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十角館の殺人 新装改訂版 の商品レビュー

4.2

2302件のお客様レビュー

  1. 5つ

    914

  2. 4つ

    853

  3. 3つ

    356

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2010/01/25

 孤島、館、連続殺人。  これがかの有名な「十角館」か、とずっと手に取っていなかった『名作』を買ってみました。そして読み始めたら本当に止まりませんでした。時間を忘れて読んでいたし、第十章のラスト一行が目に入った瞬間ぞくぞくと肌が粟立ちました。これは、参る。本当に参る。しばらくミス...

 孤島、館、連続殺人。  これがかの有名な「十角館」か、とずっと手に取っていなかった『名作』を買ってみました。そして読み始めたら本当に止まりませんでした。時間を忘れて読んでいたし、第十章のラスト一行が目に入った瞬間ぞくぞくと肌が粟立ちました。これは、参る。本当に参る。しばらくミステリーは読んでいなかったけれど、また片っ端から読みたくなりました。本格の二文字が相応しいと思います。

Posted byブクログ

2016/10/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミステリの最高傑作「そして誰もいなくなった」を彷彿とさせる意欲作にして、新本格の旗手・綾辻行人のデビュー作。 …これがデビュー作ですか…('_')凄すぎィ 登場人物達がお互いを「エラリィ」「アガサ」など名探偵の名前で呼び合ったり、大学生らしくない口調だったり、感情表現が四角四面でリアリティに欠けたり、いちいち指摘してたら細かい不満は確かにあります。 それでも、そんな小さな不満を一つ一つあげつらうのがどうでもよくなるような、これぞ本格推理小説! という気概を感じさせてくれるだけで評価したくなるような一作です(^O^) 特に、この話を語る時には書かせない「衝撃の一行」は、特にミステリファンでない読者をこの道に引きずり込みうる力があります(^O^)と思う← エラリィが冒頭で述べた、社会派ミステリに対する考えには思いっきり頷きましたし、つまりミステリは読んだことない方にも、反対にミステリ読み込んでる方にも自信を持ってオススメしたい作品なわけです← …これがデビュー作ですよ…('_')(二回目) こんな作品書いちゃったら、そりゃあ次作以降に求められるレベルがハンパなくもなりますわ><

Posted byブクログ

2009/12/23

王道ともいえる、嵐の洋館系ミステリ。 かなり用心していたにもかかわらず、やられました。 二度読みした久しぶりの作品。

Posted byブクログ

2009/12/16

すみません。 あの『月舘の殺人』以外、 実は綾辻行人の作品は読んだことがなかったんです(汗) いや、本当にすみません。 たまたま、本屋で『十角館の殺人』で、 手に取り、読んでみました。 半年前に孤島で起きた猟奇殺人。 その孤島で、大学のミステリー研究会の7人が始める合宿。 ...

すみません。 あの『月舘の殺人』以外、 実は綾辻行人の作品は読んだことがなかったんです(汗) いや、本当にすみません。 たまたま、本屋で『十角館の殺人』で、 手に取り、読んでみました。 半年前に孤島で起きた猟奇殺人。 その孤島で、大学のミステリー研究会の7人が始める合宿。 本土に残る主人公のもとに送られてきた謎の脅迫状。 そして、ある朝「第一の犠牲者」が出てしまう・・・ いやぁ、森博嗣の『すべてがFになる』を思わせる、 大どんでん返し! 本当に「たった一行がすべてを変える」ですね。 鳥肌立ちました。 どんでん返し好き、ロジック好きの人はぜひぜひ! って言うまでもないか。

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2009/11/21

確かにびっくりしたけど、物語の雰囲気にはどうもなじめなかった。 そのせいか、最初はなかなかストーリーが頭に入ってこなかった。

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2009/11/12

亡父が残した京都の邸「人形館」に飛龍想一が移り住んだその時から、驚倒のドラマが開始した!邸には父の遺産というべき妖しい人形たちが陣取り、近所では通り魔殺人が続発する。やがて想一自身にも姿なき殺人者がしのび寄る!名探偵島田潔と謎の建築家中村青司との組合せが生む館シリーズ最大の戦慄。...

亡父が残した京都の邸「人形館」に飛龍想一が移り住んだその時から、驚倒のドラマが開始した!邸には父の遺産というべき妖しい人形たちが陣取り、近所では通り魔殺人が続発する。やがて想一自身にも姿なき殺人者がしのび寄る!名探偵島田潔と謎の建築家中村青司との組合せが生む館シリーズ最大の戦慄。 アガサ・クリスティ「そして誰もいなくなった」の完全パロディ。 この本を読んでなければあっと驚くが、読んでいたのでここまで一緒かぁと思ってしまう作品。好きな人は好きかも。

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2009/11/19

館シリーズ。初綾辻作品。 ずっと読んだことなくて手に取ったのがわりと最近だったせいか、とりあえずニックネームの嵐に軽く引いて挫折しそうになった・・・。 館シリーズは雰囲気が好きデス。

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2009/11/04

アガサクリスティーの次に読んだ推理小説です。 私はこの本を超える衝撃を受ける本にまだ出会ってない気がします。 もう一度記憶をなくしてこの本を読んでみたい。 全てはあの一行のために。

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2009/10/25

それから好きになる作家の最初に読んだ本は大抵が思い入れが強いけれど、これもそんな1冊で、トリックも犯人も分かっていても面白い。少しロマンチックで哀愁漂うところが絶妙なラストは何回読んでも切ない。勿論、いわく付きの館と孤島と言う設定は魅力的だし、トリックは見事。古典のミステリー小説...

それから好きになる作家の最初に読んだ本は大抵が思い入れが強いけれど、これもそんな1冊で、トリックも犯人も分かっていても面白い。少しロマンチックで哀愁漂うところが絶妙なラストは何回読んでも切ない。勿論、いわく付きの館と孤島と言う設定は魅力的だし、トリックは見事。古典のミステリー小説を読み始めるきっかけになった1冊でもあります。

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2009/10/19

ミステリ愛好家たちが事件に巻き込まれ、そして事件を推理していくのだが、「趣味として好きというだけのことが実際に起きた」という際の登場人物たちの反応としてはちょっと現実味が薄く感じられる描写が多い。まああんまりそこ(心性だとか)を掘り下げちゃうと「本格派」の面白さが薄れちゃうという...

ミステリ愛好家たちが事件に巻き込まれ、そして事件を推理していくのだが、「趣味として好きというだけのことが実際に起きた」という際の登場人物たちの反応としてはちょっと現実味が薄く感じられる描写が多い。まああんまりそこ(心性だとか)を掘り下げちゃうと「本格派」の面白さが薄れちゃうということなんだろうけど。あと舞台の「館」にもうひとつ魅力があればなあ・・・。トリックは面白かったです。

Posted byブクログ