んだことがなかったので、デビュー作から読んでみたのですが・・・まんまとやられました。いいところで文章が切れて、ページをめくるとたった一行、あっと言わせる台詞が。これが最初の小説だなんて凄いなあ。
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2010/04/20 mixi読書ノ会で知って。 すごい。よかった。 あのページをペラっとめくってハッ!!とする感じ。 素晴らしいですね。 王道ってやつですね。 もっと考えながら読んでたらもっと裏切られてもっと楽しめたかも。 もったいないことした。 サスペンスのオチっ...
2010/04/20 mixi読書ノ会で知って。 すごい。よかった。 あのページをペラっとめくってハッ!!とする感じ。 素晴らしいですね。 王道ってやつですね。 もっと考えながら読んでたらもっと裏切られてもっと楽しめたかも。 もったいないことした。 サスペンスのオチって結局色恋の嫉妬・復讐なんだなって気付いた。 そこは最近興ざめしちゃうとこ。 ちょっと1度サスペンスから離れたほうがいいのかもな。 でもこの裏切られる感じがやめられないから結局ミステリーに落ち着く私。
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