十角館の殺人 新装改訂版 の商品レビュー
ミステリー研究会のメンバーが孤島で合宿することにしたが、そこで連続殺人が起こる。 最後あたり、一言でひっくり返される物語の真相に驚いた人も多い気がする。 ちなみに、綾辻行人はこの作品で『新本格ミステリ』という新ジャンルを打ち出し、ミステリ会に新しい風を呼び込んだらしい。
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犯人は序盤から何となく分かります。 が、いざとなると犯人にびっくり! 読んだ最初はえ?え??って思いました。 でも動機がイマイチかなぁ…。
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序盤で犯人や事件の全体像は、何となくだけど把握出来てしまい、 さらにS&Mシリーズのファンとしては、それと違い登場人物達に そのキャラを楽しむ要素が殆ど無くて、 これはあまり楽しめないかも...というのが第一印象だった。 けれど、十角館で次々と起こる殺人は非常にスリリン...
序盤で犯人や事件の全体像は、何となくだけど把握出来てしまい、 さらにS&Mシリーズのファンとしては、それと違い登場人物達に そのキャラを楽しむ要素が殆ど無くて、 これはあまり楽しめないかも...というのが第一印象だった。 けれど、十角館で次々と起こる殺人は非常にスリリングで、 強いサスペンス要素に、瞬く間にのめり込んだ。 そしてやはり強烈なインパクトがあった、あの場面。 後々読み返すと、いかに計算尽くされた話であるかよく分かる。 今では日本のミステリ作品で最も優れた一冊だと思っている。 特にラストの描写が、個人的にとても好み。
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綾辻さんの作品で初めて読んだ作品です それまで色んな推理小説を読んで来てましたが 凄い衝撃的でした 思わず戻って読み直したくらいです 嘘やん。って声に出した衝撃 それ以来、すっかり綾辻さんの虜です(笑) 現代的なアンティークな雰囲気がアタシすきです
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最初は楽しいのでいっきに読んでいって犯人が分かる衝撃的な一文で驚く。 でも、そのあとにある犯行動機なんかを読んでいると気分が落ち込んでしまう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
久しぶりに本格ミステリーを読んでみたいと思って、ブクログで評価が高かったこの作品を選んでみました! 1987年に書かれた物語なので、犯人からの手紙が「ワープロ」だったり、女性の髪形が「ソバージュ」だったり、ちょっと時代を感じれる。でも、古臭さは全く感じない。(新装改定版だから?)最初から最後まで、おもしろく読めた。 大学ミステリ研の7人が訪れた孤島で、次々に起こる連続殺人。彼らを狙うのは誰か、仲間の中に犯人がいるのか、緊迫した展開が続くなか、本土でも、彼らの仲間が別の面から事件に迫っていく。その犯人が分かる瞬間(分かる1行!)が、おもしろい。 ただ、「エラリイ・クィーン」「アガサ・クリスティ」「モーリス・ルブラン」などのミステリ界の巨匠の名前に全くピンとこない人は、おもしろさも半減かも。 そういう意味でも、本格ミステリー? 登場人物の心理描写より、ミステリーとしてのプロットに重きをおいている感じの作品だけれど、始まり方と終わり方はよかった。狂気に飲み込まれた彼に下された最後の審判。私は、彼の最後に残った「良心」が彼を救ったのだと思う。 前評判を読んで期待しすぎてしまったのか、おもしろかったけど、そこまで犯人やトリックに驚きは感じれなかったので、★は3で。
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島田荘司さんが辻サンの名付け親。 登場人物に“島田潔”とは、島田荘司さんの『島田』と、御手洗潔シリーズの『潔』から?? 島田荘司さんの影響を強く受けてると感じる。 それにしても若くしてこの作品。 スゴイ。
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「最後のどんでん返しに驚く」というレビューを読んで、あれこれ想像しながら「絶対に驚かないぞ!」と読み進めてみたものの見事に罠にはまり、犯人が分かった時は鳥肌が立った(笑) かなり昔の小説だったけど、読みやすく名作なだけあって面白かった~! どんでん返し好きにはたまらない一冊だと思...
「最後のどんでん返しに驚く」というレビューを読んで、あれこれ想像しながら「絶対に驚かないぞ!」と読み進めてみたものの見事に罠にはまり、犯人が分かった時は鳥肌が立った(笑) かなり昔の小説だったけど、読みやすく名作なだけあって面白かった~! どんでん返し好きにはたまらない一冊だと思います☆ 他の作品も読んでみたい!
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王道ミステリーではないでしょうか。 結末の章に入る前の一行で震えました。 またきちんと謎解きも説明されてるので分かりやすい名作といえると思います。
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ラストの真相にびっくり。 どんでん返しものでも、すごくレベル高いと思います。 雰囲気は金田一少年みたいだった。 ミステリー好きは是非!!
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